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ドラムで貧乏ゆすり~ビートボール奏法というものは実在しない?

ドラム 貧乏ゆすり

バスドラムを高速に踏み込むテクは
いくつかの種類があります。

例えば、

・ヒール奏法
・アップ・ヒール奏法
・ダウン・アップ奏法

などなど、ドラマーによって様々な
テクニックが生れてきました。

その中でも一風変わった奏法として

『貧乏揺すり奏法』

というものがあります。

このページでは『貧乏ゆすり奏法』に
フォーカスして述べています。

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Contents

ビートボール奏法というものは存在しない!

ドラム 貧乏ゆすり

世間では貧乏ゆすりの動きを利用して
ペダルを踏み込むやり方を

『ビートボール奏法』

と言っているのですが、なぜ

『貧乏ゆすり』が『ビートボール』と
なるのか全く理解出来ませんでした。

辞書で調べると、

『貧乏ゆすり』=『leg shaking』が
一般的であると出ますし、

『beatball』をネットで調べても
バスドラムの動画が出てきませんし、

出てくるのは日本語ばかりで、知恵袋を
読んでも全く信頼性がありませんでした。

(ダウン・アップ奏法をビートボールと
と説明してありました。)

スペルが違うのかと思い、色々試しましたが駄目です。

教則本もかなりチェックしましたが
やはり、確認が出来ません。

唯一、古い文献の『バスドラムのロール』という項目に、

『膝や腿を震わせて音を連続して出す。』

という記述を発見できました。

その他、『痙攣』という言葉も見つけました。

ここからは私の仮説なのですが、

 

『beat board』を『beat ball』と
聞き間違えて伝えたのではないかなと思います。

※beatは『バタ足』という意味があり、
跳び箱の踏切板も『beat board』という。

水泳のビート板は、英語では『kickboard』

もしかして本当にあるかもしれません
ので、ご存じの方はご一報下さい。

というわけで、ここでは

『貧乏揺すり奏法』

と呼ぶことにします。

貧乏揺すりの特徴を知る

ドラム 貧乏ゆすり

最初は普通に椅子に座り、貧乏揺すりをしてみて下さい。

カカトを上げて上下運動をするだけです。

それから、だんだんとスピードを上げてみて下さい。

どうでしょうか?

『ふくらはぎ』が硬くなってくると
思いますが、この時点がピークになります。

かなり連続時間が短いというのが分かると思います。

また、貧乏ゆすりでペダルを踏み込むと
コントロールが全く駄目になります。

したがって、貧乏揺すり奏法を習得する
には、持久力とコントロール力の両方が必要になります。

貧乏揺すり奏法の具体的トレーニング

ドラム 貧乏ゆすり

コントロール力を付けながらの訓練は
ハイハットを利用します。

左足で4分音符または、8分音符をキープ
しながら、バスドラムを貧乏揺すり16分音をやります。

いきなり速くせずに、コントロール
出来る速さで一定時間行います。

テンポ的には60程度から始めるのがいいと思います。

【練習方法】
・テンポ60 3分間
・テンポ70 3分間
・テンポ80 3分間



・テンポ120 3分間
・テンポ130 3分間
・テンポ140 3分間

出来ない場合は、一つ返って
もう一回やってみる。

高速を目指す方法はいくらでもある

冒頭でも述べましたが、バスドラムの
奏法は沢山あります。

色々やってみると、自分にピッタリ
の方法が見つかるはずです。

全ての方法が出来る必要は無く、
実践で直ぐに使えるということが目的です。

決して練習オタクにはならないようにして下さい。

私的には、

ヒールアップで一つ、
ヒールダウンで一つ

というのが一番いいと考えています。

是非、皆さん試行錯誤しながら理想の
ドラミングへと繋げて下さい。

>>バスドラムのダブルキックが難しい。効率的な練習方法はコレ!

>>バスドラムのスライド奏法。テクニックを数種類ご紹介!

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