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1980年以前の中学に家庭科、未必修の男性諸氏に医療従事者を含め必要かも。

[アナゴの日] 食生活について語ろう

2020年07月05日 | 美容ダイエット

・穴子の日 あなごのひ
7月5日を大阪市の穴子食材を製造・販売(寿司・弁当用)していた株式会社グリーンフーズ(2009年9月に 加ト吉の完全子会社・2012年12月で事業停止)が制定していました。 
「あ・な(7)ご(5)」(穴子)と読む語呂合せと、穴子がもっとも美味しい時期であることからといいます。穴子は比較的ビタミンAも豊富で夏バテに効果的といえます。「土用の丑の日」の鰻に続き、夏の味覚の定番となるように全国にPRしていました。
東京都中央区新富に本社を置き、水産加工品(エビ・穴子・サバ・タコ・イカなど)の食品卸売を手がけるハンワフーズ株式会社も「穴子の日」を制定しています。日付の由来は同じ語呂合わせで、「土用の丑の日」のように「穴子を食べる日」として定着させることが目的で2018年(平成30年)7月時点で、ハンワフーズが制定した記念日として一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録しています。 
水揚げ日本一の長崎県対馬市では、この日にちなみ「対馬アナゴ祭り」を開催しています。
2013年より兵庫県高砂市ではこの日をはさんで一週間を「高砂あなごウイーク」としてイベントを開催しています。
大阪府堺市のあなごの専門店「松井泉(まついいずみ)」では日付はあなごが一年で最も脂がのっておいしい時季であることと、おい(1)しい(1)あな(0)ご(5)」(おいしい穴子)と読む語呂合わせから11月5日は「おいしいあなごの日」として2015年11月に制定です。

関西では焼きあなご、関東では煮あなごとして調理し穴子は鰻と同様に開き、天ぷら・蒲焼・煮穴子・寿司などで食べられています。
京都府八幡市の郷土料理である八幡巻(やわたまき)がよく知られゴボウの産地でもあったことからゴボウを穴子や鰻の身で巻いたものです。
兵庫の郷土料理で、しょうゆと砂糖で煮たごぼうにあなごを巻き、たれをかけながら焼いたものもよく知られています。

◇穴子Conger eel あなご
   アナゴ科、地方によって、はも、はかりめ、めじろとも呼ばれています。マアナゴ、ゴテンアナゴ、ギンアナゴ、クロアナゴなどがあります。
日本全国の淡海水の入り混じったところの砂泥地に生息、夜行性を示し、冬季は水深100mまでもぐっています。
名前の由来は、昼間は砂地、岩穴などの狭い穴に潜(ひそ)んでいるから穴子と命名したと言われます。
鰻に似た細長い円筒状で体長1mほどに成長、マアナゴの体色は淡褐色、体側に白い斑点が2列に並んで見え年間を通し獲られていますが夏の7~8月に旨みが増します。
近年、中国、韓国などからの輸入品が開きにして大量に入荷しています。一般に鮮魚として消費し、鰻の代用としての蒲焼、八幡巻き、アナゴ飯にしたり、骨きりして天ぷら、寿司だね、椀だね、白焼きのわさび醤油和えに利用しています。
マアナゴ以外は、味が劣るので練り製品の原料とすることが多いようです。
血液に毒素イクシオトキシンIchthyotoxinを持っており生物、刺身で食べることはしません。加熱によって無毒化します。
生100g中でエネルギー161kcal、たんぱく質17.3g、脂質9.3g(一価不飽和脂肪酸5g・多価不飽和脂肪酸2g[EPA0.4g・DHA0.6g])、灰分1.2g、カルシウム75mg,鉄0.8mg,ビタミンB1:0.05mg,B2:0.14mg,B6:0.1mg,B12:2.3μg,C2mgを含み、ビタミンA(生500μg/100g・蒸し穴子445μg/50g)は、鰻(ビタミンA生2400μg/100g)ほどではないですが一般の魚に比べるとかなり多く含みます。
魚類のビタミンAの含有率として3μg~8,500μg(30μg)%位です。
ちなみにビタミンAの成人1日の推奨量600~750μg、推定平均必要量400~550μg、上限摂取量3,000μg(3mg)です。
       
「土用の丑の日」の冬が旬の鰻ですが、それに続き、夏の旬の味覚の定番となるように、夏バテ対策に食べたい一品です。

 

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