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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[チョコレートの日] 食生活について語ろう

2020年02月13日 | 美容ダイエット

🍫14日はチョコレートの日

日本チョコレート・ココア協会が制定しました。
バレンタインデーの行事として贈り物をすることが昭和30年代1955年ごろより高度成長の波に乗ってはやりだしています。
1958年(s33)にメリーチョコレートが新宿伊勢丹で販売したのが始まりといいます。
その年の売れ行きは芳しくありませんでしたが翌年ハート型にして売り出したところそれが受け以後反響がよく各社で競って販売しています。
年を追うごとにバレンタインのギフト用品として定着していったのです。そこで日本チョコレート・ココア協会ではこの日をチョコレートの日と決めています。
年間の消費量の1/4がこの日に集中して販売されるまでになりました。欧米では、バレンタインデーにはカードに添えて花束、菓子を贈るようで特にチョコレートとは決まっていないようです。

チョコレートは、カカオマス、ココアバター、砂糖、ミルクより製造していますが、ホワイトチョコレートは、カカオマスを使用せずココアバター、砂糖、ミルクから作られ苦味がありません。28度以上の温度になるとココアバターが溶けだし表面に出てきて固まると白く見え害はありませんが味は少し損なわれるといいます。
◇ミルクチョコレート(エネルギー557kcal、タンパク質7.4%、脂質34.0%、炭水化物55.4%、灰分1.8%、テオブロミン0.2%、カフェイン微量、タンニン0.7%)、
◇ホワイトチョコレート(エネルギー588kcal、タンパク質7.2%、脂質39.5%、炭水化物50.9%、灰分1.6%、タンニンTrg)、
◇ピュアココア(エネルギー271kcal、タンパク質18.5%、脂質21.6%、炭水化物42.4%、灰分7.5%、タンニン4.1g)の成分が示されます。

抗酸化・殺菌作用のあるカカオポリフェノールがチョコレートで200~700mg/100g、ホワイトチョコレートでは殆ど含みません。カカオポリフェノールは、チョコレート・ココアの原料であるカカオ豆に含まれるポリフェノールのことです。
カカオポリフェノールは、主に、エピカテキン、カテキンとプロシアニジン(エピカテキンやカテキンがいくつか結合した化合物)からなります。エピカテキンをメインとするいくつかの化合物の混合物です。これらはフラバノール(フラボノイド)ともよばれます。
一日の嗜好品の適切な量チョコレート35g(200Kcal)に含まれるカフェイン量は、レギュラーコーヒー1杯に含まれるカフェイン量の約1/10です。
ココアは、病院や介護現場で1)排便をコントロールする(便秘、難治性下痢、便臭の改善)。2)抗炎作用により傷の治りを早め動脈硬化予防、褥瘡(じょくそう:床ずれ)を防ぐ。3)ミネラル(銅や亜鉛)の欠乏による貧血を改善する。4)濃厚な流動食の風味を改善する。5)記憶力低下の改善をする。
として用いられています。

生活習慣病の改善などの健康効果に関する報告から、1日に少なくとも5~10g程度のビターチョコレート(1~2かけら程度)又はココア一杯(純ココアで約5~10g程度)を毎日続けることがよいといわれます。 


チョコレートの生産量、金額等の推移・全日本菓子協会からの資料より

       生産数量  生産金額  小売金額
平成23      211,690トン  3,210億円         4,440 億円                                
平成24   208,770      3,210         4,445     
平成25   220,080     3,260          4,520 
平成26   231,400     3,510          4,860
平成27   231,350     3,640             5,040   
平成28   238,980     3,800          5,260
このところ増加傾向にあるようです。今日ではスーパーでハート型が50円で売られています。ちょっとした気持ちを表すのに手軽ですし、本命にはそれなりの送り方ができ、お歳暮、中元に比べ送りやすいのかもしれません。

一般的に嗜好品には「依存性」があります。人は砂糖や油脂を多く含む食品に常用癖を示す傾向にあります。チョコレートは砂糖も油脂もどちらも多く含んでいますし、チョコレートの香りやテオブロミンは、脳に刺激を与え満足感、幸福感、リラックス感を与えています。
適度に摂れば健康によいものも、過剰になると、逆に病気の原因にもなりかねませんので食べ過ぎには注意しましょう。

適量食べれば健康によいとの事からか、他にもガーナチョコレートの日(2月1日)を株式会社ロッテが制定しています。「ガーナチョコレート」が1964年2月1日に発売されたことを記念して設けられてます。さらに夏チョコの日(7月第3水曜日)などもありました。 
テレビからは今も1986年2月1日に発売された国生さゆりの「バレンタイン・キッス」が流れてきます。とのことですが今年も聞かれるのでしょうか。

 


 ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。

 


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