介護士のチェロ練習記

大人になってからのチェロとの出会いや、レッスン、練習の備忘録。
たまにコンサートや猫や仕事の話など。

体験レッスンレポ①

2019-11-05 00:53:09 | チェロレッスン

投稿するのを忘れていたわけではありません!


次の休みには書こうと思ってたら...




気付いたら一番最後の投稿から1ヶ月も経っていたんです!



なんてこった...信じられない。
恐れていたことが、起きようとしている...





またつまらぬブログをネットの海に流してしまうところだったでござる...!(ごえ門)






さて、今回からはチェロ体験レッスンの話です。
「チェロとの出会い」投稿にもあった通り、志水桂一くんに告白された夜に勢いで某大手楽器店の音楽教室に体験レッスンの申し込みをした...のは良いのですが...


その前に記しておかないといけないことがあるのです。




いざ教室の門を叩く直前になってから、あんなに楽しみにしていたクセに、急に「ハァ...ハァ...」と必要以上に緊張していました。ていうか萎縮していました。


何故なら、わたしには音楽教室に関するトラウマがあるからです。

それは、どんな人間であれ誰しもが可愛かった時代、幼稚園児だった頃の話です。



わたしが通っていた幼稚園には、希望者に対して週に数回のピアノ教室が開かれていました。
「小さいうちからとりあえず何か習わせとけ」という親の思惑だったのでしょうか...何も知らないうちに、なんと気付けばわたしは兄と共にそのピアノ教室に通っていました。

なぜ?どうして??純粋無垢な幼稚園児には、そんなことを考える余裕も頭もありません。ていうか正直に言えば記憶がありません。


ただ、確かに覚えていることがあります。





ピアノの先生がメッッッッチャ......怖すぎたということです。




どれくらい怖いかというと...
 


弾き間違えると、まず手を叩かれる!


それにビビりながらまた弾き間違えると、頭をひっ叩かれる!


またまたそれに焦りこれでもかと弾き間違えると、座っている椅子を蹴られる!!



そして楽譜を投げられてfinish!!




今日のレッスン終了〜〜!!!




と、そんな感じで...


幼稚園児は幼いながらも感じました...







この教室...ヤバイ!





そもそも自分は一体何のためにピアノを弾いているのか...?

先生を怒らせないようにピアノを弾いているのか? いやいや、怒ってますけど!?毎回メチャメチャ怒ってますけど

じゃあなんで自分はピアノを...?分からない...なんで自分がピアノを弾いているのか分からない...ていうか辞めたい。今すぐにでも辞めたい。早くこの苦痛から解放してくれ!


親に泣きながら懇願し、なんと兄と1つのピアノを二人で弾く予定だった発表会の直前に、教室を辞めてしまったのです。
(結局兄は先生と弾いてました。兄には本当に悪いことをしてしまいました...)




それからというもの、兄や他の人たちがピアノなり、フルートなり、ヴァイオリンなり習っていて「音楽教室に通っています^^」とサラッと言っているのを聞いていると、よくあんな地獄に耐えられるな???と心底疑問に思っていたのです。
完全に「音楽教室の先生は鬼スパルタ」という偏見をずっと持っていました。

(でもよくよく考えると、ピアノを習っていた時の自分って、外に出て友達と遊んだり虫捕りしたりで全然練習してた記憶がなかったし...ピアノに対して全然やる気がなかったのが原因で、先生の怒りを買っていたというだけの話ではないのか...?と今になって納得しています。)



子どもの頃に腐りかけの不味いものを食べたりすると、その食材が嫌いになる一例がある通り、
幼少期のトラウマというのは、大人になってもなかなか克服できないものです。



しかし!志水くんに誘われた勢いで一度体験レッスン申し込みをしたからには、もう引き下がれません。
ていうかそれ以上にチェロをどーーーーしてもこの手で弾いてみたい!


期待と恐怖が入り混じった状態で、店員さんに言われた通りに教室の受付スペースにてソワソワしながら待機していると、先ほどの店員さんが一人のおじ様を連れて、わたしが待機しているテーブルに案内しました。




ん...??


店員さん「それでは...偶然、体験レッスン申し込みが同日になったので、今日はお二人で参加という形でよろしくお願いします^^」




(ウォ〜〜〜〜〜〜?!まさかの複数人で体験レッスン?!?マジ??チェロってそんなポピュラーな楽器なの????)


