アメリカン・ハンバーガー
前回までのあらすじ
コナの街を散歩してホテルに戻りました。
ホテルのレストランで軽食があるみたいなのでそれを食べようと決めていた私たち。
雨に降られつつトロリーの定期便でホテルに到着。
もうあたりは真っ暗です。
お昼ご飯をまともに食べていないのでもうお腹はぺこぺこ。
レストランは予約していったほうがベターとは聞いていましたが、街へ出るときにトロリーの出発まで時間がなかったので予約せずに出てきてしまったんですね。
どうだろうか～と思いつつ
ハル「We have no reservation, can I？」
店員さん「〇▽×◇twenty minute△◎～,OK？」
何言ってんだかよくわかりませんが多分20分くらい待ってたら案内してあげるよって感じだと受け取ったので「OK！」と答えて近くのソファで待つことに。
おーちゃんと撮った写真をスマホで見たりしながら待っていると日本人カップルがやってきました。
旦那さん「19：45に予約した〇〇です」
に、日本語…
ベタベタの日本語でなぜ最初から行けると思うのか。
当然レストランの受付の人はハァ？という顔。
お兄さん、ここはオアフ島じゃねえぜ。
後ろから奥様が出てきて、今度は一生懸命スマホにさっきの日本語を話しかけています。
そのまま英訳させようとしているのかな。
予約してるなら普通に名乗ればいけんじゃないのかな…と離れたところから見守りました。
そうこうしていると10分も待たないうちに席に案内されました。
20分て聞こえたはずだけど結局なんだったんだろう。
このレストランは全体的に壁の無いテラス席。
もう夜なので真っ暗なんですが、一部ライトアップされていて岩礁にぶつかる荒々しい波が見えます。
漁場か。
マンタが来るスポットとして有名らしく、レストラン近くで何やらアクティビティをやってたんですけど夜の海怖くないですか？！
お腹も空いたのでオーダーです。
大きいホテルなので日本語が添えられたメニューが。
ハンバーガーにしよう、と予め相談していたので3種類の中から選びます。
フィッシュバーガー、鹿肉バーガー、シェフ特製バーガー。
私は鹿肉やカモ肉などのジビエが結構好きなので鹿肉に。
おーちゃんはシェフ特製バーガーにしようとしたところ店員さんが
「tomato,onion…」
と入っているであろう具を丁寧に教えてくれます。
その中に
「ハラペーニョ」
ハ、ハラペーニョ？！
なんで突然？！
当然おーちゃんに聞くと、～ハラペーニョなんて挑戦したくもねぇよ、夏～と言わんばかりのリアクションだったので
と必死に伝えます。
すると店員さん、笑ってオッケーオッケー！アメリカンバーガー！とオーダーをアレンジしてくれました。
やさしい！
お水は注文制のサービスです、的なことがメニューにありましたがついでに持ってきてくれました。
まだ風邪薬を飲み続けているのでありがたや。
このレストラン、とっても開放的なのをいいことに野良ネコちゃんがガンガン入ってきて我が物顔で闊歩しています。
野良だし本当は触らないほうがいいんだろうけどもー寄ってきてくれるからー！ねこさんがー！
可愛い。
ねこは世界中どこにいても可愛い。
一応除菌のウェットティッシュで手を拭いて食事です。
おーちゃんオーダーの特製アメリカンバーガー。
イモが多い。
アメリカンバーガーは生のたまねぎ、私の鹿肉バーガーはフライドオニオンが入っていました。
ホテルの食事なので20ドルくらいとちょっとお高めですがめっちゃ美味しかったです。
肉がとってもジューシーで、パンがフカフカで。
旅行の最後におーちゃんに
「この旅で食べたものの中で一番美味しかったもの何？」
と聞いたらこのハンバーガーが迷いなく返って来ましたからね。
なお帰国後美味しかったものランキングをインタビューしたのでまた別の記事で。
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