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『スマホ拾っただけなのに』は題名パクリ映画!ネタバレ感想を書いたやで!
(C) 2019 LEGEND PICTURES
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ども、映画好きな四十郎のおっさん999です。

今回は、ややこしいタイトルの映画『スマホ拾っただけなのに』のネタバレなし&ネタバレあり感想を書いていきませぅ。

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『スマホ拾っただけなのに』概要

製作:2019年日本
日本公開日:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2019にて上映。日にちについては、わからん!
上映時間:1時間16分
オススメ度:★☆☆☆☆(一つ星)

予告編動画

あらすじ

大学の映画同好会の映画オタク3人が、卒業旅行で田舎町にやってきた。

そこで、偶然にも道に落ちているスマホを拾う。

カバーの感じからして、持ち主は女性だろう。

浮き立つ3人は、そのスマホに連絡してきた持ち主と合流する。

地元の人間であるユウカに街の案内をしてもらう3人。

その途中で、車がパンクしてしまい、立ち往生してしまう。

助けを求め、たまたま見つけた民家に無断で入った3人は、その家に住む住人たちに襲われることになる。

今回利用した動画配信サービス


Amazonプライム・ビデオ

アマゾンのプライム会員であれば、無料で視聴する事ができます。ただし、配信期限があるので、興味がおありであれば、可能であれば、お早めの視聴をオススメいたします。

『スマホ拾っただけなのに』を視聴できる動画配信サービス

U-NEXT

動画レンタルにて視聴可能。

視聴期限:2020年4月16日まで。



Amazonプライムビデオ

Amazonプライム対象作品、動画レンタル、動画購入にて視聴可能。

視聴期限の明記はないものの、視聴期限の設定は存在するので注意。

2020年3月25日時点の情報です。最新情報につきましては、各サイトにてご確認ください。

スタッフ

監督・脚本・編集:中元 雄
企画:利倉亮
プロデューサー:江尻健司
特殊造形:西村喜廣、下畑和秀

キャスト(出演者)

サイトー:齊藤友暁
ユウカ:冨手麻妙
スズキ:茶谷優太
アオヤマ:キャッチャー中澤
チェーンソーじじい:古川慎
鎌ばばあ:美谷和枝
襲われた女性:神田美優
ナナミ:向後桃




スマホ拾っただけなのに

『スマホを落としただけなのに』のタイトルパクリです

皆さんもご存知かと思いますが、この映画は人気映画『スマホを落としただけなのに』のタイトルをパクった映画となっております。

内容については、スマホ以外、共通点ナッシングでございます。

それにしても、この映画の凶悪なところは、日本人が作った邦画なのに、人気作品に便乗した題名ってところですね。

アルバトロスさんがよくやってる便乗映画とは訳が違うって感じです。

これが海外映画のタイトルに似せるのであれば、まだ許せる……

というか、アレですわ。

この映画、キャッチコピーは『IT』に便乗してた……。

<それ>を拾ったら、終わり。

って、ここまで便乗してきたら、清々しいまでありますわ。

おっさんのネタバレなし感想

怖い……色んな意味で!

私は、本作をAmazonプライムビデオで視聴しました。

で、Amazonプライムビデオでの本作のジャンルは「ドラマ」「ホラー」となっています。

しかし、本作はホラーではなく、コメディー映画です。

ホラーじゃないよ、コメディーだよ!!

終盤にサスペンスっぽくなりますが、やっぱりコメディーですよ!!

あらすじや公式ホームページでは、ホラーっぽいですが、ホラー要素はありませんので、ご注意ください。


もし、本作にホラー要素があるとするならば、きっと途中から同じシーンをもう一度視聴させられる謎構成でしょうね。

この謎構成のおかげで、1時間16分が3時間くらいに感じることができました。


あ、もう一点のホラー要素として、本作は、やたらと評判が高いのですよ。

私のように、全く受け付けなかったという人の方が少数派でして、個人的には、そこが一番の謎でした。


『ハイサイゾンビ』も似た状況ですが、『ハイサイゾンビ』は、まだわかるんですよね。

『ハイサイゾンビ』にはハマるであろう要素が散りばめられていました。

しかし、本作には、ハマる要素が見当たらないのです。

謎すぎる映像構成は、クセになるようなものでもないし、そのあたりが非常にホラーでした。

『スマホ拾っただけなのに』の良いところ

グロ描写は頑張っている

本作の良いところについて、なかなか難しい。

女の子は可愛いですけれどね。

あとは、グロ描写に割と力が入っておりました。

特殊造形に西村喜廣さんが参加しているので、そこは安心といったところ。

というか、西村喜廣さんがいるのに、どうしてグロテスクな映画にしなかったのだろう。

あらすじも、スラッシャームービーに最適なものだったのに。

割り切って、グロ描写メインの映画にした方が、よっぽど面白い映画になったはずなのに、もったいないなぁ。

『スマホ拾っただけなのに』の悪いところ

終盤だけジャンルが違う

本作では、終盤にガラリとジャンルを変えてしまいます。

今まで、ダダ滑りのコメディーだったのに、急に真剣にサスペンスしようとしてしまった。

コメディー映画ということで納得したのに、なぜ、最早、必要としていないサスペンスを見なければいけないのか。


それだったら、最初からサスペンスに仕上げてよ!

