稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

木曜会定例稽古(2020年7月9日)

2020年07月10日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
木曜会(誠先生の剣道教室本部稽古)20時から21時15分まで。
今年9回目。参加人数20人ほど。蒸し暑く、マスクの下は水蒸気まみれ。

本日も先週と同じくアクションカメラを設置。
画像は動画のキャプチャから切り取ったもの。

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まずはストレッチから。ストレッチは遠い所からするのが良い。
肩のストレッチの話(八段先生の殆どが肩の筋を切っている)が印象に残った。



竹刀を持たずに足捌き。
1)右手で手刀を作って、ゆっくり12の足捌き。
 右足は爪先が床を擦るように。左足の踵はなるべく上げないように。
 左のヒカガミは曲げない。丸太棒のように真っ直ぐ。
2)ゆっくり123の足捌き。
 2の左足の引き付けは右足の踝(くるぶし)付近まで。
 3の右足を出すときは「いつでも打てる体勢」になっていること。



3)ゆっくり123の足捌きだが、3の時に膝攻め。
 3で、膝を出して左踵を下げる。いつでも打てる体勢で。
 右足の出し加減と、次の右膝の出し加減で攻めと溜めが効く。
4)同じく123の足捌き+膝攻めだが、1をさらにゆっくり行う。
 い~~~ち、にぃ、さんのように。1は距離では無い。
 足主導という考え。
 足で準備して、足で攻めて、足で溜めて、相手の守ろう打とうとするところを打つ。



竹刀を持って素振り。
1)まずは竹刀の柄の握り方から。柄頭いっぱいに握る。日本刀とは異なる。
2)構えは一足一刀の間で剣先は相手の左眼頭。
 両眼の間(中央)では攻めが強すぎ左眼では構えが緩む。左眼頭で適度な圧迫感を作る。
3)「相手を動かす」ということは、相手も自分も動いていない状態をまず作る必要がある。
 自分勝手な攻めではなく相手との和から始まる。
4)左拳の位置が大事。臍はやや左を向いている。その左に向いた臍の前に左の親指の第一関節が来る。
 左拳の位置が少しでも上がってしまうと(はたから見ても)安定感が無くなる。
 構えが出来ていないだけで昇段審査では半分が落ちる。
5)構えはまずは上虚下実、一眼二足三胆四力、昔の本では一眼二左足三胆四力と書いてあるものある。
 123でいつでも打てる構えを作る。
 立ち上がって右に出てしまうと右足に体重が乗ってしまい勝ちなので左に出る先生が多い。
 両腕を上にあげ、大きな水瓶を大きく抱えるようにして構えを作る方法もある。



6)両拳を付けて打つ素振りでは、打った時に両方の肘が広がらないように。
 打った時は「あごを引く」というより「頭を後ろに」という意識で。


【感想・反省点】

足捌きが特に勉強になった。湿気が高く、滑りにくい床の上でいかに右足をスムーズに滑らすか、
左足を引き付け、右足あるいは右膝を出す時の重心と力点のかけ方など、安定して行うのは難しい。
「いつでも打てる体勢」を作ることは頭で理解していても身体はなかなか覚えられないものだ。

アクションカメラは非常に役立った。
動画の画面は小さく音声も小さいが、あとで復習するに支障は無い。
次回はもう少し大きな三脚を持っていこうと思う。


(今回使ったアクションカム SJCAM SJ6 LEGENO)
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