稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

長正館一刀流定例稽古と宝剣会(2019年12月14日)

2019年12月15日 | 剣道・剣術
大阪市東住吉区の中野中学校の格技室で毎週土曜日17時から。
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【長正館一刀流館員募集中】
武道未経験者でも構いません。
詳しくは長正館ホームページまで。
http://doujyou.net/choseikan/
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稽古の前にちょっと嬉しい事があった。
中野中学校の裏門の前のコンビニで時間つぶしにK澤君と話していたら、
外から入ってきた作業服姿の人物が近づいてくる。
何者かと思ったら大昔、ホワードの東京勤務時代に部下だった干場君だった。

その後、2人とも前後して大阪勤務になり、冷や飯を食らって彼が辞め、
その後私もホワードを辞めた。紆余曲折のあと、ホワード自体は今はもう無い。

20年ぶりに思わぬところで再開した。偶然も良いとこである。
若者と思っていた彼ももう56才。時間が無いので「また会おう」と別れた。

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稽古は着替えず指導を兼ねて仕方を数本だけした。
今回は後半からスタート。
稽古歴の短い者は大太刀50本全部をした事が無い。
良い経験になったと思う。


(大太刀の稽古風景)


(左は鍼灸の施術、中央は初心者指導、右は通常の稽古)


(井上館長は田村鍼灸師の施術)

鍼灸 潤氣堂(じゅんきどう) TEL.06-7500-9598 大阪府門真市栄町9-16
http://jyunkido.com/medical/

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夜の宝剣会。稽古納めである。
全員が揃ったら記念撮影しようとカメラを持ち込んだ。
H田七段がお休みで記念撮影は無し。残念!
見つかったら叱られるが隠れて稽古を撮影した。




(両方とも左だった!)

面を着けて甲手を着けようとして甲手が両方とも左であることに気づく。
いつもは予備の防具を車に積んでいるのだがきょうは違う車なのだ。
石丸師範に報告に行くと「ワシのを使え」と言ってくださったのでお借りする。
石丸師範との稽古の時はN村五段の甲手をお借りした。

稽古は切返しと基本稽古のあとは地稽古。


(O畑五段と石丸師範)


(石丸師範とN村五段)


(A山七段と石丸師範)


【感想・反省点】

一刀流では上段霞の仕方の捌き方を教えた。
剣道だけをやっている者は手先だけで相手の突きを防ごうとする。
真剣での実戦を想定した剣術には巧みな体捌きが欠かせない。

剣道では間合の近い石丸師範には出来るだけ下がらないようにした。
構えた瞬間に打ち間なので攻めだとか気を溜めるとかという時間は無く、
やもすれば懸かり稽古のようになるが出来るだけ捌いて打つようにした。

しかしながら石丸師範の気迫はすごい。
私に甲手を貸したので、私が甲手を返したら連続4人と稽古。
稽古納めなので1回の稽古が異常に長いのだが勢いが落ちない。

待ち剣では無い。どんどん間合いに入って来る。
少しでも躊躇や迷いがあると嵐のように竹刀が降ってくる。
あの気構え、勢いの継続は見習いたいものだ。

本日、一回の稽古時間が長い。気も抜けない。ここでは体力も気力も必要である。
最後は恒例の打ち込みと切返しになったがこれもいつもよりかなり長い。
文字どうり濡れ雑巾のようにクタクタになって稽古は終了した。
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