ハワイ・キラウエア火山国立公園
前回の記事から随分間が空いてしまいました。
そろそろ旅行から1年が経過しようとしています。
いや、してしまいました。
ずいぶんと記憶がぼんやりしてきました。
書き切る気はあるんです。
前回ビッグアイランドキャンディーズで試食のクッキーに舌鼓を打った私たちは、キラウエア火山国立公園へと向かいます。
ハワイ島といえば、2018年に噴火が起こったばかりです。
ガイドのケヴィンさん曰く、当時観光客は激減し、ガイド仲間たちの多くが職を失い故郷へ帰ってしまったとか。
自然のことなので今も100%安全!とは言えないけれど、やっぱり現地に行くことが一番の復興になるので、ぜひ怖がらずに行ってみて欲しいなと思います。
(と、これを書いている2020年にはコロナウイルスのためにハワイへの旅行客がこれまた激減している模様。
ケヴィンさんは元気かなぁ。)
なおケヴィンさん曰く、ハワイ島は場所ごとに危険度が1~9まで設定されているそうです。
数字が小さいほど火山の噴火で被害に遭う可能性が高いという分かりやすい指標。
リゾートホテルはまずランク9の位置にあり、ランク1や2の地区は地価も激安。
その辺に住む人はいざ噴火で家が燃えてしまっても
「女神に土地を返しただけ」
と割り切っているそうです。
か、かっこいい。
かっこいいけど生活どうすんだ。
さて例のごとくバスでびゅんびゅん走ってキラウエア・ハワイ火山国立公園へ到着です。
以前は赤いマグマが見えたこともあるという。
さすがにちょっと怖いですね。
バスを降りて少し歩くと大きな火口にたどり着きます。
写真ではいまいち距離感が分かりにくいかもしれませんが、足がすくむほどの深さと広さ。
この写真の方が分かるかな。
また小雨がパラついていたため、こうして火口の底から虹が出るのを見ることが出来ました。
同行者のおーちゃんはあまりの高さに、崖から3mくらいの位置から近づけません。
私も高いところは苦手ですが、自分よりビビってる人がいると案外平気なもんで、指さして爆笑してた人でなしです。
なお火山はもちろんですが今も動いていて、ガイドのケヴィンさん曰く、以前の噴火の直前にはガイド仲間同士で火口近くを見にいって「そろそろやばいんじゃない」などと話していたそうです。
この公園、とっても広くて他の観光客ともすれ違いました。
岩場で座ってお弁当を食べているツアーの人たちもいましたが、ケヴィンさんはたまに発動する辛口コメントで
「ここで冷たいお弁当を食べるツアーはハズレ」
などとディスっていました。
確かにお弁当冷たいし、雨もしょっちゅう降るので大変そう。
景色はとてもいいんですけどね。
次回も火山公園のお話です。