【必見】メルカリでハーブティー購入は危ない? そもそも販売していいのか

ハーブティーコラム
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メルカリとは、ネット上のフリーマーケット
もう読まなくなった本や小さくなった服など、欲しい人と簡単に取引ができるのが魅力です。

実はハーブティーもメルカリに出品されています。
Amazonや楽天よりも安く入手できるのではないかとメルカリを探す方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、ハーブティーは食品です。
自分の口に含むものなので危険性はないのか気になるところ。

そこで今回の記事では、

  • メルカリでの食品取り扱いルール
  • メルカリでハーブティーを購入する危険性と、その対策

について詳しく解説します。

メルカリでの食品の取り扱いについて

メルカリでは、安全面・衛生面を考慮して、食品販売についてのルールを設けています。

禁止されている出品物として、、、

・開封済みの食品(複数の開封済みの食品を詰め合わせにする場合も含む)
・消費(賞味)期限および食品表示の記載のない食品
・消費(賞味)期限が既に切れている食品
・消費(賞味)期限が到着後1週間以内に切れる食品

といった内容がメルカリガイドに記載されています。

また外箱から出して個包装で出品する場合、
「個包装食品にも消費(賞味)期限の印字が必要」
などの詳細にわたるルールも定めています

加えて「メルカリあんしんあんぜん宣言」では、パトロール体制はもちろん、捜査機関や官公庁との連携といった取り組みをアピール。

メルカリはハーブティーなどの食品の扱いについて、トラブルや犯罪を未然に防ぐための対策を講じていることが見て取れます。

メルカリでハーブティーを購入する危険性とその対策

メルカリでは食品への安全対策を講じているとはいえ、そこには危険性が全く無いとは言い切れません
出品者全員がそのルールを守っているとは言い難いのもまた事実。

メルカリでのハーブティー取引には、具体的には次のような危険性が潜んでいます。

  • 実は開封済みである
  • 保管状態の良し悪し
  • 異物混入の恐れ

これらの危険性とその対策について、次から徹底解説。
メルカリ利用者が作るQ&Aサービス「メルカリボックス」のコメントも参考にしながらお伝えしていきます。

「実は開封済み」を避ける為、完全包装にこだわる

メルカリでは、開封済みの食品を販売することは禁止されています。

ですが出品物を見てみると、開封済みのものが出品されていることもあります。
そういったものは事務局側が削除を行うようですが、見落としや対応が追いつかないことも。

そして、メルカリボックスのコメントに、こういったものを見つけました。
「新品未使用とあって購入した食品が開封済みでした。返品、返金は可能でしょうか?」

このようにメルカリには明らかな開封済み、あるいは未開封と見せかけて実は開封済み、といったリスクが潜んでいるのです。

このようなリスクを回避するには、当たり前のようですが完全包装にこだわることです。
完全に密封できているビニール包装やパウチ袋・真空パックなど、包装状態を写真でしっかり確認できるものだけを選ぶようにしましょう。

保管状態が見えない為、賞味期限が長く残っているものを

メルカリは基本的に個人宅からの出品です。
そこでどのように保管していたかは個人である出品者に委ねられるため、保管状態によってはハーブティーの変質が早まるというリスクがあります。

冷暗所だったのか、日のあたる場所だったのか。
はたまた湿気が多かったか、などなど。

対策としては、賞味期限ができるだけ長く残っているものを選ぶようにします
少しでも新しい商品を選ぶことで、保管状態による変質リスクを軽減することができます。

ちなみに賞味期限は、とても頼りになる大切な指標。
メルカリのルールにもある通り、期限切れは論外、期限内であることは大前提ですね。

前項でお伝えした「完全包装」と合わせて、それぞれの商品に賞味期限が印字されているかも大切なポイントです。
そうしないと、入れ替えができてしまいますからね。

異物混入などの悪質な取引を防ぐ為、出品者をよく確認する

未開封かつ賞味期限をクリアすれば、ひとまず安心。
ですが中にはこんなコメントも。

「未開封でパックされていれば安心して買うという人もいますが、もしも注射針で袋の上から何か入れられたら絶対分かりませんし、外袋にスプレーとか。世の中には無差別に•••って人もニュースで見ますから怖いです。」

確かに以前、異物混入事件が頻発したことがありました。
ここまでくると、もはや犯罪ですね。

このような悪質な取引から身を守るには、出品者のプロフィール・取引実績・出品者評価などを注意深く見ることです。

ネットを介しているとはいえ、結局は人と人とのやりとり。
最後に歯止めになるのはやはり人が持つ直感、になるのかもしれませんね。

どうしても心配な場合は、メルカリでは買わない

ここまで、ハーブティーをメルカリで購入する際の危険性とあんしん対策について解説してきました。

しかし見えない個人から食品を購入することに、どうしても抵抗があるという方もいらっしゃることでしょう。
顔も見たことがなく全く知らない人との取引ですから、心配になるのも当然です。

ハーブティーは体の中に入る食品です。
少しでも心配や不安があるようなら、メルカリでは買わないというのも一つの選択肢ではないでしょうか。

危険性への感じ方には個人差がある

メルカリで食品を扱う際、危険性への感じ方はみな同じではありません。
このことが事態を少し難しくしています。

「どうしても怖くてムリ」という意見もあれば、
「別に開封済みでも構わないんじゃないの?」といった意見も。

メルカリボックスでも、「野菜や果物など生鮮食品は販売できて、賞味期限内の開封済みのものはなぜ販売してはいけないのですか?」というような質問をいくつも見かけました。

安全性や衛生面の感覚には、個人差があります。
個人での取引で、全ての方が同じ感覚で安全と認識するのは難しいことだと思います。

つまり本当に悪気がなく、開封済みの出品がなされる可能性もあるということです。
そうなると、やはり大切なのは商品説明や出品者評価。

必要であれば問い合わせするなどして、商品を見極めなければなりません。
まずはメルカリのガイドラインに添っているか、確かめましょう!

メルカリでは自家製ハーブティーの販売はNG

次に、出品する側の注意点について触れておきます。
必要な許可を取らずに個人で自家製ハーブティーなど、ハーブを使った手作り品を販売することはNGです。

「保健所などの許可がない加工食品、販売に特定の許可が必要な食品類、その他食品類」は、禁止されている出品物になります。
(引用:メルカリガイド-禁止されている出品物)

ただ!苗の販売はNGではないようです。
ハーブを育成し、ポット苗にして販売するのはOKということですね。

メルカリでのハーブティー購入まとめ

メルカリ側では安全面・衛生面を考慮したルールを設けていることが分かりました。
しかし全ての方がそのルールを守りきれているわけではないですし、出品者によって安全性は異なります。

メルカリに出品しているのは、基本的には個人の方です。
つまりハーブティーの製造者でも販売者でもないため責任を負う立場にないのです。
(中には営業許可を得て販売しているショップもあるかもしれませんが)

ですから自己責任がついてまわることを常に頭に置いておくことが必要です。
「疑わしきは購入せず」これが一番かもしれませんね。

とはいえメルカリにもメリットは沢山あります。
何と言っても安く買えるということ。
それから掘り出し物が手に入るということ。

お得に賢くメルカリを利用できれば、とても楽しいお買い物になりそうですよ。
ただし安全対策だけは怠らないようにして下さいね。

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