配給でいただいて嬉しかったもの | 道産子な母ちゃんの転妻生活

配給でいただいて嬉しかったもの


おばんです。

前回の「祝?ブログ一周年!ありがとうございます」に暖かいコメントありがとうございました。
返信できてないコメントは後ほど読ませていただきます。



いつも北海道成分が強めのこのブログですが、今日は北海道ネタはあまりなく、転勤族の我が家がいま現在暮らしているフィリピンで配給品をいただきました!というお話です。


コロナ禍で武漢超えのロックダウン延長に突入のフィリピンの配給品にご興味ある方はご覧ください。


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転勤族の我が家は日本国内の転勤生活を経て、昨年から父ちゃんの海外転勤でフィリピンで生活しています。
治安や医療面が不安ですが、色々と事情がありフィリピンにまだ残っています。




父ちゃんは日本企業のフィリピン支社で働いており、ロックダウンが始まってからは在宅勤務中です。

私たち家族は、マニラ首都圏のタギッグ市のBGCというエリアのコンドミニアムの部屋を借りて住んでいます。


フィリピンは1週間ほど前に台風がありました。

BGCは台風の被害は無かったようですが、最近は雨がたびたび降っています。気温は少し下がりましたが、湿度が上がり不快指数は高くなりました。
蚊も増えてきたのでデング熱などの感染症も心配です。

室内から蚊がいなくなるスプレーをしていましたが、刺されてしまいました…

以前にブログで紹介した私が好きな書店(Fully booked)と街の2月下旬の様子。
(追記☆画像には、日本語の本は最上階と載せましたが、2020年7月に買い物に行ってみたら、日本語の本・漫画や日本のキャラクターグッズは最上階から2階の子ども向けフロアに移動していました)


私の住むBGCは、写真のように高層ビルが立ち並ぶ都会です。
(北海道で例えると札幌の大通り公園近辺を高層ビル群にしたみたいな感じ)

道も整備され、街の中やお店は大きな銃を持った警備員が見回っており、フィリピンの中では治安が良いとされるエリアです。



MJS(マニラ日本人学校)もBGCにあり、外出すると高確率で知り合いに遭遇するほどたくさんの日本人が住んでいましたが、ロックダウンが始まり奥さんと子どもだけ日本へ帰国した家庭が増え、残っている知り合いがかなり減りました。



我が家のように日本へ帰国せずに生活している人達がまだいることや、フィリピンにいる日本人世帯にも平等に配給品が届けられていることはネットで知っていましたが、他の日本人が配給を受けてからずいぶんと日にちがあいたので、まさか自分達も配給をもらえるとは思いませんでした。



同じタギッグ市BGCに住んでいて4月に配給品が届いたという日本人の情報をネットで目にしてから既に1か月が経ちましたが、昨日、とうとう我が家にもタギッグ市からの配給品が届きました。


配給でいただいたのは、透明のレジ袋二つとジッパー付き袋の計三つです。
(袋への入れ方や渡し方はバランガイやコンドミニアムによって異なるようです)


三つの袋に入っていたのは

袋1(二重にした透明レジ袋。内側の袋は固く縛られていたが穴が開いて溢れていた)
お米(5.4kgくらい)


袋2(透明レジ袋、口が縛られていた)
クラッカー
缶詰(ツナ、コンビーフ、トマトサーディン)
即席麺
インスタントコーヒー
お湯で溶くオーツシリアル(チョコ味)


袋3(透明ジッパー付き袋)
石鹸
シャンプー
洗剤
歯ブラシ3本
女性用品(4枚入り2パック)

以上の品々が入っていました。


BGC市在住で先に配給品を受け取った他の日本人がネットで公開してる情報を見ると、お米の量に差はあるようですが、食料品や衛生用品は商品のメーカーや味の種類が違うくらいでだいたい同じ感じのようです。

他の市に住んでいる日本人がネットで公開している情報をみると、やはり米と缶詰と衛生用品のようですが、世帯人数に合わせた配給の量では無さそうな感じがしました。

バランガイ(フィリピンの地方自治区)によって違うのかもしれません。





フィリピンのドゥテルテ大統領は、フィリピンにはお金が無いと言ってるのに、私達のような外国人にまで自国民と同じように配給品を届けてくれました。

(日本にいる外国人にも給付金10万円が渡されるのと同じかもしれませんが)



フィリピンのみなさん
配給ありがとうございます!





