アメブロと私の思い出は...
ともみと髭マンの、ともみです。
私がアメブロをはじめたのは４年前。
無職になった夫とフリマ生活
そのころ私は無職になった夫（髭マン）と
どうにかこうにか生活していくため、
毎日必死にもがいていました。
私は仕事をしていましたが、
休みの日には生活費を稼ぐため、
早朝から夫を連れてフリーマーケット
へ行くようになりました。
朝５時起きで、実家から仕入れた不用品の山
を小さな車に積め込み、毎月毎週あちこちの
フリマ会場へ出かけていました。
なぜそんな生活になったのよ？
料理が大好きな夫にはずっと、
『自分のお店を開きたい』ていう夢があって。
そのための貯金をコツコツしていたんです。
だけど、私の大失敗でかなりの金額を失って
しまいました。
とにかく手元に残った僅かな貯金には絶対に
手をつけないでおくこと。
失った分は私の収入で埋め合わせること。
だから夫の夢を実現するまで、
生活費をフリマで稼ぐことにしたんですよね。
なんで夫が無職になったの？
私がね、
『自分の夢を本当に叶えたいなら、
今の仕事辞めてそろそろ本気でやろうや』
て言っちゃったからです。
『料理が好き』
『自分の店を開きたい』
と言いながら、
最終的にはどこか諦めているような、
逃げているような。そんな感じの当時の夫。
私は、口先だけってのが苦手で。
『やりたい…だけど生活があるし』って、
言い続けてる夫を見てると腹が立ちました。
まるで私のために我慢してるとでも言いたげ
な態度がすごくイヤだったし。
生活があるし…と、未練を残すほどの高収入
でもなかったので。
夫はインドの人
私達の出会いは第三国のオーストラリア。
彼をAUSに残して帰国した私。
日本で結婚しようって決めたときは遠距離でした。
日本にきてから日本語を覚え始めた夫は、
就職活動も日本語の壁ですごく苦労しました。
インドの大学を卒業後オーストラリアの大学
へ留学しITビジネスを学んだ夫の履歴書は、
立派過ぎるくらい立派でした。
だけどインド人と言うと面接すらしてもらえ
ない事もありました。
履歴書を見て運よく面接を受けられても、
日本語が出来ないならごめんなさいな企業
ばかりでした。
そうこうしてるうちに私の実家の家族は苛々。
いつまで無職で居候するつもりなんだ？と。
そもそも私達の結婚に反対な父の態度は最悪。
（とても感謝はしていますが…）
だからとりあえずの生活費のために、企業や
業種へのこだわりを排除。履歴書に書く学歴
を減らしてわざと見栄えをわるくしてみたり。
そうして、ようやく得られた仕事は、
お弁当工場のコンテナ洗浄係。
面接も私が付添通訳。時給は最低賃金以下でした。
そこはあまりにもブラックだったので、
二年後に転職。転職を機に、実家から
出て夫婦二人暮らしをはじめました。
が…研修期間を経てようやく正社員になれた
途端に、上司からの酷いパワハラ、離職。
この頃からかな「自分の店を開きたい」と
夫が何度も何度も言うようになりました。
結局その後はパートタイムを二つ掛け持ち。
ひとつは飲食業の勉強になればと、病院内
にある厨房で調理する仕事を得られました。
この頃の夫、すごくハードだったと思います。
朝から午後2時半までホテルのハウスキーピング。
午後3時から夜まで病院内で調理。
移動距離を考えると、ほぼ昼休憩なし。
夫は毎朝「仕事行きたくない」と言いながら
イヤイヤ学校にいく子供みたいな顔をわざと
私に見せて玄関を出ていくんです。
私はフルタイム＋残業。
二人共ストレスだらけで疲れきって。
夜は悪夢にうなされ、そしてまた翌朝、
夫はイヤイヤな顔…の繰り返しでした。
私は飲食業とはほぼ無縁で。
いや、バイトくらいはした事あるけど。
『飲食店を開業する』というのは
いったい何をどうすれば良いの？？
何から始めれば良いの？？
そんな状態でした。
それでも開業資金用の貯金だけはコツコツ
していて。少ない収入の中から貯金をする
といつも生活費は残りわずか。
とても苦しかったので、当時は子供を作る
