生姜は昔から漢方薬に使われているほど効能がある食材で、妊娠中のつわりにも効くと言われています。
しかし、
「本当につわりに効果があるの?」
「妊娠中に生姜を食べても大丈夫なの?」
こんな疑問をお持ちの方も多いと思います。
妊娠中の体はデリケートですし、本当かどうか分からないのに試すのは不安ですよね。
結論から言いますと、生姜は妊婦さんが安心して食べることのできる食品ですし、つわりの軽減も期待できます。
生姜で辛いつわりを少しでも軽くできるように、生姜の効能と美味しい摂り方・注意点などを紹介します。
本当に生姜はつわりに効くのか?
昔から、生姜はつわりに効くと言われています。
それも日本だけでなく、アメリカやヨーロッパでも昔からつわり対策として生姜が食べられてきました。
そして実際に、「生姜は医薬品並みにつわりに効果がある」という結果が、臨床試験で確認されています。
・試験を行ったのは、オーストラリアAdelaide大学産婦人科のCaroline Smith氏ら
・医薬品とはビタミンB6のことであり、ビタミンB6は米国産婦人科学会が「つわりに対してまず使うべき薬」として推奨する薬。
つわりの治療薬として日本の病院でも処方されている。
・試験では、くじ引きで妊婦を2グループに分け、乾燥ショウガ粉が350mg入ったカプセルか、ビタミンB6が25mg入ったカプセルを、それぞれのグループが1日3回3週間飲んだ。
・試験期間中は週1回、つわりの重さ(吐き気、嘔吐、空吐きの回数などで評価)をチェック
・どちらのカプセルをのんだ妊婦も、週を追うごとに症状が良くなった。
・最終的に、ショウガでは53%、ビタミンB6では55%の妊婦が、つわりの症状が軽くなった。
この臨床試験の結果から、生姜にはつわりの医療品であるビタミンB6と同じくらいの効果があることが証明されました。
また、生姜は妊婦も安心して摂ることができる食品であるということも分かりました。
医薬品並みに効果があるなら、個人差があるにせよ試してみる価値がありますね。
生姜の成分・効能
生姜にはジンゲロールという辛み成分が含まれており、吐き気を引き起こす神経伝達物質セロトニンの働きを抑えてくれます。
また胃腸を活性化させる効果があるため、つわりによる食欲不振や胃もたれの解消が期待できます。
生の生姜を加熱すると、ジンゲロールの一部がショウガオールという成分に変わります。
ショウガオールは胃腸を刺激し、血流を良く体を芯から温めます。
妊娠中は体を温めることが大事なので、生の生姜よりも加熱した生姜がおすすめです。加熱した生姜なら、ジンゲロールとショウガオールのどちらの成分もを摂ることができます。
生姜の一日の摂取量【食べ過ぎには注意】
生姜はさまざまな効能があるので毎日積極的に摂りたい食品ですが、薬と同じで摂り過ぎはかえって体に良くありません。
決まりがあるわけではなくあくまで目安ですが、生姜の一日の摂取量は下の表を参考にしてみてください。
・生の生姜 10グラム
・生姜パウダー 1グラム
・すりおろし生姜 小さじ1杯
人により体質が違うので適量は違うと思います。
特に妊娠中の方・胃腸が弱い方は、まずは少量から試してみてください。
あまりに生姜を食べ過ぎると、胃腸に刺激を与えすぎて腹痛や下痢・胸やけなどを起こす場合があります。
目安の摂取量ならあまり心配いらないとは思いますが、生姜は体への働きかけが強い食品なので食べ過ぎには注意が必要です。
違和感を感じたらすぐに摂るのを控えて下さいね!
