自閉症スペクトラムっ子ママのゆるっと育児

自閉症スペクトラムの娘を持つ母の幸せ、困難、成長をありのままに綴ります。

自閉症をどう受け止めた?

前回は「自閉症で良かったこと」という

「綺麗事言ってるだろ!」なんて声も聞こえてきそうなテーマの記事を書いてみましたが、今回は「自閉症をどう受け止めたか」です。

 

自己紹介の記事でも書いた通り、1歳半から我が子は自閉症だと信じていたので心の準備は万全だった私。

 

3歳半検診で全ての項目でひっかかって個別相談の部屋に回された時に見た光景は私以外のお母様が全員泣いているというものでした。

「ここは葬式場か?」と思うほどダークな空間で「やっぱりそうですよねー!」とあっけらかんとしていたのはかなり異質な存在でした。

 

時は経ち、診断名が出たら、即時に動き、自分のできる最速で療育への準備をしました。

 

この時も悩みはあるし時々落ち込みつつも、ベースにあるのは「受け止めるしかないよね!」とポジティブモード。

 

という生活を5年近く続けてきたら

ある日突然動けない。

私の場合、娘への愛は変わりませんでしたが、

子の将来を悲観的にしか捉えられず寝込む日々。

寝込む理由は娘だけでなく、その他諸々あったのですがメインは恐らく育児疲れ。

今でも自分が「育児疲れだった」という確信がいまいち持てないのですが、我が子が自閉症なんだなと泣いたのもこの時がはじめて。やはり育児疲れだったのでしょう。

 

遅れてきた反抗期と同じように遅れてきた障害への落ち込みは超ド級

排泄以外動けなくなり、うどんの茹で方もパスタソースの温め方もわからないと泣くようになり、2ヶ月入院しました。

 

未就学児を置いて2ヶ月入院。

なかなかできない体験です。

 

障害があることを受け入れることは楽しい人生の為には良い事だと思うけれど、診断されたばかりのお母様、診断待ちのお母様、、沢山泣いていいと思います。

 

私のように「大丈夫!」と子供を受け止めている気持ち半分、動き回る事で結果的に否認をしているとあとが苦しいです。笑。

 

話は戻りまして、この2ヶ月の入院。朝から晩までひたすらにひたすらに寝てました。幼児は面会禁止だったので娘と会う事もなく、ただひたすらに寝る毎日。

我が子には少々可哀想な日々でしたが、この入院でエネルギーを溜めて、また新しく、そして以前より少し軽く「自閉症」と向き合おうと1周回ってハッピーになって自宅へ戻りました。

 

この時の体験から(って数ヶ月前ですが)

自閉症特有の問題行動に悩まされた時はとにかく沢山寝るようにしています。

 

と、私の障害受容は極端な例ですが、このようなものでありました。

 

同じようなことを繰り返さぬよう

私もヘルプ発信が下手っぴなので

息抜きを大切に過ごしたいです。

 

ご覧頂きありがとうございました