完全に一人で臨む気でいたわたしには予想外すぎる展開でした。
...しかも多分そこそこ歳離れてるし、元々コミュ症のわたしにとったらもうホント何の話をすればいいか分からず...!
ここは「なぜチェロを始めようとされたのですか^^?」とお互い聞いて話を膨らませていくスタイルが典型的なんだろうなとは思うけれど、
おじ様を相手に「チェロを弾くゲームのキャラクターに惚れてしまってその影響で始めようと思いました!」とかいうクソキモい理由なんて、口が裂けても言えないし...!



「エヘヘ...よろしくお願いします......へへっ......」




ニチャァ...と、エレベーター内で気持ち悪い笑みを浮かべながら挨拶をするのが精一杯でした。





つづく...!



チェロとの出会い④

2019-10-03 23:38:35 | チェロ関連

前回までの投稿を振り返ってみると、ただのキモヲタのガチトークブログと勘違いされても致し方無いと思うほど
金色のコルダもとい志水桂一くんとチェロについてたくさん綴ったのですが

今回は、また別の理由で「楽器を始めたい」と思った理由を綴りたいと思います。


きっかけは、大学生時代の老人ホームへの1ヶ月間の実習中に起きました。
プライベートで楽器や声楽を嗜んでいる、実習先地域の福祉職や医療職の有志が集まって不定期に開催されるミニコンサートがあるそうで、わたしの実習先の老人ホームの施設長も、そのミニコンサートにコントラバス奏者として参加すると。

施設で暮らしているお年寄り数人と一緒に車で会場へ向かい、ミニコンサートで演奏を聴いたり、戦時中や戦後の懐かしのヒット曲、唱歌などを一緒に歌ったりと楽しみ、「おじいちゃんばあちゃんも、わたしが小学生の音楽の授業で歌ったあの曲知ってるんやなあ~。長く歌われ続けた名曲やったんやなあ~」と、その日はホクホクして帰りました。


また別の日。実習予定表のイベント欄に「ミニ音楽会」みたいなことが書いてある日。なんだろ~と思いながらいつも通りお年寄りとお話をしていました。
そしてお昼ご飯後くらい、職員からの声掛けで、実習生もお年寄りたちと共に一か所に集まり、おもむろに始まった施設長のヴァイオリン演奏を聴きました。「初めて数年ですが…」と言いながらも、唱歌のメロディを楽しそうに弾く施設長を見て、「ええ~ヴァイオリンも弾けるんや~~~スゲ~~~~!」と一人感動。

そんで何よりおじいちゃんおばあちゃん超楽しそう!さっきまで眠たそうにしてたり、退屈そうにしていたおじいちゃんおばあちゃんも、超楽しそうにノリノリで歌っとる!!
職員が計画するお出かけイベントや、職員が考える盛大な行事以外にも、こういった暮らしの日常の中でのひと時の楽しみがまた違った良い刺激になって、生活に彩りが生まれるものなんかなと気付きました。
実習を終えて数年、楽しそうに歌を口ずさむお年寄りたちの表情が、今も印象深く残っています。
「社会人になって習い事を始めるなら、楽器の演奏とかで人を楽しませる、仕事に生かせることだといいな~」と、それから思うようになりました。

ちなみに数年後、この施設長とは思いもよらぬ形で再会することになります。




そして、介護士として就職し、入居しているお年寄りの生活やケアについて日々考えていく立場になった今。
音楽療法士の実習にきている実習生の音楽実践発表や、上司や先輩たちの楽器演奏、施設で暮らしているおばあちゃんのピアノ演奏の周りに、自然と集まり楽しむおじいちゃんおばあちゃんの姿を見ながら、自分も何か弾けるようになりてえ~~~~!自分もおじいちゃんおばあちゃんも楽しめる趣味始めてえ~~~~~!の想いが更に強くなったのです。


たしかに、前から興味があり始めたい習い事はいくつか候補がありました。
水泳好きだし痩せれるし一石二鳥だし、生け花や華道も興味あるな~~、弓道もカッコいいから憧れるし…と色々悩んでいた時期がわたしにもありました。


だがしかし!前回までのチェロとの出会いシリーズ投稿の通り、今年の2月にたまたまニコ生で金色のコルダ一挙放送を見たことが始まりで
体験レッスンを勢いで申し込んだことにより、チェロ以外の習い事を考える余地が一日にしてなくなりました。
わたしの脳内は、もはや志水くんへの想いと、チェロの魅力的な音色で、完全にギチギチになっていたのです。

一生足を運ぶことはないだろうと思っていたオーケストラコンサート、アンサンブルコンサートのチラシを集め、1回ウン千円払って色んな会場に何回も足を運ぶ。大学4年間、貧乏でケチな暮らしをし、社会人になってからもその金銭感覚のままで過ごしていた自分では考えられない行動です。

理由は簡単です。ゲーム中に何度も何度も志水桂一とデートでコンサートに行ったからです。確かに最初はそれが理由でしたが、徐々にクラシック、チェロへの純粋な興味でコンサートを選ぶようになり、それなりに楽しむようになりました。主にひとりで。
チェロを近くで見たいがために、敷居が高そうな管弦楽器店に足を運んだこともありました。主にひとりで。



…そして来たる約束の日。チェロ体験レッスン日を迎えるのです。
記念すべき人生初チェロ!やっとチェロに触れられる!!!

