ソーシャルレンディングとは、個人が企業にお金を貸すという新しい投資の一種です。
インターネットにて、お金を貸したい人と借りたい人を結びつけます。
つまり、私達投資家がお金を貸すことで、貸した会社から、毎月ある程度安定した利益を得ることが出来るのです。(※利回りが保証されるということではありません。)
第二種金融商品取引法、貸金業法、出資法などの法律にかなったファンドです。
今日はソーシャルレンディングを取り扱った論文があるのかどうか調査したいと思います。
論文レベルの文章ならば信頼性も高いし、自分の勉強になるのかな?と思ったので調べることにしました。
論文もしくは書籍は、34件ありました。
調査方法は、国立国会図書館オンラインで、キーワード「ソーシャルレンディング」を入れて検索。
国立国会図書館オンラインとは、国立国会図書館に所蔵されている本を探す時に使うものです。
国立国会図書館は納本制度があるため、国内で出版された本はほとんど全部揃っています。
最近ではデジタル書籍も納本されてきているようです。
そして、各大学が所有する論文なんかもこの図書館にあるのです!
ちなみに単純に論文を調べられるCiNii Articlesという検索ツールでは30件と出てきました。
この中で、あまり古い記述のものよりは新しいものをということで、2019年のもので絞ってみます。
そうすると4件ヒットしました。
①ソーシャルレンディングの進展と金融リテラシーの重要性
東村篤 四日市大学論集
②ソーシャルレンディング (日本版P2Pレンディング) の現状と課題
長谷川清 成城大学経済研究所研究報告
③ソーシャルレンディングにも適用、二種業協会の自主規制の概要 : 事業型規則および貸付型QAを読み解く
酒井敦史 金融財政事情
④ソーシャルレンディングに関する制度上の問題点を検討する : 借手の匿名化・複数化の緩和だけでは問題解決せず
山辺紘太郎 金融財政事情
いやはや書いた方々の経歴を調べてみたら、大学の教授や金融の研究者、東大法学部を卒業された弁護士の先生など、かなり固いところの方々でした。
難しそうですが、今年書かれたものとあって、かなり今の現状が書かれていると思うので、今度読んでみたいと思います。
その中で重要なことを噛み砕いた形でこのブログでも案内できたらなと思いますのでお楽しみに!
※ソーシャルレンディングについておすすめする内容になっていますが、最終的な判断は個人でお願い致します。
※ブログの内容は、著者が考え抜いて書いたものですが、その正確性を保証するものではありません。