というか、サスペンスしてからコメディーしてよ!

まるで、今まで鑑賞してきたコメディー部分を否定するかのような終盤の展開に、かなり困惑してしまったよ。

一体、何を描こうとして、本作を製作したのか……全く意味不明な作品になりました。

終盤の展開は、完全に蛇足で、作品の完成度を一気にさげてしまったと感じたのは、私だけなのでしょうか?

この展開については、多くの方は高く評価しているので、ますます困惑するばかりです。

妄想でさらにわかりにくくする謎手法

本作に登場する主人公御一行様は、映画オタクです。

なんか、親近感わきますな。

それで、主人公であるサイトー君には、さらに妄想癖があります。

劇中では、とにかくサイトー君の妄想がインサートされてきます。

もう、これでもか!というか、これでも喰らえ!状態で観客に意味のないシーンを繰り出してきます。

これには、さすがに、「いい加減にして欲しい」と思いました。

次の展開が気になるのに、いちいち、サイトー君の妄想シーンが登場して、なかなか次の展開を見せてくれない。

これは、もう拷問以外のなにものでもないですわ。

続編はありません……今のところ

本家である『スマホを落としただけなのに』は、原作小説にも映画版にも続編があります。

そのため、この映画にも続編製作の可能性があります。

本作に対するレビューや評価は、概ね好評なので、監督さんがその気になったら、続編を作れてしまいます。

この映画のエグいところは、本家の副題を丸パクリして本作の続編を製作することが、ストーリー的に出来てしまうというところ。

そんな訳で、本作を深く愛する方は期待しても良いかもしれません。

レビューや評価

YAHOO!JAPAN映画には本作のページがありませんでした。

今回のネタバレなし感想のまとめ

便乗タイトルだったので、相当の覚悟をして鑑賞したのですが、そんな覚悟を軽く打ち砕くほどのトンデモ映画でした。

しかし、巷の評判は、すこぶる良好という……みんな、一体どこらへんを気に入ったのか。

2020年3月25日現在、アマプラで視聴できますので、気になる方は一度チャレンジしてみてください。

もしかして、私の感覚がどんどんズレ始めているのだろうか……?

なにそれ、こわい。


という事で、ここまでは『スマホ拾っただけなのに』のネタバレなし感想でした。

これより下には、ネタバレありの感想を書いております。おっさん999のネタバレあり感想に興味がおありの方については、本作の鑑賞を終えた方のみ、ネタバレありの感想に目を通して頂けると幸いです。


そんな訳で、今日はこの辺で。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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ネタバレあり感想

最後に犯人が登場する展開に疑問

本作では最後の最後に、なぜか二人組の強盗が登場し、おじいさんとおばあさん、そしてお孫さんを惨殺してしまいます。

彼らを招き入れたのはユウカさんというヒロインなのですが……実は彼女はアミという人物なのです。


個人的には、映画の尺もまだ残っているし、冒頭のシーンを思い出すと、彼女がなにかやるんだろうなってことは、わかっていたので、「まぁ、そうでしょうね」って感じになると同時に、今更サスペンスされても困るという心持ちになりました。


どうして、本作の展開について、私がついていけなかったのか。

その理由がここにありまして、ユウカさんがサイコパスであるとなると、わからない部分がひとつあるんですね。

どうしても、それが引っかかって、この展開に納得できないのです。

それは、おじいちゃんたちに襲われたときに、なぜ、ユウカは最後まで猫を被っていたんだろうということ。


もしかして、私、ユウカさんがアミたちに殺されていたところを見逃していたのだろうか??

ユウカさんとアミは、完全に別人だったのか??

自分の命が本気で危ないのに、強いはずのユウカが、おじいちゃんたちに反撃しなかった理由が全くわからんのです。

そのため、この展開に首を捻る結果になってしまいました。


もし、続編が製作されるのであれば、ぜひとも「囚われの強盗犯」という副題で、そのあたりの事情を明らかにして欲しいですな。


という訳で、今日はここまで。

本当に最後までお読みいただき、ありがとうございました!

映画好きな四十郎のおっさん999でした。

それでは、しーゆー!

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