ことも諦めていましたもんね〜。
さらには私の大失敗…はい、ど素人のFX
貯金を増やしていたはずが、
あの日のチャイナショックは一生忘れません。
まるで暗黒時代？？
なんだかこうして読み返してみると
暗黒時代のよう…。
いやまさに、暗黒時代だったかも。
だけど、こんな生活は続けたくない。
私達なら絶対どうにか出来るはず。
ていう妙な自信だけはありました。
「今の苦しさは、将来成功して自伝を書く
ときいちばん読者が面白がる部分だぞ。
踏ん張れ！」
て、夫と自分に言い聞かせてました。笑
そして、私の助言に従い夫が無職になって、
私も転職して時短になり、フリマ生活して、
なぜか毎日がどんどん楽しくなっていった
んですよね〜。
毎日が楽しくなった３つの理由
夫が自分の夢に向かって本気になってくれた。
心から接すればお客様は差別をしないと分かった。
(夫が日本に来ていちばん傷ついていたのは
差別でした。)
フリマで沢山の方々と仲良くなり
日本語での接客に自信がついたらしく、
夫の表情がどんどん明るくなった。
きっと私達夫婦にとって、生活を変える
良いタイミングだったのかもしれません。
アメブロとの出会い
フリマ生活をしながら、飲食店開業に向けて
本気の本気で動き始めたころでした。
『何か始めるならブログを始めたほうがいい。
それにはアメブロがいちばん良い』
という記事が目に留まりました。
なになにアメブロって？？？
そこから始まるアメブロとの日々です
最初は何を書けばいいのかも思いつかないし。
書いては消して。また書いては消して…、
ようやく日記っぽいことが書けていざ投稿！
でも、０ビュー。
誰も見てない……。笑
緊張して損した。
そりゃ、そうよね〜。
ときどき日記みたいに書きながら、
アメブロの面白そうなブログを読みに
いくようになりました。それがまた凄く
興味深くって。
おもしろ漫画を描いてる方や、
グルメ、ファッション、子育てなど。
その人にとっては些細な当たり前の
リアルな日常が、読み手側にとっては
すごく興味深くて新発見がいっぱい。
すごく共感して、あるある！なお話し
に出会うこともあるし。
そこで私もハッとして。
ブログを書くというのは情報発信なんだ。
私も、私にしか書けないこと書いてみよう。
そう思って、私に書けることって何だろう
てピックアップしてみたんです。
夫のこと
飲食店開業に向けて取り組んでること
インドのこと
国際結婚のこと
これだ！
きっときっと、私達夫婦のようにどん底でも
夢を実現させようと頑張ってる方がいるはず。
そんな人に勇気や希望や、夢実現のための
糸口を見つけてもらえるような、そんな
ブログにしたい。
私はときどき夫婦げんかの話しを書いたりする。
だって、夢を叶えるって、リアルな日常の中で
行動を起こしていくってことだから。
険しいことだってある苦しいことだってある。
意見がぶつかることだってある。
失敗もある。諦めることだってある。
泣くことだっていっぱいある。
だけど、幸せ。
今がいちばん面白い部分だぞ！
踏ん張れ！
そんな気持ちで書き続けて４年です。
そんな私達夫婦。
ほんとうに夢を叶えたの？
2017年2月夫婦で南インド料理店をオープン。
ゆっくりゆっくり
常連さまが来てくださるようになる。
メディアにも取り上げていただけるようになる。
地元のパワースポットと呼んでもらえるようになる。
応援してくれるともだちが増えた。
毎年タイへ行くようになった。
私、妊娠出来た！
今までよりちょっとだけ広いとこに引っ越せた。
スタッフが増えた！
2019年8月オリジナルカレーキットを発売。
私、出産！
はい、
まだまだ夢を叶えてる途中です。
毎日もがいてます。
この途中経過をアメブロで読んでくださる方に感謝。そして、アメブロに感謝。
17年パイシーパイス、オープンしてすぐの頃
10/21追記
なんとベストブログ賞をいただきました
嬉
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