可憐なる、道端の太陽。

みちのく山奥。深まる秋です。

一週間ほどでしょうか。このブログの更新を控えさせていただいておりました。

日本中が、台風の被害と、まさに戦っている姿を目の当たりにしながら、植物や景色の感想は書きにくかったという理由からです。自粛と言うほどの立派なものではありません。でもその間、毎日更新していた時とほとんど変わらない数の訪問者があったことに私自身が驚いています。感謝です。

そしてもう一つ、我がみちのくの山奥に、少しずつ少しずつ冬の気配が忍び寄ってきています。ご近所の野生動物たちにあやかって、私のこのサイトも冬籠りを迎えさせていただく決意を致しました。とは言え、この山里が、一年中で一番厳しくも美しい季節を迎えるときでもあります。これは、記事にしたいと思ったときはいつでもまた、是非発信させていただこうと思いますので、筆者の気まぐれをお許しください。

ということで、、今日の本題。

自宅だろうが菜園だろうが、とにかく道端のあちこちに野菊が満開です。夏を過ぎた頃から、ほんとうによく見かける、馴染み深い可愛らしさです。

ヨメナという呼び方も、野菊以外には一般的だと思います。清楚で可愛らしい姿から付いた名前に違いないと感じます。

でもでも、世のお嫁さんがすべて清楚で可愛らしいのか?と言えば、、これはもう、世間の、特におじさんを通り過ぎた方々の一般的意見をぜひ伺ってみたい、などと考えてしまう私です。でも、女性の命が強いという意見には、世界中のすべての男性が、なかんずく地球上のすべての生物が納得してくれるのでは、、などと、批判と身の危険を省みず考えました。寿命の差などを今更持ち出さずとも、女性の命が強いということは、母性の維持という生物学的に確固たる理由があるわけで、そのことにも異論を唱える方は皆無なのではと思います。可愛らしい姿で男性を寄せておいて、その後がっちりと離さない。もちろん相方の命が尽き果てるまで、といったら大げさでしょうか。

「原始、女性は太陽であった。」日本の有名な女性作家の言葉です。

女性の命を云々する前に、女性が太陽であることには疑いがないかもしれません。男性は、さしずめその太陽の周りをくるくる回り続ける、月。もしくは小さな惑星でしょう。我が、けなげなる惑星たち、 世の数多の太陽たちに、これからも未来永劫、翻弄され続けることだと思います。まあ、それが惑星の使命であり、幸せなのかもしれません。

どこにでも見かけるけれど、よく見ると、嫁のように可愛らしく、そして太陽のように明るく道端を照らし続ける野菊たちです。これからも、深まる秋をさりげなく彩る、まさに主役です。

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青 ねおんちゃん
本業、絵描きです。 みちのくの、そのまた奥の、とある国定公園の森の中。 ハーブとバラと野菜とモノづくりをこよなく愛し、追い求めて幾星霜。 みなさんに発信したいことが、今、山ほどあります。
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