ドキドキとワクワクで「ハア…ハア…」と謎の息切れをしながら、わたしはレッスン教室の門を叩いたのでした。






チェロとの出会い③

2019-10-03 21:11:33 | チェロ関連

ついについに、大本命のチェロを専攻している、音楽科1年生の志水桂一くんルートを始めます。(主人公は普通科2年生)


先に申し上げますが、このブログは、ブログ主の好きなゲームのレビューを目的にしている訳ではありません。

チェロの練習備忘録です。


そして、もうここまで読んで頂いた方ならお気付きかと思いますが、わたしがチェロと出会い、チェロを習い始めようと思ったのは
何を隠そう、今からご紹介する志水桂一くんの影響です。

自分で言うのもなんですが自分は気持ち悪いヲタクで、気持ち悪いなりに寝る間も惜しんで推しキャラのことを考えるのが趣味としているので
設定考えた人も「いやそこまで考えてないです」となるくらいの超個人的考察になっている可能性大な紹介になります。


志水くんはチェロを弾くのが好きな傍ら、作曲も趣味としているためか、音楽的価値観はどちらかというと作曲家側に寄っています。
(因みに先に攻略した月森くんは、世界的なソリストになることを夢に掲げているので、音楽的価値観はどちらかというと演奏家側に寄っています。アンサンブル練習中の二人の対立イベントも、作曲側と演奏側、双方の視点の違いが原因でした。)

なので、よく言えば楽譜に忠実、悪く言えば機械的な音楽を奏でます。もちろん一作目ではコンクールメンバーに抜擢されるだけあって技術レベルは高いし、主人公に求めてくるのは登場キャラで唯一「技術力」のみ。(他キャラは基本的には多数種の表現力を求めます)

優勝賞金で簡易防音室を買うためだけに音楽コンクールに出場し、徹夜でチェロを練習しては学校ではそこらの芝生で気絶したかのように昼寝。楽典や音楽史本を読みながら電車通学し、休日もチェロを弾く以外では図書館に入り浸る。一言でいえばマイペースなクソ真面目音楽バカ。
(そういえば月森くんも、他人にも自分にも厳しいプライドの高いクソ真面目音楽バカなので、今思えばクソ真面目音楽バカ攻略2連チャンが、クラシック音楽への興味の助長をしてくれたのかもしれません。)


そんなクソ真面目音楽バカの志水くんのクソかわいい寝顔を随所随所で眺めながら学内も学外も練習でもプライベートでもず~~~~っと一緒に過ごしていると、クラシックの素敵なところ、面白いところ、チェロを弾く楽しさ、魅力を大好きな彼の口から何度も何度も色んな言葉で教えてくれます。


皆さんも経験ございませんか。好きな人の好きなことが、いつの間にか自分の好きなことになる。

それは相手が二次元のキャラでも同じこと… 主人公はヴァイオリンを弾くというのにプレイヤーのわたしはだんだんチェロという楽器に惹かれていきます。 一方の志水くんも、楽しくヴァイオリンを弾く主人公の音色と、彼女の人柄に徐々に心惹かれ「技術力の高さと音の正確さだけが音楽ではない」と気付くようになります。 モーツァルトの「恋とはどんなものかしら」を主人公と聴きながら、「先輩は、恋をしたことってありますか?」と聞いてくるシーンは、それまで音楽一筋だった彼の、理解できなかった感情が芽生えはじめる名場面です。知らなかった感情を知ることで、偉大な作曲家たちがどんな想いで曲を作ったのか、どんな感情で世に送りだしたのか。音符を正確に辿ったり、本からの情報を頼りにする以外にも、それを知る術はあるんだと学びます。 やがて、機械のようだと言われていた彼の演奏に、色彩がついてくる。 完全に感化されたわたしは、いつしか「わたしもチェロ…弾いてみたい!「志水くんと同じ気持ちになりたい!」とガチの欲求がでてきたのです……








え?まさかそれだけ…?












