認知症予防のために音楽を楽しもう!!
40代から始めたい認知症予防をお伝えします。
認知症とは脳の細胞が死んでしまったり、働きが悪くなったりしたためにさまざまな障害が起こり、生活するうえで支障が出ている状態のことを言います。
詳しくはこちら→http://musictherapy.aichi.jp/?p=763
実は認知症は 20歳 からでも発症しますが、発生率はそんなに高くありません。
やはり40代あたりから徐々に高まり、65歳をすぎると5人に一人になるともいわれています。
認知症にならない為には40代から予防に努めていく必要があります。
手先を使え
認知症の方のリハビリグッズは手先の訓練になる物や頭の訓練にもなるものが多いですが、昔から”手先を使う人はボケない”って言いますよね
手先を使うことにより脳を使うからと言われています。
正確な部分で言うと「前頭葉」という部分だそうです。
前頭葉の働きは、意欲、創造、実行です。手先を動かすというのは前頭葉から指令が出ているんですね~。
前頭葉が委縮すると意欲がなくなったり、理解力が欠如したり、感情のコントロールが利かなくなったりします。
だから手先を使い前頭葉を刺激することにより認知症予防になるのです。
手先を動かすとは?
手先を動かすことでお勧めしたいのが絵を描く、陶芸という事。手先だけでなく、創造力という観点からも前頭葉を刺激します。女性であれば手芸やフラワーアレンジメントなどもいいですね。
しかし、手先を動かく趣味などでは往々にして細かな作業などが多く、目が悪い人(老眼含む)には非常に辛かったりします。
眼鏡をかけることで目が疲れ、嫌になってしまう方も多いと聞きます。
音楽で手先を使う
そんな疲れてしまう方に、もっともお勧めしたいのが音楽です。
と・・いいましても楽器をしたことない人にはハードルが高い感じがしますよね。
ここでは、ピアノを弾きなさい、ギターを弾きなさいと言っているわけではないんです。
カスタネットでも、タンバリンでも、トライアングルでもいいんです。
リズムに合わせて一緒に音楽を演奏するんです。
音楽を演奏するというのは、相手の音を聴き、タイミングを合わせて楽器を鳴らします。
音楽を認識する聴覚野と呼ばれる場所がありますが、マサチューセッツ工科大学の研究によると脳には音楽に特化した神経経路が備わっているそうです。また、音楽は、会話や言語よりも古いものであるという理論が存在しているそうです。
そんな不思議な脳の作用も利用しつつ手先を使うことは、創造力と意欲、そして解釈をすることが出来るようになります。
前頭葉と側頭葉の動きを活発にすることは脳全体の刺激にもつながりますので、是非トライしてみて下さい。
通い場
そんな音楽を奏でる通い場として「とよたMケアの会」は様々な企画を用意していますし、高齢者施設には出張訪問して音楽の活動を推進しています。
難しいことはありません。難しいことも考えません。
音楽を聴き、リズムを一緒に刻むだけです。
わざと難しいリズムをしてみると一気に笑いに変わります。
そんな楽しい音楽の通い場を是非体験してください!!
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