バランガイ(フィリピンの地方自治区)やコンドミニアムによって配り方は異なるようですが、我が家の場合は突然部屋の玄関チャイムが鳴らされました。


インターホンの調子が悪いので直接来てくれたのかもしれませんが、うちに渡した後に同じ階の他の部屋のチャイムも鳴らしていたので、順番に配っているようでした。



配給を受け取った父ちゃんによると、特に手続きはしておらず、受け取りのサインだけだったそうです。
(外出許可証発行の手続きが配給に結びついた可能性はあります。我が家が外出許可証をもらえたのは他の地区より遅かったので、配給も遅かったのかもしれません)




日本企業の駐在員家庭なので給与は保証されており、近くに店もあるので食べ物に困っている訳ではありませんが、重いお米を買うのが大変で実は最近困っていたので、とても嬉しいです。


1家庭1名の外出制限がまだ続いており一度に買える量は限られていますし、感染の機会を減らすために買い物に頻繁には行きたくないですし、食べ盛りの子もいるので米の配給をいただけてとても助かりました。


うちの子は小柄で小食だったのですが、最近たくさん食べられるようになりました。
そしたらお米の減りが早くなって…



お米以外の食品も保存が効くものばかりで、うちの子が好きで我が家では非常食も兼ねて常備しているクラッカーもいただけて、子どもは大喜び。

お湯で混ぜるチョコレート味のオーツシリアルみたいなものは、各種ビタミンが入っているようです。
フィリピンはこういう甘いドリンクにビタミンやカルシウムを添加した商品をスーパーでよく見かけるので気になってました。
野菜などをバランスよく食べて栄養を摂ろうとするとお金もかかるので、こういうので済まそうという人も多いのかな。

日頃からオートミールは食べ慣れているので、甘さもあり子どもが喜んで飲んでくれました。

(子どもの外出は禁止のままで、うちの子は2ヶ月以上部屋から出てません)



配給品にインスタントコーヒーが入っているのがフィリピンらしいなと思いました。
フィリピンのインスタントコーヒーは砂糖とミルクが入った3in1の甘いコーヒーが定番らしいです。

配給の甘いインスタントコーヒーは、日本人だったら配給品に緑茶が添えられてたら嬉しいと思うのと似た感覚なのではないかなと私は思います。


女性用品も配給品に入ってました。
日本なら生理用ナプキンは残念ながら中身が見えない袋に隠されてしまいますが、フィリピンでは日頃から隠さずにみなさん買ってます。

生理用品の配給も透明のジッパー袋に他の物と一緒に入ってました。
ただ、私の認識では生理用品は薬品や臭いがするものと一緒に保管してはならないはずですが…そこは目を瞑りましょう。(ついでに鼻も塞ぐ)

(フィリピンではこれとは別にロックダウン開始時に避妊具が配布された地域もあったようです。以前コロナ禍での妊娠のリスクや避妊についてブログで少し書きましたが、私が密かに恐れていたことが現実に起きているらしく悲しいです。コロナ禍で外出自粛になり、することがなくて性行為に励んでしまったり、避妊してもらえずに望まない妊娠をして辛い思いをしている人が色んな国で増えているそうです。日本では10代の子の相談件数も増えているそうです。コロナ禍による外出自粛でDVが増えているそうですが、避妊に協力しないのも立派なDVです。DVを我慢する必要はありません!あなたは何も悪くない!助けを求めて逃げてください


性についてパートナーときちんと話し合えることが理想ですよね。
生理用品も避妊具も、恥ずべき物・隠されるべき物ではなく、女性の権利として堂々と買える世の中であって欲しいです。


フィリピンと同じようにロックダウンで1家庭1名しか外出できない国に住んでいる日本人女性が生理用品の購入を夫に頼まなければならず困ったという話も読んだことがありますので、フィリピンでは配給されて嬉しかった人もたくさんいたのではないかと思います。


私は三月に緊急帰国になった人から食料品とともに生理用品もいただいていたのでとても助かりました。

ありがとうございます。
いつか再会できる日を信じてます。


配給品が届いた時、私はちょうど子どもの髪を切っていて手が離せず、どんな人が届けてくださったか見ていないのですが、Thank you!と玄関に向かって声をかけました。

なかなか咄嗟にマラミンサラマッポ(Maraming salamat po)は出ませんね。
せめてThank you poにすれば良かったかな…

salamatがタガログ語でありがとうの意味。maramingはたくさんの意味。poはタガログ語で丁寧な表現にする時に使うらしく、英語のThank youにpoをつけThank you poというフィリピン独特の言い方がある)



