海神様に誘われて

タイトルは海神様(わだつみさま)と読みます。豊かな自然がいっぱいの和歌山の海に誘われたセイウンの釣行記(釣考記)です。 釣りの話以外にも私が愛するベトナムのお話なども行います。

みなべのイサギ

みなべで釣れているイサギは、脂のノリがすさまじく、非常に刺身にするにしても、塩焼きにするにしても、また煮つけにするにしても美味しくいただくことができます。
私は最近イサギやシマアジは敢えてサバ折するようにしています。
魚の形自体が、サバ折してしまうと汚く映ってしまいますが、鮮度や味に関しては普通にしめるよりも、確実によい自信があります。
これは、サバ折したときに、血抜きがしっかりできているのはもちろんのこと、神経もサバ折した際に頭部についてくるので、その穴をめがけてワイヤーを通せば簡単に神経締めもできてしまうからなのです。
屋久島などでは、市場に出すものはサバ折していたりするそうです。
料亭でお頭付きで出すわけではないので、イサギや、シマアジ、アジのような折りやすい魚はサバ折してやると、非常に手返しも早くなりますし、津本式血抜き、神経締めもやりやすいです。
皆さんも脂ノリノリのみなべのイサギを釣りにいらしてみてはいかがでしょうか!?