就活で味わう「苦さ」
例えば面接官に「もう〇〇歳ですね!」とネガティブな言い方をされることがあります。
働きたいだけなのに、なぜにそんな言われ方をしなければいけないでしょか。
その気持ちも十分に分かるのですが、それこそが現実なのです。
そんな所で自分が潰れる必要は全くありません。
「面接官をした人って…」
入社した後、ふと面接の時を思い出して、同僚とそんな話をした時、「誰のことだろう?」とか、「嗚呼、あの見かけない人ね!」と主たる業務では関わらない人だったというケースもあります。
つまり、中高年になると、いろんなことに気づきます。
ここが気になるとか、ここはどうなっているんだろうかという具合に。
こみちは、最終的に自分で「起業」するしかないと思っています。
しかしそこまでのハードルは決して低くはないので、雇用されながら働くという選択肢も良いと思います。
つまり、雇用先で多くは望まないこと。
そして、条件として譲れない部分はしっかりと確認して納得して働き始めることが大切です。
小さく生きないために
リスクを恐れて安全性の高い選択肢だけを選んでいると、多くの面で「損」をします。
例えば、正社員とパート従業員で、仕事内容にほとんど差がないのに給料は全く違うということも珍しくありません。
ただ、そこには「責任」や「役割」が異なるので、希望しても思うような雇用が認められないこともあるでしょう。
本来なら、自分でどう強みを見つけ出し、「起業」へと導けるかが大切なのですが、リスク回避や働き方のこだわりから「雇用されること」を望むのであれば「雇用先で評価される働き方」に努めることも必要です。
という意味では、自分を押し殺す必要はありませんが、個人的なこだわりや方針を主張し過ぎることで、周囲との輪を取り乱すべきではありません。
そして、何よりも経験を積むことで経験者となり、その先での「起業」や「より良い条件」を求めて動くこともできるからです。
職場で居なくては困る人になれれば、必然的に発言力は増しますし、自身の考え方に周囲が意見を求めてくるので、働きやすさは現場に合わせていればいずれ変わってきます。
自分に合った「ニーズ」を見つけるべき
仕事探しは、自分目線と求人要項の狭間を行ったり来たりしながらが基本です。
というのも、ある会社から主たる3つの条件が上がっていて、その3つをクリアしていた人は迷うことなく応募できます。
しかし、その人はさらに別の条件もクリアできるはずで、求人を出している会社にすれば必要ないスキルであることも起こり得ます。
一方で、3つのうち2つはクリアしても、最後がクリアできていない人がいたとしましょう。
企業として、絶対に譲れない3つだったのか、求人要項に向けてついでにあげた条件だったのかは直接聞いてみないと分かりません。
つまり、条件に合うか合わないだけで決めるよりも、自分にとってこの会社と縁を持つべきか否かで判断した方がいいでしょう。
事業規模は小さくても人柄のいい職場なら、楽しく働けるはずですし、自分でも勉強しないといけないけれど、その分報酬も良いという会社もあります。
どこまでその会社と関わり、自分が望むか決められれば、働き方はぐんと楽しくなるでしょう。
誰かが「得」をする働き方を目指す!
得することがあれば、それは仕事として続きます。
しかし誰も得をしなければ、それは無くなってしまう仕事でしょう。
自分のためにしていることは「趣味」とも言います。
でもそこから少し手を加えて、「解説」や「紹介」を含めれば、場合によっては必要とされる「仕事」になり得ます。
そのためには、誰にとって「得」することかをリサーチしましょう。
職場なら、目の前に仕事があるので、特にリサーチしなくても良いのですが、仕事探しの段階ではこのリサーチが重要です。