昨日の続きです。

 

これは、あくまで私の経験の結果でしか

ありませんが、

 

分子栄養療法は、

数値だけを見れば、効かないどころか

 

私には、逆に

 

栄養の吸収を

阻害してしまった結果に終わりました。



昨日のブログを読んでいない方はコチラ

 

 

しかし、その当時、

胃が痛いわけではないのですが、

少し胃がもたれ気味な感じが、続いており

 

また

 

便通の調子も、正常な大きな便が

毎日きちんと出てはいましたが

 

流す時に、よく観察していると

少し煙が立つような感じになるのです。

 

 

一見、完璧な便に見えるのですが

 

流す時だけ、そんな感じになるのが

気になっていました。

 

 

なので

その2点があると言う事で

 

 

消化、吸収が、妨げられ

サプリメントを摂取する事で、

 

弱っている胃を

さらに痛めてしまった事が原因で、

 

 

逆効果に終わったんではないか?

 

 

 

と私は、予想しました

 

栄養の吸収に関して

知識がなかったので、ネットなどで

調べてみたら....。

 

 

 

 

■ 栄養の吸収不良の原因とは? ■

 

 

栄養の吸収不良は、小腸で

栄養が適切に行われなかった

と言う事らしく、

 

小腸が、適切に栄養を吸収できなくなる

原因は、外科手術でも起こることが

あるそうですが、

 

 

それ以外の主な要因は、

ざっくり言うと

 

 

① 病気

  • 食べものの消化を妨げる病気 

  •  

  • 栄養素の吸収を妨げる病気 

 

② 感染症

 

③ 下痢による吸収力の低下

 

 

以上の、主に3つだそうです

 

 

 

腸の粘膜を傷つける病気は

いずれも栄養の吸収を阻害するそうで

 

セリアック病やクローン病

潰瘍性大腸炎の等の場合は、その病気を

治さない限り、

 

なかなかサプリメントを

摂っても、吸収してくれない可能性が高いそうです。

 

 

 

このブログを読んでいる方の多くが

潰瘍性大腸炎やクローン病を

患っている方だと思いますが

 

 

栄養の吸収に関しては

病気改善以外に、

 

 

細菌、ウイルスの感染に気をつける事

 

やはり、胃酸過多の改善

 

 

は、すぐにできそうなので

やってみると良いと思います。

 

 

 

 

■ 病院を変えてみる ■

 

 

 

その後、 胃の改善を徹底的にやって

 

栄養の吸収が上がった私ですが

 

もう少し、便の改善をしてから

 

別の病院で、分子整合栄養療法を

再びやってみたいと考えていました。

 

 

私は、1度やり始めると、かなりしつこい性格なので

どうにか、完璧な改善が得られるように

頑張ってみて

 

 

自分が納得できるくらいに

改善したら、そうしようと

決心しました。

 

 

 

運動不足も胃もたれの原因になると聞き

 

改善のため、

毎朝 ウォーキングを

1時間ほどやったので

深く規則的な睡眠も得られ

 

食事の改善も同時に行い

胃もたれは、完全に無くなりました。

 

 

それと同時に、便を流す時の煙立つような

感じもなくなり

 

流す時にも、しっかり形が崩れないような

大きな便通が毎日あるようになりました。

 

 

 

早速ネットで探して、サプリメントにこだわりのある

病院を探して、また分子栄養療法を

 

 

受けてみることにしました。

 

 

 

今回も、血液検査、尿検査、毛髪検査を

やりました。

 

この初診での、検査結果で

 

 

まだ、サプリメントも飲んでいないのに

 

 

思いもよらぬ

 

結果をもらいました。

 

 

 

 

ほとんどの数値が、正常値であり

 

心配していた、

 

鉄と亜鉛に関しても問題なく

吸収されており

 

 

 

特に、鉄は、 

数値が、かなり高かったのです。

 

 

 

お医者さんに

こんな人はなかなかいないよ!と

かなり褒められたのを覚えています。

 

 

 

 

サプリメントを飲む決意を胸に

この病院に来たのに

 

 

医師に、『 サプリメントは、飲む必要はないですよ 』

 

 

 

と言われたくらいでした。

 

 

 

 

 

 

■ 長かった栄養療法の経験で、得たもの ■

 

 

そんなわけで、最初1年と書きましたが

 

合計では、 1年と6ヶ月にも及ぶ

 

私の長かった分子整合栄養療法は

 

 

ここに、幕を下ろしました。(笑)

 

 

 

 

 

その後、 健康診断か何かで

 

偶然、血液検査をしていただく機会があり

 

 

内科の先生が、検査結果を手に

 

『 君、血の気が多いねえ あははは 』

 

 

とジョークを飛ばしてくれた事もあります。

 

鉄分の吸収が、非常に良いらしいのです

 

 

 

 

 

あれ以来、

もちろんサプリメントは

摂っていません。

 

 

 

その代わり

 

喉や、胃を感じてみる事と

便を毎日、チェックする事は

怠りません。

 

 

煙立つような状態がないように

コントロールしているおかげか

 

 

 

鉄不足になることもなく

 

多分、その他の栄養の吸収も問題ないせいか

 

疲れ知らずの、健康体を保っています。

 

 

 

あの、1年と6ヶ月のおかげで

 

面白いもので

 

自分の体が、栄養をちゃんと

吸収できているか、できていないかの

その違いが、体調の感じで

 

なんとなくわかる気がするんです。

 

 

 

 

 

そんなわけで

 

分子整合栄養療法が、

効果なしの人と、効果ありの人の違いは

 

 

各種、病気や

感染症がないことが条件ですが

 

それ以外に

 

胃がスッキリした状態であり

 

毎朝の便通が、しっかりしたもので

なおかつ、流す時にも崩れず

そのままの形を保ちながら流れる事が

 

 

私の場合、効果的であり

 

 

胃に病気がないからといって

スッキリした状態を保っていなければ

 

栄養の吸収が、低い場合もある。

 

 

 

そして、サプリメントは、そんな状態では

無意味なばかりか、逆効果になる事もある。

 

 

 

 

 

重要な事だけに絞って書くと

 

 

 

 

分子整合栄養療法を、 

始めるのならば

 

 

 

 

まず最初に、

 

自力で、消化と吸収を促進するような

生活習慣と食生活に改めて

 

 

胃をスッキリした状態に維持

便通も水で流してもしっかりした状態に

維持できるような所まで頑張って

 

 

それができてから、

 

 

分子整合栄養療法の、血液検査を受けるのが

 

 

 

一番、経済的で、 効率的だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

というわけで、長々と書いて来ましたが

 

 

これにて、おしまい