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DUO レアリスクランク M65 11A インプレッション! 激戦区のミドルレンジで実績を残す数少ない実力派クランク!

Mシリーズ共通の高い基本性能と実釣能力でミドルレンジを圧巻!
本当に釣れるクランクを探している人に試して欲しい次世代の名作候補!

小学生の頃は、村田さんの使うスコーピオン1652Rと赤メタに憧れてお年玉を必死に貯めていたちかみやが、個人的に気になるルアーをテストして、独断と偏見でお送りするルアーインプレッションコーナー。実際に使い込んだ上でそのルアーが持つ特徴や長所などを超個人的な目線でインプレションしています。今回はその村田基さんが監修したDUOのクランクベイト第二弾!レアリスクランクM65 11Aにフォーカスし、その特徴と性能についてお伝えしていきます。

Contents

レアリスクランク M65 11Aのスペック

出典:DUO様

Length : 65.0㎜
Weight : 16g
フローティング
Hook : #4×2
カラー :10色

使いやすさ
実釣性能
おすすめ度

先生
先生
実力派ぞろいのレアリスMシリーズクランクの中でも年間を通して有効なミドルレンジを担当する11A。キーとなるレンジだからこそ、実釣性能の高さがアングラーからの評価に直結する生き残りのシビアなカテゴリーと言えます。

レアリスクランク M65 11Aの構造と外見の特徴

ここではレアリスクランク M65 11Aの主要なコンポーネントや内部構造などから、このルアーが持つ特徴や本来のポテンシャルをひも解いて行きます。

リップの形状

レアリスクランク M65 11Aのリップはオリジナルモデルの8Aと同じく、中央がワイドでしっかりとしたスナッグレス性能を持つラウンドリップとなっています。本格的なカバークランクと比べれば障害物回避性能はやや劣ってしまいますが、抜群のレンジキープ能力を持つ11Aはゴロタやリップラップなど、ハードボトムの地形変化を広く探るような釣りで真価を発揮。ボトムノックでの使用はもちろん、中層スイミングやウィードと絡めた釣りでも高い実釣性能を見せてくれます。

リップの角度

出典:DUO様

ミドル~ディープレンジのちょうど中間に位置するレアリスクランク M65 11Aのリップ角は、通常のミドルダイバーと比べてかなり水平に近いセッティング。オリジナルの8Aよりも水を逃がしやすい作りはアクションもややタイトな設定で、よりディープダイバーらしい性格になっています。

潜行レンジは約3.0~3.5m。このシリーズ共通の太いラインでもしっかりと泳ぐハイレスポンスなアクションは、狙いのレンジまで素早く到達。 3m前後のラインをきっちりとトレースできる抜群のレンジキープ力で、ミディアム~ディープ攻略に威力を発揮します。

ボディ形状

出典:DUO様

8Aと共通ボディでリップ形状、内部構造が異なる11Aは、オリジナルよりもよりキャスタビリティー性能とダイビング性能に磨きをかけた作りが特徴的。コスト面の関係でリップだけを変更し同一ボディを使い回す事の多いシステムクランクの中で、あえてモデルごとにボディを設計するこだわりは、それだけ各モデルへの本気度が違うという事でしょう。固定重心を採用し、ハイレスポンスなアクションと使いやすさを両立させながらも、しっかりとウエイトの乗る設計でキャスタビリティーを確保している部分はオリジナルと共通となっています。

レアリスクランク M65 11Aの特徴と長所

ここではレアリスクランク M65 11Aが持つ特徴を3つご紹介します。
それぞれのルアーが持つ特徴や長所、強み理解していれば、状況に応じて正確にルアーを使い分けられるようになるので、より多くのバスに出会えるチャンスが広がります。

使いやすさ抜群!アングラーのスキルを問わない素直な使用感!

