こんにちは!碓井です。

 

2月22日 猫の日ですね。

 

私は野良猫さんの殺処分をゼロにするために

 

そして、人と猫さんが本当の意味で共生する世の中を目指して

 

TNR,地域猫活動を推奨しています。

 

その私の立場だからこそ、目を背けてはいけない事

皆様にも知っておいて欲しい事を今日は書かせて頂きます。

批判も覚悟なので、どんな意見も甘んじて受け入れるつもりです。

 

 

 

今日リブログした、尚樹さんのブログには

 

愛着がわいた野良猫さんに、やっと決心してTNRしてあげようと思った事が

悲しい事故に繋がってしまったお話が書かれています。

 

是非皆さんも読んでみてください。


 

 

このお話は、私の様にTNRをどんどん進めていきましょうねという立場からすると

 

こんな悲しい事があるのは本当に残念でなりません。

 

色々な不運が重なってしまって、ミィちゃんの命が失われてしまった。

 

私は沢山のTNR手術を見てきて、私自身がこの様な悲しい事に遭遇した事はないのですが

 

でも、そういう事があったというお話は聞いた事はあります。

 

 

本当に何千分の1の確率だとしても

尚樹さんにとっては、1回のTNRでの1回の経験です。

 

どう言葉を表していいかわかりません。

 

正直、尚樹さんの心を少しでも温かくする言葉すら見当たりません。

 

 

もしも皆さんに

こういう事ってあるのかな?と聞かれたら

絶対にないとは言えません、とお答えします。

 

だったらTNRするのも怖いとなりますよね。

 

それでもあなたはTNRをすすめるのか?と聞かれたら

 

「それでも私はTNRを勧めますとお答えします」

 

 

 

特にメス猫さんの場合は、負担のかかる外生活の中で

出産を繰り返すような事は可哀想なのも確かなのです。

 

出産で命を落としてしまう事も多くあります。

 

 

 

今、目の前の子の事だけを考えるなら

100%安全とは言い切れない事をするのはいかがなものか?となりますよね。

 

ましてや術後にリターンするのですから

こんなに心配な事はありません。

 

それでも私に言えるのは、

 

誰かがTNRをしてきて下さっているから

殺処分される猫さんも減ってきていて

 

野良猫さん自体も少しずつ(地域によっては)減ってきています。

 

 

外の環境は過酷です。

 

殺処分以上に多い事故死もありますし

病死や虐待の心配もあります。

 

もちろん、いつ近所の人に保健所に連れていかれるかもわかりません。

 

そんな事ないよとは到底言えない現状です。

 

そういう環境に生きざるを得ない猫さん自体をやっぱり減らしていきたいし

 

減らす為に頑張っている人の力になりたいです。

 

 

 

尚樹さんが今回経験したような事

経験した事あるボラさんもいるかも知れません。

 

今回の事までではなくても

そもそもTNRボランティアというのは

 

気持ちの面でとても苦しさを伴うボランティアだと思うのです。

 

TNRすべきかしないべきかをまず迷い

その中で病気が見つかったり

家に入れてあげられない自分を責めたり

ボランティアをしてると堕胎の選択をする場合もあったり

 

金銭的、時間的だけではなく

精神的に背負うものが多いボランティアだと思います。

 

だけど、誰かがそれをしないと

 

ずっとずっと未来の人も、

ずっとずっとその気持ちを背負っていかないといけなくなるし

 

人間のせいで立場が弱くなってしまった猫さんも増えてしまう事になります。

 

 

今TNRを頑張っているボラさんは

そういう痛みを背負って、でも未来の為に頑張っています。

 

 

ボランティアは0か100ではなく

1でも50でも 出来る事を出来る範囲ですればいい事なので

 

捕獲器を持って みんながTNRしないでも

TNRをしているボラさんを応援するだけでも

 

それは立派なボランティア活動です。

 

こうした悲しい事故も起こりえる事も知って頂いた上で

 

良い事ばかりではないのも知って頂いた上で

 

それでも私はTNR活動を推奨するし、応援して下さる人も増やしたいと思っています。

 

 

 

それと、根本的に、野生の猫さんは存在しません。

 

野良猫さんは、誰かが捨てた猫さん、もしくは

誰かが捨てた猫さんが産んだ猫さん。

 

後は、不妊手術なしで外に出して飼われている猫さんが産んだ猫さんの場合も。

 

 

そうして増えていく野良猫さん。

 

TNRをいくら頑張っても、根本的にそこがなくならないと

解決には近づく事が出来ません。

 

今、TNRを一生懸命頑張って

少しでも殺処分や悲しい外猫さんを減らそうとしている人が沢山います。

 

 

だから、絶対に絶対に、猫さんも犬さんも、動物を捨てないでください。

 

捨猫さんがいなくなれば、TNRする猫さんもそのうちにいなくなります。

 

私は、殺処分ゼロも目指していますが

本質的にはTNRもしなくても良い世の中を目指しています。

 

 

動物と暮らす人が全員、捨てずに最後まで一緒に暮らせば

あっという間に解決に進みます。

 

それもどうか知っておいてくださいね。

 

 

ミィちゃんの事は本当に悲しい。

それでも、こんなにも愛して悔やんでくれる人に出会って、

 

人間が怖い人ばかりじゃなく

尚樹さんのように優しい人もいると知ってくれてよかった。

 

それは私のエゴですが、私はそう思っています。

 

 

猫の日。とても真剣に書かせて頂きました。

 

 

 

みんなTNR猫さん。さくら猫さん達が少しでも穏やかに過ごせますように。

 

 

 

 

最後まで読んで下さってありがとうございました。

 

今日が皆さんにとって猫さんにとって

そして私にとっても素敵な1日でありますように。

 

外猫さんみんなが穏やかに過ごせる1日でありますように。

 

 

 

 

 

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