燃える埼スタアウェーゲーム　パナスタもこうでありたい: Jリーグ劇場ガンバ推し

2019年12月05日

燃える埼スタアウェーゲーム　パナスタもこうでありたい

ホームで勝利するのは当然嬉しいですが、アウェー、特に遠くよりアウェーな地で勝利するのはまた一味違う喜びがあるものです。

日本に数あるアウェーの中でも、究極のアウェーはやはり埼玉スタジアム。

私にとって日本一のアウェーは埼玉スタジアムです。
6万人収容のスタジアムは一面赤色に染まります。

対してアウェー側のチームに与えられているのは、わずか4000席。
ゴール裏に至っては、2600席ほどしかありません。

そんな難しい環境だから勝ちたいと強く思うし、応援への熱がいつも以上に入るサポーターも多いのではないでしょうか。

ガンバは他チーム以上にこの難しい状況をエネルギーに変えて、数々の勝利をつかみ取ってきたチームです。

明後日のゲームも最終節ということで相手サポーターはいつも以上に多く来ることが見込まれています。

この上ないアウェーが出来上がった環境だと思うので、ここで勝って最終節を笑顔で終わりたいです。

パナスタを究極のアウェーにするために

ガンバ大阪も本拠地をパナソニックスタジアムに移して、明らかにホームの雰囲気が変わったと思います。

もっともっと相手クラブがここで勝ちたいと意識するようなホームになってほしい。

相手に与えるプレッシャーやホームの空気感は、今やJリーグ屈指のレベルにあるでしょう。

私にとっての究極のアウェーとは
勝ちにくい＋相手サポーターの圧力があることです。

勝ちにくさという点では、今期は4月からホームゲームで負けていません。

しかし1年勝てなかっただけでは相手クラブが勝ちにくいと思うことはないので、このホームで負けないチームをこの先何年も継続して欲しいです。

浦和レッズは強かった時代、ホームで約2年ほとんど負けなしだった時代があり、それ以降埼スタは難しいスタジアムだと定着しました。

ここから2年、3年とかけて、ホーム負けなしを築いていってもらいたいです。

そしてサポーターの圧力。
いろいろなスタジアムに行きましたが、ゴール裏の声援はJリーグでもトップクラスだと客観的に見て思います。

後はやはりスタジアムを満員に埋めることではないでしょうか。

今年はクラブの努力で観客動員を増やし、バックスタンドもテレビ越しでよく埋まっている試合が多くあります。

新しく来てくれたファンが定着して、ガンバの裾野を広げていくことで、さらに圧倒的なホーム感を作り出すことが、今後は求められるフェーズにあると思います。

海外の試合を見ていると、特にスペインなんかでは、スローインの判定1つを巡って総立ちで怒るバックスタンドのサポーターがよく見かけられます。

まだ試合によっては空きがあるバックスタンドから、まずは満員にしていって、その中で熱いサポーターの数をより増やしていくことでホームの雰囲気がさらに重厚になるスタジアムになったとき、究極のホーム、究極のアウェーが完成するのではないでしょうか。

まだまだ完成から4年の歴史の浅いスタジアム。

戦績でもようやくホームのそれになってきました。

他のチームからパナスタで勝ちたい、パナスタに行ってみたいとより思われるクラブになる。

そんな光景が生まれたとき、ガンバ大阪はより大きな強いクラブになるでしょう。

ご覧いただきありがとうございました。
ガンバに関する他の記事はこちらから