先日から『とある魚』が釣れているという情報は数名の方から頂いておりました。
その魚は「夜からしか釣れないこと。」
「夜光のスキンで釣れていること。」
「運が良ければクーラー満タンになること。」と教えていただいておりました。
ですので、前日から自作のスキン仕掛けを仕込んで、意気込んでここにやってきたわけです。
私は和歌山市に住んでいますが、加太大波止は『人が多い』『駐車場からとても歩く』『場所取りが前日からでないといい場所を取れない』など、休みが日曜日しかない私にとっては行き辛い場所だったので、前回GWに一度来てからは、半年以上ご無沙汰でした。
ただ、今回その魚が釣れている情報はまだあまり出回っておらず、しかも夜に釣れるということもあるので、夕方から行けば間に合うのではと考えたわけです。
当日は用事があり、エントリーは午後3時くらいになりましたが、波止の状況はこのような感じでした。
夜まで時間があったので、ガシラが釣れない><
となっていた親子の少しお手伝いをして、何とかガシラを釣ってもらったり、常連のおいやんたちと喋ったりして、釣れるまでのおよそ4時間(えぐいでしょ!?)波止の上で過ごします。
そして運命の7時頃、周りでぱらぱら釣れ始めますが、私は1匹釣っただけで、時合が終わってしまいます。
釣れなかった理由は後程紹介しますが、おいやんたちが
「今日は10時ごろまで釣れへんわ~」
「昨日、一昨日はよかってんけどな~」
どこかで聞いたことがあるセリフばかりです。
時合が極端に短かった理由の1つとして、満潮時刻が午後8時10分だったことが挙げられます。
7時過ぎから釣れ始めるのに、8時10分に満潮潮どまり、潮どまり前後が釣れないと仮定すれば、合点がいきます。
ただ、「10時過ぎから釣れだすわー」には少し懐疑的で、釣れなくなった時間が7時半、満潮時刻が8時10分とするならば40分が釣れない時間、それを満潮後40分に加えると8時50分。
1時間我慢すれば釣れだすかもということで1時間待ってみることにします。
その間にも続々と帰宅する人は増えていき、結局6名くらいになります。
8時45分ごろ、『あと15分で釣れなかったら帰る』と自分に言い聞かせ、キャストするといきなりウキが沈みます!!!
今日一の引きで上がってきたのは40センチの良型マサバでした。
常連さん曰く、「アベレージは35センチで、40センチくらいなのは100本に2本くらいかなー」ということでしたので、いきなり2%を達成したことになります。
その後私のウキにばかりヒットし、連発します。
先ほど釣れなかった理由は私のカゴが一気に撒き餌が出るタイプだったことで、潮の流れが速いと一気にそれが遠ざかってしまうからだったのです。
反対に潮の流れがない時間では、私のカゴのポテンシャルが存分に発揮され、私の周りに一気に拡散するので、私の周りに大量のサバがついたというわけです。
35センチ未満のものも釣れましたが、それらは全てリリースし、35センチ以上だけを選別してキープしていきました。
結果7本も釣れたので、大満足して帰宅しました。
<当日の釣果>
マサバ 35~40センチ 7匹
カゴ釣り
竿:ダイワ メガディス 3-53遠投
リール:ダイワ プレイソ 3000
ライン:東レ 銀鱗スーパーストロング4号
ハリス:シーガー シーガーグランドマックスFX4号
針:がまかつ 伊勢尼9号に夜光シラスファイバー、夜光スキンを巻いたもの