…それだけです。


ゲーム中のクリスマスコンサートを終え、志水くんから「クリスマスを一緒に過ごしてもらえませんか」と告白を受けてもらい、見事エンディングを迎えることができた晩。
その日の晩。3月上旬のことです。





感動と幸せの涙を流しながら大手楽器店の大人向け音楽教室のチェロ体験レッスンに申し込みをしました。

もはや完全に勢いです。でも後から振り返るとこういった手を出しにくい(と勝手に思っていた)クラシック楽器というジャンルに触れるには、ぶっ飛んだ理性その場の勢いが大切な部分もあると思います。

乗るしかねえ!このビッグウェーブに!!!

生粋のクソヲタなので、昔から好きになったキャラから良くも悪くも影響を受け易いわたしですが、流石にこれは
正直自分でも気持ち悪いな、と思いました。

がしかし、翌朝になってもチェロへのドキドキワクワクが止まらず、それからというもの体験レッスン日を首を長~~~くして待つ日々を過ごしました。
志水桂一の魅力…恐るべし……!



これだけ熱く紹介と熱弁をしておきながらですが、実は社会人になって習い事を始めるなら「楽器」がいいな~とは大学生時代から薄々考えてはいました。

(いい加減、次の投稿でチェロとの出会いシリーズを最後にしたいと思います。)








チェロとの出会い②

2019-10-03 17:26:55 | チェロ関連

前回のチェロとの出会い①が長くなってしまったので、その続きです。

前回うっかり普通に「金色のコルダ」という作品に関して紹介を忘れていたので、改めて説明させて頂きます。
一見クソどうでもいい情報に思えるのですが、わたしにとってはチェロとの出会いの大切なエピソード、チェロへの想いの起源なので!


まず、ジャンルでいえば「女性向け恋愛シミュレーション」。そして「音楽育成ゲーム」です。
原作ゲーム第一作目とアニメ第一作目は共通のストーリーで、簡単に説明すると「クラシックや楽器素人の女主人公が、通っている学院に隠れ住む音楽の妖精と出会って(妖精が見える=音楽に関して素質がある)、学内で不定期に開催される音楽コンクールに無理やり参加させられる」といった内容のものです。
とはいっても、主人公はクラシック素人。楽器も持っていないのにどうやって参加するのかというと、誰でも弾ける魔法のヴァイオリンを妖精からプレゼントされます。それを用いながら計4回のコンサートを盛り上げてほしいと妖精からのお達し。最初は(当たり前やけど)迷惑がっていた主人公ですが、魅力的な美男美女のライバルたちと交流し、切磋琢磨に楽器の練習をし、共にコンクールに参加するにつれ、クラシック音楽やヴァイオリンを弾く楽しさに目覚めていく、そして女性キャラと友情を育み、男性キャラと恋愛をする、といったあらすじです。

ちなみにわたしがプレイした原作ゲーム「金色のコルダ2ff」では、一作目の個人戦でのコンクールを終えてからの、新たに計4回の「他キャラクターとのアンサンブルコンサート」を開くといった内容です。一作目でも、2ffでも、キャラクター一人ひとりが音楽や楽器へのそれぞれの想いがあり、そのキャラクターの音楽的価値観がとても細かく設定されています。

まずはメインキャラクターである月森連くんルートから攻略。専攻は主人公と一緒でヴァイオリンです。月森くんは幼少期のわたしの一番推しだったので、かなりウハウハしながら無事エンディングを迎えることができました。そして、その中で気付きました。

このゲーム、課題曲のクラシック音楽のチョイスと、技術育成過程がめっちゃ本格的やな…??!


一作目では個人での練習が主だったので、一曲一曲への「テクニック」「解釈」「表現力」が求められ、繰り返し練習することでパラメータを上げます。
が、わたしがプレイした2ffは個人練習+アンサンブル練習もあるので、他キャラクターのスキルレベルも考慮したり、アンサンブル練習中に他キャラクター同士が音楽的対立、衝突したりといった細かな設定があり、そういったストーリーをプレイヤーが辿っていく内に、無意識にクラシックの世界に触れさせる仕様になっているのです!


