ブラシの木とケムリの木(スモークツリー)が咲きだした。
ブラシの木は常緑だが、スモークツリーは落葉樹。
しかも、ほかの落葉樹がとっくに春の新葉をつけたあとも、ずっと枯れ木状態。
5月に入ってようやく芽が動き出す遅さ。
そのころ、ブラシの木はすでに花芽が展開し始めていた。
なのに、驚異的な速さで追いついて、開花はいつも同じ頃になる。
スモークツリーは咲いても、すごく地味だけど。
そして、スモークツリーはあっという間に花期が終わる。
けれど、スモークツリーの見ごろはそのあとに来る。
ブラシの木はこのあともけっこう長いあいだ咲いているから、
スモークツリーのスモークが見ごろになる頃もまだ見ることができる。
どこまでも張り合う2種。
このブラシの木に、ときどきメジロが蜜を吸いに来る。
とはいえ、滞在時間は長くない。
昨日は望遠レンズに付け替えているあいだに、去ってしまった。
今日は、レンズがそのままだったので、間に合った。
おしべの間に頭を突っ込んでいる。
部屋の中からガラス越しに撮った割にはきれいに撮れた。
くちばしに蜜がついていたようで、日の光にぴかっと光っている。