レアリスクランク M65 11Aを使用して一番強く印象に残ったのは圧倒的な使いやすさ。私が知る限り、ここ10年でリリースされたクランクベイトの中でもトップクラスの使いやすさでしょう。

絶対的なアクションレスポンスを優先した固定重心ながら、適度に重量があるボディは抜群のキャスタビリティーとアキュラシーを作り出し、非常に軽い巻き心地ながら手元にしっかりと伝わるアクション感の両立は最近リリースされた他のミドルレンジダイバーではなかなかお目にかかれません。大きめのフックを搭載いていますが、フロントフックがラインやリップを拾ってしまったり、リアフックと絡むトラブルも皆無。ボディ自体の耐久性も高く、幅広いタックルセッティングに対応出来る性格を持っているので、クランクに慣れていない初心者の方でもその実力を十分に引き出すことが可能です。

高いトータルバランスと基本性能の高さ!

あらゆる状況下で通用するバーサタイル性能をコンセプトに、基本性能を高めたレアリスのMシリーズクランクは、奇をてらったギミックなどは採用せずにオーソドックスな作りをベースにとことん作り込んだ実戦仕様。実釣能力を最優先とし、しっかりとした基本性能の上に成り立つ高いトータルバランスは、どんな時でも最高のパフォーマンスを発揮してくれます。一見すると、個性的な特色のないベーシックなスペックを持つクランクですが、「釣れる!」という最も大切な性能をとことん追求した結果がこのクランクには詰まっています。

レアリス Mシリーズクランク共通の優秀なロングキャスト性能!

クランクのようなファーストムービングルアーにとって、サーチ能力に直結するキャスタビリティーは最も重要な要素の一つ。一回のキャストで広範囲をサーチ出来る特性はメリットも多く、優秀なパイロットルアーには欠かすことの出来ない性能と言えます。その中でもレアリスクランク M65 11Aはアクションの質を優先した固定重心としながらもクラストップのキャスタビリティー性能と優秀なダイビング性能が目を引くミドルランナー。圧倒的な飛距離と素早くプロダクティブゾーンへ到達する特性は、ボトムの地形変化や、沈みモノ攻略に強いこのクランクの特徴と抜群の相性を誇ります。

先生
先生
レアリスMシリーズクランク3兄弟の中でも、今回紹介した11Aは一番マイルドな特性でミドルランナーらしく仕上がっています。基本性能の高さも申し分なく、10年後には間違いなく「名機」と呼ばれるクランクになっているでしょう!

レアリスクランク M65 11Aの感想とまとめ

他のMシリーズと比べるとアクションもタイトでやや影の薄い11Aですが、その実力は折り紙つき。ミドルランナーとしてのバランスに優れた特性は一度使うと手放せない実力を持っています。

ものすごくオーソドックス。だけどそのレベルが別次元。

このクランクを一言で表すとこんな表現がしっくりきます。

レアリスクランクのMグレードクランクは、どのモデルもすごく完成度が高くて非常に良く出来ていていますが、今回紹介した11Aはハイピッチなアクションながらもややタイトな設定でいかにもミドルランナーらしい味付けとスペックを持っています。オリジナルの8Aや5Aと比べ中層スイミングでのバイト率が最も高く、ボトム攻略だけでなくウィードにも強い特性は数あるミドルランナーの中でもトップクラスの実力。ミドルランナーに必要な性能は何なのか?このクランクを使っていると、その優先順位までもが鮮明にわかってきます。

そしてミドルランナーのみならず全てのルアーに対し、最も重要な実釣性能。おそらくは他メーカーのクランクと比べ、トライ&エラーやテストをたくさん積み重ねてきたのでしょう。一切の妥協を許さないような完成度からは絶対に納得できるモノを作りたい。本当に釣れるクランクを作りたい。そんな意思のようなものを感じ取れます。人気ブランドの最新型クランクや、流行のルアーも確かにステキですが、ルアーにとって一番大切なのは「釣れる」事。出番の多いミドルランナーだからこそ、このクランクは最も基本的で大事な事を私達に再認識させてくれるクランクの1つだと言えるでしょう。

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


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