小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて17年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

床屋さん

2019年12月04日 06時04分13秒 | 小樽
床屋が好きだ。
リラックスできて、気分転換になるから。
いつもの店で、いつもの椅子に座り、いつものとおり、たわいのない話をするのが好き。
特に好きなのは、髪を当たるときだ。

椅子を倒して仰向けになると、まず最初にいい匂いのするクリームを床屋さんが手で伸ばしながら顔全体につけてくれる。
クリームをつけ終わったら、カップの中でモコモコに泡立てた石鹸を高価そうなシェービングブラシを使って顔全体に塗っていく。
ちょっとこそばゆい感じがなんともたまらない。




シェービングブラシでの作業が終わると、次はタオルだ。
蒸し器から取り出した熱々のタオルをながしでジャーっと軽く絞り、アコーディオンを演奏するように温度を調整しながら、顔の上に持ってくる。

来るぞ来るぞ。

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

口をふさぐようにタオルが頬と顎に乗っかったときの、ちょっとアチチだけど、ほわ~っとする気持ち良さったらよ。



頬と顎をタオルで温めてふやかしている間に、まずはおでこをカミソリで当たる。
手際がいいなあと、目を閉じながらいつも思う。
おでこが終わり、眉毛を整えたら、髭剃り本番だ。
タオルを外して、シェービングブラシでモコモコの石鹸をもう一度塗ったら、いよいよ右頬から始まる。
軽く左に顔を傾けて、ちょっぴり緊張しながらカミソリの当たりを待つ。
緊張の瞬間だ。
もし床屋さんが急に殺人鬼になったら、このまま頸動脈をザクッと刺されて簡単に殺されるだろうなと、変な妄想をなぜかいつもしてしまう。

手際よく頬、顎、首元とカミソリを滑らせていく。
髭の生えている方向に沿った順剃り、反対の逆剃り、仕上げに皮膚を引っ張りながら深剃りする張り手。
目を閉じながら職人の手際の良さに目を見張る。
そしてこれが何とも言えず気持ちが良い。

すべて髭を当たり終わったら、ホカホカのタオルを再度取り出し、顔全体を拭い、石鹸を拭き取っていく。<
最後にクリームを2種類、しっとりとした手で塗りつけ伸ばしていき髭剃りは終わり。

一連の儀式が終わり、椅子を起こすと、ツルツルピカピカになった自分の顔が目の前の鏡に写り、ちょっと照れくさい。

こうして書いていると、感触が蘇ってきた。
昨日行ったばかりなのにまた行きたくなっちゃった(´;ω;`)

床屋さん、ありがとうございました。
いつも感謝しています。





参考リンク(過去記事)
床屋さん

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