2019.10.31(木)
10月最終日、
秋が深まる播但路を
ダム巡りで南下してきました。
<今回は、7カ所巡り>
行きの篠山から柏原にかけては
朝霧が美しい。
北近畿豊岡自動車道「山東IC」で下り、
与布土(よふど)ダムに向かう。
たんぼ道にゾンビ軍団出現。
バイクを乗っ取られました。
山道を上って行くと「通行止め」。
ダムへは行けない。
*残念だけれど、断念!
次のダムめざし、めげずに県道277号を西へ
途中、県道から竹田城がくっきり見えます。
竹田駅の観光案内所で、
大路(おおろ)ダムへの道を教えてもらう。
ここは、ゲートのない自然越流方式を採用。
すっきりとした美しい姿です。
このダム湖の周りの木々は、
もう色づいています。
*****
「道の駅あさご」で昼食タイム。
但馬豚の生姜焼き定食。
但馬牛はどうした?
ここから、
多々良木ダムと黒川ダムを目指します。
ギンナンの実がいっぱい落ちているイチョウ並木。
ススキとともに秋の風情が漂います。
まずは、多々良木ダム湖を一週。
奥は、湿った落葉が路面を覆います。
慎重運転。
ダム管理事務所でカードを頂き
黒川ダムへの道を聞くも、
関係者以外は立ち入り禁止とのこと。
こんなダムです。
上流域にある古生層から
豊富なコア材・ロック材が得られるため、
石積みの「ロックフィルダム」となっています。
見てみたかったなぁ。
その点、
多々良木ダムは間近で見ることができます。
まずは上から・・・。
下の建物は、「あさご芸術の森美術館」。
下から眺めると・・・、
正面がそれですが、ダムには見えない。
芸術作品の一部。
右側にいる動物たちと一緒に、記念撮影。
ここで、喫茶シフクの開店です。
今回は、ミカン付き。
後ろの建物が、「あさご芸術の森美術館」。
*****
ここから、いったんR312に戻って南下。
生野から西に入るとダムが2カ所あります。
現地に近づいてびっくり。
なんと、ススキとノルウェイの森で有名な
「砥峰高原」へのアクセス途中にあるのです。
まずは長谷ダム。
ここも美しい姿をしていませんか。
真上から見ると
そして、谷間のダム湖の湖面が
これまた美しい。
かつては、
この底にも人の営みがあったことを忘れずに、
しかしながら、このダムによって下流域の
安心・安全が守られていることの確認も!
ここが、ダム建設の抱える難しさですね。
ダムの堤の通路から景色を味わいます。
ここからさらに奥に分け入り、
太田第1~5ダムを目指します。
1つのダム湖を5つのダムが囲むという
他では見ることのできないダムです。
途中、ススキが逆光を浴びて
輝いていました。
*****
だいぶ時間も下がってきたので、
帰路にある「糀屋(こうじや)ダム」をめざします。
ここは農業用水と工業用水を
安定的に供給するために作られたためか
突然壁のような姿が
田の向こうに現れます。
やはり、ロックフィルダムです。
上部のダム湖は、
ここもまた素敵な佇まいをしています。
ダムの真下には、
太陽光発電のパネルが置かれています。
ため池的雰囲気が漂いますね。
たっぷり様々なダムの姿を楽しんだ後、
帰路につきました。
夜の帳が下りた三田あたりの県道。
三日月が輝いていました。
おしまい!
<今回の走行記録>
走行距離 : 375Km
全行程時間 : 12時間30分