中高年の転職を成功させるには?

こみちが考える「投資のイメージ」とは?


中高年を迎えた年代になると、それまでの働き方でも「理想」は変わって来ます。

公的年金が期待できない年代になったとはいえ、企業年金のように「制限的」な支援を得られる人たちがいると思われるからです。

では、そんな年金が期待できない場合はどうしたら良いでしょうか。

理想の1つとして、「投資」が挙げられるでしょう。

メリットは、お金がお金を稼いでくれるので、中高年になり体力が衰え始めたと感じる人でも比較的取り組みやすい方法だからです。

ただし、年利(1年後の資金増加割合)を3%とし、年間の収入を 300万円と仮定するなら、運用資金は「1億円」となってしまいます。

つまり、年利を3%から6%、さらに9%と上げて、より巧みな運用ができるのであれば、それだけ初期の資金を減らせることになります。

それでも「数千万円」とするなら、こみちだけでなく多くの方は「ン〜」と現実味を失ってしまうでしょう。

原則的なことを言えば、リスクを回避するほど、必要となる資金が増えます。

逆を言えば、少ない資金で稼ぐには、情報収集やタイミング、決断力など、初心者よりも玄人の運用術が求められるでしょう。

こみちは、投資の専門知識が少ないですし、業界のセオリーも知りません。

もっとも、現状では「投資」だけを将来的術にするべきではないとも考えているので、他にもできる方法はないかと思うのです。

中高年の特徴を再確認


例えば介護現場で働く様々な年代の介護士を見ていて、若い世代と我々中高年ではいくつかの違いがあります。

一方で、それほど変わらない部分もあって、それがルーティンワークです。

ルーティンワークとは、日常的にこなすことになった作業のことで、介護現場で言えば「食事の介助」や「オムツ交換」などです。

逆に、複数の利用者から別々の作業を依頼されたり、さらに事務所からの連絡や対応まで重なると、中高年の処理速度は極端に低下します。

その点、若い世代はフットワークに優れていて、しかも継続的にこなすこともできます。

このことから、中高年が目指すべき仕事は「ルーティンワーク」でも評価される作業です。

そこにあげられるキーワードは、「専門性」と「経験値」でしょう。

先ずは、仕事を行える立場にあることが大切です。

資格を持っていたり、その業界に関わっていなければいけなかったり、「関係者」である必要があります。

次に、未経験者よりも経験者として認識されるべきでしょう。

誰から全面的に指示を受ける立場ではなく、ある範囲で自身が決断できることも大切です。

例えば、介護職を当てはめると、介護現場はさまざまな経験を持った介護士が協力して働いています。

自分の仕事は「これだけ」と決めてもらえるケースは稀で、そうせざるを得ない場合に限られます。

そうなると、フットワークがなければ、介護士として長く現場で働くのは難しいでしょう。

ただ、一方で「介護という分野の専門性」を身につけたり、これまでの「経験」を活かせるチャンスは期待できます。

その答えの1つは、「介護学校の講師」になるという選択です。

授業は一連の流れで成り立っていますし、コントロールするのは「講師」です。

人前で話すのが克服できれば、「中高年からの仕事」として候補になってくるでしょう。

同じ介護系でも、相談役に回るなら、介護士から介護福祉士へと進むのではなく、「社会福祉士」となるのが理想です。

事務ワークをしたり、利用者家族と会って話をしたり、段取りが組みやすいので長く働けるでしょう。

コロナウイルスが与えた影響


今でもコロナウイルス対策で社会そのものが大変な時期です。

企業は存続に必死で、新たな事業で稼ぐまで余裕がないほどです。

そんな時期に、転職し面接を受けるとなると、どうしても「厳しい」結果になるでしょう。

その意味では、ある程度騒動が収束に向かう頃を待って行動するのも方法です。

もちろん、その間は何もしないというのではなく、「準備」の期間と考えるます。

例えば、給料の高い首都圏ほど感染者数が多く、公共機関を使うのでさえ、心しなければいけません。

転職でより良い結果を求めるなら、業界を選ぶだけでなく、転職時期や準備の内容にも目を向ける必要があるでしょう。