お米はいくらあっても使うので助かります。
早速、昨日の夕食からいただきました。


フィリピン人の主食は米です。
フィリピン料理で使われるお米は日本の短粒種の米より粒が細長く、独特の香りがしてパサパサしている米が多いですが、昨日配給でいただいたものは粒は細長いけどパサパサしてませんでした。



一般的なフィリピン料理に出てくる細長い米は、日本の人にはタイ米を思い浮かべてもらえばわかりやすいかな?
フィリピン料理は汁気があるものも多いので、ご飯と混ぜて食べるとちょうど良いのです。


引っ越して来た頃はフィリピンの長粒種のお米が苦手でしたが、フィリピン料理にはフィリピンの長粒米の方が美味しいし、自宅で炒飯を作るときはフィリピンのお米で作るとぱらりと仕上がって日本米より美味しく仕上がるので今は好きです。(ファストフードのデリバリーで余ったライスを冷凍保存し炒飯にして後日美味しくいただくのが密かな楽しみ)


でも、昨日配給でいただいたお米は粒が長めですがあまりパサパサしておらず、日本から持参したIH圧力炊飯器のもちもちモードで炊いたら日本食にも合う食味で美味しくいただけました。

配給でいただいたお米はレジ袋に詰められていて銘柄はわかりませんでしたが、見た目や炊いて食べた感じは我が家にあった写真のお米JASPONICAに似てる感じがしました。
JASPONICAは長粒だけどもちもちしてる(ジャポニカ米とジャスミンライスのハイブリッド種らしい)ので、香りが気にならなければ日本米が無い時の代用に使っている日本人もいますよね。

もちろん、他の日本人駐在員同様にあきたこまちやこしひかりなども手に入る時に買ってますが、我が家はこのもちもち長粒も好きです。
香りが気にならないように、料理によって米を使い分けるのがストレスなく食べ続けるコツかな。



昨日は配給の長粒米のご飯を子どもがおかわりして食べてくれました。
美味しいお米の配給をありがとうございました。




フィリピンのロックダウンは段階的に制限が解除されており、マニラ首都圏も営業できる業種が増えてモールも一部営業が再開されていますが、理容室の営業再開はまだまだ先のようです。
(モールに入場するにあたり、従来の手荷物検査・検温に加えて、外出許可証と身分証明書の提示が必要になります)




雨で気温は下がりましたが湿度のせいで不快指数が高くなり、二ヶ月以上伸び放題の髪の毛が邪魔になってきました。


昨日は子どもの髪を切ってあげた後、父ちゃんの髪も切ってあげました。


おうちヘアカットのお話はまたそのうち機会があれば…





フィリピンは今週月曜日はラマダン明けの休日でオンライン授業もお休みなのでちょっと一息つけたらいいな。
(フィリピンのお休みはギリギリに発表されることが多いです。カトリック教徒が大半の国ですが、イスラム教徒もいます)


日本は緊急事態宣言が解除されるところが増えましたね。

自粛から解放されたと勘違いしてハメを外して感染する人が出なければ良いのですが…



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とりあえず今は自分の体調回復と子どもとの生活優先です。

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したっけねーパー
(※「したっけ」は「そうしたら」という意味の北海道弁。会話の最後に「そうしたらさようなら」の意味でも使う。) 
(私のブログで取り上げている北海道弁や北海道の生活に関する他の話題は「【索引】北海道弁と北海道生活に密着した言葉(随時追加更新)」をご覧ください)
 転勤族と結婚して北海道内で引っ越し、内地へ引っ越し、昨年から海外転勤族になってフィリピンメトロマニラ(マニラ首都圏)のタギッグ市のBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ、フォートボニファシオ)へ引っ越してきた、英語が苦手な駐在妻の、道産子な母ちゃんでした。 

最後まで読んでくださってありがとうございます。 
Maraming salamat po. 



本当に最後のここまで読んだそこのあなた!

あなたが来月
つやつやピカピカの
美味しいお米が
食べられますように!
おまじないかけておきます




打首獄門同好会の
『日本の米は世界一』を
シャウトしてから寝るべ






母ちゃんが好きな米の銘柄は
ゆめぴりか
(フィリピンじゃ手に入らないべな)


ゆめぴりかは
覚めても食味が良く
お弁当やおにぎりにもお勧め
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