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あるのか?ないのか?音楽療法のエビデンス

音楽療法のエビデンスに関しては多くの疑問や考え方があります。

私たちはこんなに身近に音楽に触れ、多くの力をわかりつつも、いざ音楽療法のエビデンスとなると尻込みをしてしまいます。

なぜなのでしょうか???

それは音楽自体が認知用予防に寄与したり、病気を治したりという確たる証拠を出しにくいからなのです。

私たちは音楽により気分を上げたり下げたり、または音楽により笑ったり泣いたりしますよね??

そこまでは誰もがわかっていることですが、実際に病気は治りません。

先に話したように音楽は気分を上げたり下げたりできるものでもあるので、自分が好きな音楽を聴けばかならず心に作用します。

その心の作用がNK細胞に結びついたり、記憶を呼び戻したりするので直接的なエビデンスはないのではないか?と思うからです。

事実、心に作用と言えば何も音楽でなくても良いわけです。

お笑い番組や、映画でも同じように心に作用があり、免疫力の向上や、認知症予防につながるのかも知れませんし、日本音楽療法学会の定義にも病気を治せますとも書いておりません。

あくまでも心に作用し生活の質の向上という定義ですので、ぼやけています。

しかし、それが現実であり難しいところなのです。

こんな事例を見たことがあります。

音楽療法をしたことによって認知症予防ができた! と・・・

何をもって予防できたと判断するのか?本当に音楽療法が効いたのか?

それは全員に当てはまるのか??などなど疑問がたくさんでてしまいます。

確たる証拠(エビデンス)を結び付けることが出来るのか・・この論争はいつまでも続くのかもしれません。

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投稿者

fumio_takaseki@j3d.jp

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