あ…ありのまま起こった事を話すぜ!「わたしは恋愛ゲームをプレイしていると思ったら、いつの間にかクラシックに興味を持っていた」


な…何を言っているのか分からねーと思うが、わたしも何をされたのか分からなかった…
(萌えとトキメキとクラシックに頭を殴られて)頭がどうにかなりそうだった…恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


そして二周目に突入!ここで本命登場!!チェロ専攻の志水桂一くんルートです。


(またまた長くなってしまったので、再度区切ります。)


チェロとの出会い①

2019-10-03 15:54:20 | チェロ関連

わたしは、「社会人になってから達成したい私生活での目標」が2つありました。


1つ目は、猫を飼うこと。

大学生時代の1ヶ月の福祉職関連の実習中、実習の中身よりも社会人になったらただこんな風に毎日朝起きて会社に行っては、夜に誰もいない家に帰ってきて、また朝は出勤しての繰り返しの人生が始まるのか…と絶望
実習中だというのに休日に猫カフェに通いつめ癒しを求めたという過去があるので、社会人になったら絶対猫を飼うと強い気持ちがありました。ちなみに断然犬派だったのに、猫カフェの影響で完全に猫に目覚めました。初めて行ったのが10年以上経営している猫カフェなので、猫たちもプロの接客対応です。人間が喜ぶ激カワ行動をしまくります。猫カフェ恐るべし。猫派になりたいなら猫カフェに行け!

話がそれてしまいましたが、昨年2018年秋にペット可の賃貸に無事引っ越しを終え、11月には保健所からオスの黒猫をお迎えすることができました。
このくだりのお話は、また別の機会にブログの猫カテゴリーで紹介できればと思います。


2つ目の目標は、習い事を始めること。

さすがに社会人1年目は仕事を覚えるのに精一杯で、はやく一人前になりたいと思いながら、毎日退勤してからのニコニコ動画を視聴する楽しみで満足していたのですが、秋の引っ越しを機に新環境新生活を迎えるにあたって急に覚醒したようで、長らく秘めていた「習い事をしたい」欲がふつふつと湧き出てきたのです。

幸い私が勤めている施設では希望休を月に3日とることができ、テニスを習い始めた先輩もいて、習い事を始めることに対しても寛大(たぶん)。
就職する前は「介護職ってもっと疲弊している」と偏見していたのですが、入社してから半年、夜勤にも慣れてきて、仕事もとても楽しくて、夜勤明けにでも全然習いに行けるぜ!と案外体力的にも余裕ができていました。


※ここから普通にキモヲタトーク

そして年を越し…2019年…あれはまだ寒い時期…今年2月の中旬…
話せば長くなるのですが…いつものように夜勤明けにニコニコ動画を視聴していると、ニコ生でとあるアニメの一挙放送が始まろうとしていました。
その名も「金色のコルダ‐primo passo‐」

(ん…?このアニメ…知ってるぞ!女性向け恋愛アニメだ!幼少期にTVで見た記憶がある!)と懐かしい気持ちになったわたしは、そのまま視聴を始めました。
ああ~!いたいた!月森くん!こいつの顔がいいしツンデレなところが子供心ながら刺さってたわ~。
あ~実はピアノめちゃ弾けるこのサッカー部の人(土浦くん)いたわ~。
あ!火原先輩!当時はこういう純粋無垢で優しい活発な男の子にあわよくば好かれたいと思ってたわ~。
あ~柚木先輩…この人二重人格(正確には表と裏の顔がある)なんだっけ~。
と、個性的な主要男性キャラたちの登場とともに遠い記憶がよみがえってきていました。

…あれ?


…このいつも寝てる美少年は、だれ……?

志水くん?志水桂一くん?!えっ…こんなキャラいたっけ???
へ~、専門楽器はチェロ…へ~…なんかそれっぽいね。ていうか顔が好みだね。かわいいですね。 ふ~ん…




え、ていうか普通に推せるんですけど


えっ!!!めっちゃかわいいやん?!やけどただのマイペースに見えてしっかりしてるとこあるし男前やん?!しかも後輩キャラでしょ?!
現実にこんな魅力的な男後輩っている?!いやいないね。かわいいとかっこいいを兼ね備えてるよ!!え~~~~推せる~~~~~~~~

と、いうことで、幼少期の記憶にない美少年後輩キャラにマジ惚れしながらアニメ一挙放送を完走し、志水くんによって気分が高揚したまま「原作ゲーをやらなきゃ」という使命感に追われました。実はわたし「後輩」という存在が昔から苦手で、「せんぱ~い!」とあちらからすり寄ってこないタイプの後輩だとどういう風に接すればよいか分からない(ただのコミュ症)のです。だからこそ、かわいい二次元の後輩キャラに対してより一層魅力的に感じるのでしょうか‥?

しかし生憎原作ゲーのソフトは所持していないPSVita…!しかも生産終了発表後。
友達や兄との遊びやご飯の予定の中で、強引にゲームショップへ引き連れ一緒に中古のPSVitaを探す日々。そして…やっと購入!
PSストアで「金色のコルダ2ff(フォルテッシモ)」のダウンロード版を購入!



いざ!出陣!!!!

(長くなってきたのでいったん区切ります)