こちらは要介護度5の実母の病気や入院生活、自宅介護などについてつづっていたブログです。

母は2021年10月に心不全で亡くなりましたが、現在もときどき母の介護の振り返り記事等を載せております。

 

母、2017年の初夏に脳出血を発症。

 ★脳出血の話は急性期病院 リハビリ病院

 

そして2019年の晩秋に脳梗塞を発症

 ★脳梗塞の話は急性期病院 リハビリ病院

 

 

 

夫の実家のトイレ改修の件、今月下旬に着手できそうです。

 

先日は、介護保険に加えて障害福祉の住宅改修の助成を使わせてもらうべく市役所に申請に行きました。

 

 

 

住宅改修というと介護保険のイメージが強いですが、市町村によっては障害者福祉サービスにも住宅改修工事の助成があるところがあります。

 

名称は「日常生活用具給付等事業」などとなっているので、介護ベッドやリフト等「用具」に限った印象がありますが、項目には住宅改修も含まれています。

 

 

厚生労働省のホームページにも記載がありますが、実施主体は市町村なので、前述の通り全ての自治体で採用されているわけではありませんぶー

 

 厚生労働省ホームページより

 

 

 

 

で。

申請に行った際には「審査ののちに決定通知書が届きます」とだけ言われていたのですが……

 

いきなりリフォーム業者さんの方にいろいろな書類が送付されて(しかも詳細説明もない)ガーン

 

そういえば、わたしたちも申請後の流れの説明もされていないガーンガーン

 

 

 

この事業の大まかな流れとしては、

  1. 市町村に利用者が申請
  2. 調査後、市町村から利用者宛てに決定通知書・日常生活用具給付券・代理受領にかかる委任状を送付
  3. 市町村が業者に委託決定通知書を送付
  4. 利用者は業者に給付券と委任状を提示して契約
  5. 業者から利用者に製品の引渡し・工事を実施
  6. 受領後、利用者は業者に署名した給付券・委任状を渡す
  7. 業者が請求書(市町村長宛て)・給付券・委任状を市町村に提出
  8. 市町村が業者に公費負担金を支払う

★代理受領の場合

★利用者に自己負担額がある場合は製品の受領後支払いをする

 

です。

 

 

しかーし!

わが市にはパンフ・ホームページともに何も資料がなかった

ので他市を参考に学習しました笑い泣き

 

 

上田市のホームページがすっきり整理されていてわかりやすかった……ステキだわラブラブ

 

 

 

 

しかもうちの市。ちょっとおかしくて。

 

上記のように、本来は利用者に給付券と委任状を渡すのが筋なのですが、なぜか業者に送っちゃう。

 

 

障害福祉課の窓口で

「他は利用者宛てに送っているようですよ。

 業者さんも顧客側が署名するものを送られて困惑しています。

全体的な流れや記入についての説明書類も入ってないですし」

と伝えたけれど。

 

「うちは業者さん宛てに送ることになっています。説明書類とかも特になくて……」

ですって真顔

 

 

 

担当者とお話しした感じでは、そもそも制度についてあまりよくわかっていない風でした。

しかも他の市町村がどのようにしているのかも知らないし調べていない。

指摘しても「決まりなので」と受け流す。

 

 

この「日常生活用具給付等事業」について利用者に説明する書類も作っていないこと自体おかしくない?

と、一般市民としては思うけど職員は共感してない様子。

 

 

 

ひょっとして……

この制度、ほとんど使われていないんじゃ……

 

 

 

リフォーム業者さんも全く知らなかったそうで

「知っていたらご案内できたのに……」

とおっしゃっていました。更に

 

「市としては一応制度はあるけど使ってもらいたくないのかしらね」

だよね。そう思うわ

 

 

 

そもそも「日常生活用具給付等事業」という名称がわけわからんですよね。

それに「日常生活用具給付券」ってなに?

コレ、別にチケット的な仕様じゃなくてA4サイズなのですよ。券じゃないじゃん。

 

 

業者さん曰く

「パンフレットがあったとしても、難しい言葉を使われると読む気もなくなりますよね。特に高齢者の方は」

 

加えて

「つくねさんは色々調べられてすごいです。

でもお若いからできるのかもしれないですね」

 

 

なんでも、知人の高齢女性にタクシー券のサービスがあることを教えてあげたのですが、市に出かけて行ったり電話をしたりするのが億劫なようで申請しなかったことがあったそうで。

 

「高齢の方だとどうしてもそこまでの気力がないんですよね。だからもっと利用しやすくなる方法があるといいのですけど」

 

 

 

 

 

たしかに。

わたしも今回の助成を受けるにあたって、すっごく調べましたうーん

 

同じことを義父母にできるかといったら無理だと思います。

 

 

調べて出向いて、説明を聞いて理解して申請して。

 

 

 

 

 

みなさんも日々、介護保険やら障害福祉やら高齢者やらのサービスの申請でエネルギーを削られまくっていることと思いますぶー

 

 

でも動かないと、もらえるはずのおカネやサービスが手に入らない……

だってあれこれ教えてくれないし。

 

 

仕方ないから、メンドウでも頭がショートしそうでもやるけどさあぶー

 

 

でも。なんとかもうちょっとならんのか。

とは思いますよねええーん

 

 

 

 

ショートしてフリーズ中

 

 

 

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