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[藤豆] 食生活について語ろう

2020年09月23日 | 美容ダイエット

・藤豆 Hyacinth bean ふじまめ

  マメ科・フジマメ属、アジア、アフリカの熱帯地域を原産地とする。つる性、多年生であるが日本では一年生として栽培していることが多い。

独特の香りがあり5月頃より初秋にかけ開花、藤の花を逆さにした藤色の紫白色をして花の形が似ていることから名前がつけられたという。9世紀の書物に記述がみられ平安時代(794年~1192年)に中国から渡来したとされる。1654年に帰化和尚隠元によってもたらされたのが実は、隠元でなく近種のこの藤マメであったという説を有力視している。隠元の紹介であったことからインゲンと呼ばれたのではないかといわれる。関西では、藤マメのことをインゲン豆と呼んで、逆に一般にいうインゲン豆を藤豆と呼ぶ地域がある。

関東以北には、ほとんど見られないが関西以南、北陸地方での観賞用、自家用で栽培し7~10月を旬する。完熟してくると莢(さや)の色も藤色に染まり豆が実る。豆は大豆より少し大きく100粒で25~50g、扁平で丸く種皮の色は白色、淡黄色、赤褐色、黒色、紋入りなどがある。

インドでは完熟種子、未熟の種子、若さやなどが食べられているが日本では主に未熟の若いさやの長さ5cm、幅1.5cmほどで野菜として茹でて味噌汁の実、煮物、油炒め、揚げ物、和え物などに利用する。漬物とすることもあり、色彩を生かしさまざまの料理に使える。

石川県ではツルマメと呼ばれ加賀料理(1998年認証)に使われる。他にセンゴクマメ、アジマメなどとも呼ぶ。

若ざや100g中でエネルギー33kcal、タンパク質2.5g、脂質0.1g、炭水化物7.4g、灰分0.8g、ナトリウムTrmg、カリウム300mg、カルシウム43mg、マグネシウム33mg、リン63mg、鉄0.8mg、亜鉛0.4mg、銅0.07mg、マンガン0.33mg、

ビタミンA効力:41μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:0.2mg、ビタミンK:29μg、ビタミンB1:0.08mg、ビタミンB2:0.10mg、ナイアシン0.9mg、ビタミンB6:0.08mg、ビタミンB12:0μg、葉酸120μg、パントテン酸0.35mg、ビタミンC13mg 食物繊維4.4gを含む。

 

 

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