11月のブログで

病気のコンフォートゾーンから

抜け出す事に役に立った事の1つとして

 

私は完治した年に

健康な友達を100人作りました!

 

という内容のブログを書きました

まだ見ていない方はコチラ

病気のコンフォートゾーンから抜け出す方法

 

 

 

ですが、ここに来て

私が考えていた以上に

友達100人を作った事は

 

病気が治るという事に対して

有益であり

『 科学的なデータがあった!』

という情報を得たので

 

シェアしたいと思います。

 

 

 

 

 

■ 社会との繋がりが

   病気のリスクを低下させる ■

 

 

米国科学アカデミー(PNAS)で

発表された論文によると

 

思春期、青年期、中年期、老年期など、

全ての年代において

病気のリスクを低下させ

 

健康維持に深く影響を与える事が

以下のような科学的な実験によって

明らかにされました。

 

 

(実験内容)

 

この実験によって、測定されたのは

以下の4つのバイオマーカーです

 

バイオマーカというのは

病気の変化や治療に対する反応をみる指標の事です。

 

 

 

① 腹部の肥満度

② 炎症反応(CRP)

 CRP:とは、ウイルスや細菌などの感染や

 癌や腫瘍などで起きた組織の傷害、免疫反応などの

 傷害によって、血液中に増加する、反応物質の事です。

 

③ 血圧

 

④ 体格指数(BMI)

 

 

そして、社会との繋がりの定義として

●個人がどれだけ社会に溶け込んでいるか

●社会からのサポートがあるか

●社会的な負担があるか

 

この3つについて調査されました。

 

 

米国科学アカデミー(PNAS)の論文はコチラ(原文)

 

社会的な繋がりと健康リスクについての論文

 

 

(結論)

 

 

◉ 社会的孤立によって

 

思春期から青年期にかけての

社会的孤立は、運動していないのと

同じくらいCRP値=病気の炎症の

リスクが上がってしまう。

 

また腹部の肥満リスクも上がってしまう。

 

 

老年期の社会的孤立は、

高血圧のリスクを上げてします

 

糖尿病患者では、高血圧リスクが

高い事が知られているが

 

それよりも、さらにリスクが高くなる

事が、わかりました。

 

 

◉ 幅広い社会関係とサポートによって

 

 

幅広い社会関係とサポートがあると

腹部肥満、BMIが低下して、肥満の予防にもなる

 

 

 

◉ 社会的な負担によって

 

社会的な負荷が多い場合は

CRP、血圧、腹部肥満、などのリスクが上がる

 

 

 

◉ 主観的にどう感じるかが大事

 

 

いずれの場合も

本人が、主観的にそう思っているかどうかが

肝心だそうです。

 

社会的な繋がりが多くても

本人が、孤独を感じている場合は

健康リスクが上がり

 

社会的繋がりが少なくても

本人が、孤独を感じていないのならば

健康リスクが低い事が、わかりました。

 

 

 

言い換えれば

 

 

孤独を感じている人は

 

多くの人と知り合い

社交的になる事で

 

炎症反応(CRP)が下がる!

肥満防止になる!

 

 

 

とりあえず、うってつけの季節です

 

 

引きこもり気味のあなた!

 

 

友達を作っておきましょう 笑

 

 

 

 

 

■ 幅広い社会との繋がりが

   腸内細菌の多様化を生む ■

 

 

 

他人と密接に過ごすことは

多くの場合、細菌感染による

病気のリスクを上げますが

 

社交的であることは、私達の

腸内細菌の多様化に良い意味を

もたらす可能性がある事が

わかりました。

 

 

米国デューク大学の研究で

発表された論文によると

 

タンザニアのゴンベ国立公園で8年間にわたって

野生チンパンジーの腸内微生物と

社会的行動の変化を追跡調査によって

 

チンパンジーの消化管内の細菌種の数は

群生すると、さらに増加することを発見しました

 

雨季に特に細菌の多様化が見られるのは

この時期は、エサを獲得するため

集団で行動することの多く

 

グルーミング、生殖行為、そのほか多数の

排泄物に触れる機会が増加するのが

その理由とされています。

 

 

また、親から子供に感染して行く

腸内細菌が、血縁関係だけではなく

一緒に行動するチンパンジーの

グループのメンバー全てに

同じ腸内細菌構成が見られた事により

 

メンバー間での交流によって

腸内細菌の多様化を生み出して

いる可能性が高いと結論付けられました。

 

 

 

米国デューク大学の論文はこちら

 

社交的である事はチンパンジーの腸内細菌の多様化を高める

 

 

 

この事は、人間の社会においても

同じような可能性があるかどうかは

わからないが、

 

 

今後の研究が

期待されている分野だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

と、言うわけで

 

私が、完治した年に

100人友達を作った件

 

 

もしかして

この2つの研究で

わかった事が

 

関与している

可能性は、否定できません。

 

 

 

 

12月は、

イベントの多い月ですよね

 

 

 

パーティーや、忘年会などで

 

いつもより、社交的になる

方も増える季節ですから

 

 

 

 

ちょっと、こんな話も意識して

 

 

いつもより、積極的に

 

社交を楽しんでみては

いかがでしょうか?

 

 

 

病気の改善に、

役立つかもしれません。

 

 

 

 

 

終わり