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[エゴマ] 食生活について語ろう

2020年09月17日 | 美容ダイエット

・荏胡麻Perilla えごま

シソ科、インド原産。中国、朝鮮半島を経て伝えられたといわれ奈良時代には既に食用としていた。

一年生、種子は荏(え)ともいいに関東以北に自生、町おこしで2005年ごろより島根県川本町で栽培が始まり4月中旬に丸い2mmほどの種を播いて、1mの背丈に成長する。白い花を咲かせ葉が青シソに似て代用とし6月下旬には葉の収穫、10月には成熟種子(黒褐色、褐色)を乾燥させ胡麻の代用にしている。
葉っぱは、香気がありしその葉より大きく大ぶりで韓国では、薬味を加え醤油漬けした漬物があり熱々のごはんを巻いて食べるという。落雁(らくがん)に入っているシソの味に似る。
成熟種子より、圧搾法(熱を加えない)で油を搾り取って荏油(えのあぶら:黄金色、香ばしいかおり)とし40~45%含油量で胡麻油よりも食味が軽く食用としていた。
江戸時代に、安い菜種油を使えるようになるまでは荏油が灯火用とし、また油紙、傘の防水に、その後ペンキ、インクにも使われていた。絞り粕は、飼料、肥料にしている。
熱に弱い乾性油で、野菜やサラダ、和え物、魚料理や肉料理、味噌汁やスープにたらしたりして5CC/1日程度で利用する。

エゴマ種子100g中の成分は、エネルギー544kcal、水分5.6g、タンパク質17.7g、脂質43.4g(飽和脂肪酸3.34g・一価不飽和脂肪酸6.61g・多価不飽和脂肪酸28.83g)、炭水化物29.4g、灰分3.9gを含む。

荏胡麻油にαーリノレン酸(人体で合成できない必須脂肪酸:血流を良くし動脈硬化、心疾患、アレルギー予防、体内でDHAの合成に関与)を多く含みn-3系脂肪酸として注目している。


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