水を沸かして出来る「白湯」と聞けば、みなさんは何を思い浮かべるでしょうか。美容・冷え性改善・アンチエイジング…その通り、白湯はモデルや美の専門家たちが積極的に実践している、超コスパの良い美容ドリンクです。ではなぜ、ここまで白湯が注目されているのでしょうか。今回は、白湯の美容・アンチエイジング効果から正しい飲み方まで、気になるあれこれをご紹介していきます。
白湯の美容効果がスゴい！
白湯の美容効果は、「体の調子を整えること」から始まります。では具体的な効果を見ていきましょう。
白湯を飲むとどうなるのか
白湯を飲むと起きる美容効果は大きく分けて5つです。女性に嬉しい美容効果が目立ちますが、これらの効果は全て「体の調子を整えること」ですから、もちろん男性にもおすすめです。
① 美肌効果
白湯は芯から体を温めるので、血液やリンパの流れを改善します。これにより、体内の老廃物の排出と栄養分の循環がスムーズになります。白湯を毎日続けて飲むことで肌作りの基本的な土台が整い、徐々に肌がきれいになるでしょう。
② 便秘改善
白湯を飲むと代謝が高まり、腸の働きが活発になります。すると食べ物の消化・吸収が促進され、腸に溜まっている便が解消されます。
③ デトックス効果
白湯には余計なものは含まれません。澄み切った白湯を飲むと溜まっていた未消化物質や老廃物・毒素が排出され、デトックスになります。
④ 冷え性改善
白湯を飲むことによって内臓が温まり、代謝が活発になって冷え性改善に効果があることが分かっています。飲んでポカポカしてくるあの感じが内臓が温まっている時です。冷え性は体が内臓を優先的に温めようとして熱が中心部に流れていってしまうことで起こります。まずは白湯を飲んで体の内側から率先的に温めましょう。
⑤リラックス効果
温かい白湯は、リラックスにもつながります。リラックス効果を期待するならゆっくり飲むのがポイント。ストレスが軽減され副交感神経が働き、安眠にも繋がります。
アンチエイジングにも
アンチエイジングでは、体の中に老廃物や毒素を溜めないことが先決です。老廃物や毒素があると各細胞への栄養供給がスムーズに出来ず、結果的にシミやシワ・たるみに繋がってしまいます。前述したとおり、白湯にはデトックス効果があるので、日常的に飲めばアンチエイジングになります。
また、アンチエイジングには女性ホルモンの正常な分泌も大切です。「女性らしい体」「艶やかな髪」「ハリのある肌」これらは全て女性ホルモンが正常に分泌されることで保たれます。白湯を飲んで内臓を温めると、子宮や卵巣の機能も活発化し、女性ホルモンが正常に分泌されるのだとか。若々しい体を保つには、やはり白湯は万能ということが分かります。
白湯の作り方
白湯の魅力がここまであると、今すぐにでも飲みたくなりますね。実は白湯には正しい作り方があります。ここからは白湯の正しい作り方と注意点を見ていきましょう。
- やかんか鍋に500mlくらいの水道水かミネラルウォーターを入れて中火にかける
- 沸騰したら弱火に変え、10分～15分程煮立たせる
- コップに入れて50℃～60℃くらいまで冷まして完成
沸騰した後に10分～15分煮立たせること。こうすることによって水に含まれる不純物や独特のカルキ臭を除去することが出来ます。温度は熱すぎず、冷たすぎず、胃に負担のかからない50℃～60℃くらいにしましょう。
ちょい足しでアレンジ
そうは言っても、無味だと飽きてしまい続かないという方には、ちょい足しアレンジがおすすめです。
・白湯＋レモン
白湯にレモン汁を入れることで、レモンの疲労回復効果と血流促進効果が加わります。この時に、万が一農薬が付いていることを想定して、レモンの皮を入れるのは避けましょう。農薬は毒素として体内でとどまってしまいます。
・白湯＋生姜
体を芯から温めてくれる作用のある生姜は白湯との相性ばっちりです。ただし、生姜は高温だと作用が弱まってしまうので、白湯が飲み頃の適温になったら加えましょう。
・白湯＋ペパーミント
ミントの中でも薬効の高いペパーミントはミントポリフェノールを特に豊富に含みます。これは鼻粘膜の炎症を抑え、アレルギー症状を緩和すると言われているので、花粉症の方にもおすすめです。他にも、整腸作用や抗菌作用など、優れた効果があるのも特徴です。白湯の効果と合わせて摂りたいですね。
白湯の正しい飲み方
いくら美容・アンチエイジング効果のある白湯でもむやみに飲んではいけません。正しく白湯を飲むことが、効果を掴む近道です。
白湯を飲むタイミング
飲みすぎなければ、さほど意識する必要はないのですが、美容・アンチエイジング＋αの効果を得るために、白湯を飲むベストタイミングを覚えましょう。
- 朝一番
朝一番に白湯を飲むことによって、寝ている間に休んでいた内臓が温まり徐々に活性化します。事前に温めておくことによって朝食時の胃の負担が軽減される効果があります。また、代謝が活発になるので日中に集中力が持続したり、疲れにくくなったりするでしょう。
- 食事中
食事中に白湯を飲むと、消化・吸収をよりスムーズにしてくれます。ただし、食後に飲むのはNG。食後すぐに水分を摂ると消化不良を招くので控えましょう。
- 就寝前
前述したとおり、白湯にはリラックス効果があり安眠へと導いてくれます。ゆっくりと時間をかけて飲み、今日一日を整理して明日への元気に繋がる時間にするのも良いですね。
1日の適量は？
一日の適量は700mL～800mLで、これはコップおよそ4,5杯分に相当します。これ以上飲むと胃の負担になってしまうので気を付けましょう。また、飲むときはチビチビと少しずつ飲むのが理想です。約10分～20分と時間をかけて少しずつ飲むと、体が芯から温まり、リラックス出来るので白湯の効果を実感しやすくなります。
まとめ
白湯の美容・アンチエイジング効果は知れば知るほど魅力的でした。とにかくコスパが良いので、綺麗になりたい・若々しさを維持したい方は是非試してみましょう。どんな美容法でもそうですが、継続しなければ効果は実感出来ません。意識して白湯を取り入れ、体の内側から綺麗な体を手に入れましょう。
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