ですが適量なら美容にも健康にも最高に良い食品ですし、つわりの軽減効果があるので妊娠中の方にもおすすめします。
生姜の摂り方
生姜がつわりに効果的だとしても、生姜の風味が苦手だったり辛いのが苦手な方もいますよね。
また、妊娠中で特につわりの時なんかは、食べ物の匂いが気になったり見るのもイヤになるくらい辛い場合もありますし、体を動かすのも大変ですよね。
生姜料理を毎日作って食べるというわけにもなかなかいかないと思います。
そこでおすすめの生姜の摂り方は、生姜を飲むという方法です。
生姜パウダーやジンジャーシロップを使えば、毎日手軽に生姜を摂ることができます。
しかもショウガオールが多く含まれているため、生姜パウダーやジンジャーシロップは体を深部から温めてくれる効果が高いです。
生姜パウダーははちみつを入れて生姜湯にしたり、牛乳や豆乳と混ぜてもいいですし、お味噌汁やスープに入れても美味しく摂れます。
ジンジャーシロップはアレンジの幅がもっと広いので、毎日飽きずに続けやすいです。
牛乳や豆乳、ジュースにいれたりお湯で割っても良いですし、炭酸水で割ってジンジャーエールにしても美味しいです
ヨーグルトやアイスにかけたり、ドレッシングにしたり、料理にも使えます。
ジンジャーシロップはネットで探すといろいろなものがありますが、私は体の温め効果が最も高いと感じたシロップを愛用しています。
原材料は全て自然の素材からできていて、添加物も一切入っていないので妊娠中の方にもおすすめです。(おすすめのジンジャーシロップについて詳しくはこちらの記事で書いています)
つわりに生姜を試した妊婦さんの口コミ
Twitterを見ると、つわりに生姜を試してみたら楽になった!という妊婦さんの声が多数ありました。
つわりに生姜効くってマジだと思ってる…寝る前にしょうが紅茶飲んだら吐かずに4~6時間寝られたし、岩下の新生姜食べたらお昼ご飯吐かなかった…
— とま17w (@WN10m) August 28, 2019
もちろん個人差あると思うけど私には生姜効いてる気がする、と思うことにした!プラシーボ効果もだいじ!
生姜紅茶でつわり、最高時の5%まで軽減!(当社比・笑)生姜のおかげで、かなり楽です!!フツーに暮らしてます!
— Naoko Morohashi (@officeguri) February 12, 2010
つわりに新生姜がいいと聞いて、毎朝仕事行く前に納豆に岩下の新生姜刻んで混ぜて食べてるんだけど、仕事中全然つわりが出ない!
— 人妻エリカ◆あやまんJAPANユース (@tanxerikatan) February 6, 2018
悪阻の吐き気止めとして優秀な効果をあげているのは新生姜の甘酢漬け。死にそうな吐き気も一切れで大分ましにしてくれる。ネットの情報だからまゆつばだけど、吐き気止めの効果があるとかないとか。
— 朱音®︎自称化学系エンジニア (@akane_preg) June 10, 2017
悪阻で苦しんでいる妊婦さん、あとちょっとだから!(頑張れとは言わない)
— asakichi (@asakichi168) July 11, 2017
私は二人目の悪阻のときに岩下の新生姜食べて救われたので、岩下さんには感謝してる。その時の我が子は七五三のお参りをジンジャー神社でしましたよ。
悪阻の時お世話になった食べ物と言えば、岩下の新生姜とかむかむレモン
— はるか@1y2m双子MD♀(修正13m) (@kbharbkys21) December 14, 2018
生姜は吐き気も治まる(マシになる)し、口の中がさっぱりする
梅干しは悪阻中食べ
られなくなった💦#悪阻#悪阻の時#悪阻の時食べた物#岩下の新生姜#かむかむレモン
生姜、しっかり効くようです。
辛いつわりには生姜を試してみましょう
臨床試験の結果や実際にアメリカやヨーロッパで生姜が愛用されていること、Twitterでの妊婦さんの声などから生姜がつわりに効果的であることが分かりました。
効果に個人差はあると思いますが、食べ過ぎに注意して生姜を摂ればつわりが楽になるかもしれません
つわりで気持ち悪いとき・動けなくてつらいときはぜひ生姜を試してみて下さいね。
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