介護士の仕事は嫌だ!
なぜかそうな風に思ってしまうこの頃です。
職場でやりがいを感じない訳でもありませんし、利用者との関係はとても良好です。
スタッフ間の人間関係は…ですが、それだって一部の先輩との関係で、気にするという状況でもありません。
介護士の仕事って、本当に人間の「最期」に寄り添えます。
悲しみや孤独さを感じる利用者の気持ちを考えた時、自分だって同じような立場になる時が来ると思えば、「優しくする」ではなく「こうして欲しいだろう」と思うことを心がけて働けば、結果的に質の高い介護になると感じます。
今日、親しかった人亡くしました。
近所の人で、昔から顔を合わせていた方です。
数日前にも会ったのですが、「年を取ったなぁ」と心では思いましたが、元気そうに外へ出て来たので、少しホッとしていたところもありました。
気持ちが正常であれば、人の痛みや悲しみも受け取れるのですが、自分に弱さが見えると余裕がなくなって支えられなくなってしまいます。
職場に出ればそれでも出来てしまうのですが、帰宅して疲労感が押し寄せると、「辞めたいなぁ」と感じてしまうのです。
今、こみちが出勤する日を個人所有している利用者のカレンダーに「丸」を付けていて、「明日は来るね!」と出勤日を確認しては声掛けてくれる人がいます。
本当にありがたいなぁと思うことで、彼らのためにも介護士を続けなければと感じます。
でもでもでも、もう仕事としては辞めたいのが本音。
介護士の仕事ってやはり大変です。
生きる張り合いになっているものの、何か別のことにも興味がある。
その葛藤が毎日起こっています。