映画レビュー/概要

391本目 クローバーフィールド HAKAISHA/Cloverfield
2008年
監督:マット・リーヴス
主演:マイケル・スタール=デヴィッド
評価:★★★

あらすじ
突如ニューヨークの街が火の海と化し、自由の女神の首が街へ吹き飛んできた。
パニックになった一行がカメラでとらえた”謎の正体”とは……。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト』『REC』等と肩を並べてPOV作品の代表格ともされるようになったこのクローバーフィールド。

映画ではありつつも、実際に起きた出来事のように物語を追っていく形なので、モキュメンタリー形式が好きな人は絶対に鑑賞していることでしょう。

今やいいだけPOV作品は世に出回っていますが、未だにこの作品はモキュメンタリーといえば?っていう話の中には絶対に出てきますよね。

大抵は心霊ものやゾンビものが主軸になりますけど、そんな中でも珍しいSF怪獣映画。
怪獣映画らしい怪獣映画が2008年は枯渇していた時期なので、怪獣好きな鳴海としては海外でありつつも、そしてPOVであっても大変嬉しい作品でした。

予告も意味深な映像ばかりが流れてましたし、そこらへんの期待値を上げていく施策はドハマリしていたわけです。

話の道筋としては正直シンプルなので、大きく「面白い!」と大手を振って評価するレベルとまではいきませんでしたが、一度は鑑賞して良かったかな?くらいな。
ぶっちゃけ、POVの悪いところである映像ブレブレすぎてよくわからないシーンがある、というのは今作でもあるのがやっぱり不満ですかねぇ。

マーケティングの手腕

HPの作り込み、予告編の動画、そして関連性がありそうな意味ありげな映像。
それらを上手く組み合わせていったことにより、観客動員数はやたら伸びて大ヒット。

映画の内容についても一切漏らさないように進め、公開までしっかりその道筋を守ったという徹底ぶり。
ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の時もそうでしたけど、本腰を入れる(低予算であっても)タイプのPOV映画作品は、ここらへんを上手にできるかどうかも一つ重要ですよね。いかに観客に世界観の中へのめり込んでもらうかが大事ですから。

そんなこんなで大ヒットしたクローバーフィールドは続編が作られ、果ては”クローバーフィールドユニバース”として発展したわけです。
シリーズ化による考察も捗るので、観たことない方はネタバレを見ずにご覧いただければ幸いです。

怪獣映画の中でもグロあり

怪獣映画、と言ってもSFエイリアン的なノリが少し多めなので、巨大怪獣から逃げ回るだけではありません。
厄介なことに、街を襲っているのはどデカい怪獣だけではなく、小型のモンスターが一緒になって暴れまわっており、その被害は甚大。

モンスターに怪我を負わされた人がどうなるか……。
その末路は、ご覧いただいてになりますが、ちょっとグロい描写ありです。血が苦手な人はきついかも。

その点だけご留意下さい。





「サプライズ!!!」

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