クルーズ、さんぽ、わいの記

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【ビオトープ】池の水全部抜く大作戦2020!!(我が家編)

去年の秋から放置していた我が家のメダカ池(というか水槽…というかニトリの衣装ケース)。※ただのメダカ飼育用の大きい水槽です。

春の陽気だった本日午後、我が家の「池の水全部抜く大作戦」(←どっかで聞いたことある!)を決行しました!!!!

作戦名は「No one will be left behind(誰一人取り残さない)」(←これもどっかで聞いたことある!!!)

作戦決行の動機となった、我が家のひどい池(というか、水槽というか衣装ケース)の状態はこちら。藻が生えまくり、水草が寒さで枯れ、意外と冬の間中元気に活動していたメダカとミナミヌマエビの糞が堆積し、もう一息で危険な外来生物まで生まれてしまう寸前でした。

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流木にいい感じに生えていたウィローモス(←水草)も伸び放題。水もなんか不潔な感じ。枯れたアナカリス(←水草)がうねうねしており、本当にひっどい状態です。

この池には、約10匹のメダカと、何匹かわからないミナミヌマエビが住んでいます。

このすべての生き物を一匹残らず一度別の洗面器などに引っ越しし、池(というか水槽というか衣装ケース)を洗い、水を入れ替えて、再びこの水槽に戻すのが今回のミッションとなります。

それでは作戦名「No one will be left behind」スタート!

まずはメダカをお引越し

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メダカをまずはタライに引っ越しさせました。まだ緑の部分が残っていたアナカリスも一緒に入れます。あとはメダカたちお気に入りのダイソーで買った小さい橋も入れてあげました。意外とこのタライでも快適そうなメダカたち。

年末数えたとき11匹いたメダカは、すくってみるとなぜか9匹。2匹どこいった。

水を3分の1以下にする

池(というか水槽というか衣装ケース)の水の中のゴミを網ですくい、水を半分以下くらいまで捨てます。そうしないと大量のエビを別の容器に移せないからです。

水を捨てていると、「ここまで汚れた水をこのまま捨ててしまうのがもったいないのでは!?」という気がして、プラスチックカップに掬ってみました。

バクテリアが実在するのか実証することに

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一番左の写真が、池から掬った汚い水。エビやらメダカやらの積年のう●こが漂っています。

こうした池では、メダカの糞や腐った水草などからから発生する有害なアンモニアを、バクテリアが分解し亜硝酸、硝酸塩に変え、その硝酸塩を水草が取り込むことで水が浄化される、という仕組みで水の浄化・循環が起きているそうです。この循環のバランスが調和していると、あんまり水替えをしなくてもいい池ができるとのこと。

ja.wikipedia.org

なので、水中にバクテリアがいるかどうかはとても重要な要素なのですが、いかんせん彼らバクテリアは目に見えないので、「お前ほんとに働いてるのかよ」という疑いの目が向けられがちです。

そこで、わいは今回、このきったねー水を使って、本当にバクテリア水草コンビが水を浄化するのか、アンモニアの塊である糞ウォーターの中に、バクテリアが住んでいそうな石と水草を突っ込んで、検証することにしました。

水草がしっかり働くよう、このプラスチックカップをひなたに置いて日光浴させました。

バクテリアがいれば、この汚い水はそのうちきれいになることでしょう。そしたらバクテリアのこともうちょっと信じてあげてもいいかなと思っています。

エビをすくいまくる

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続いての作業は地獄のエンドレスえび掬い。エビを網ですくってすくってすくって…最後の一匹まで掬って、洗面器に引っ越しさせます。

この機会に何匹のエビが生息していたのかカウントしようと思っていましたが、30匹を超えたあたりから諦めました。

たぶん、100匹はいたんじゃないかな。増えすぎだろミナミヌマエビ。。。

衣装ケースと底石を洗う

我が家の池と呼んでいた衣装ケース(ニトリ製)を洗います。藻で青々としていた壁面も、100均のメラミンスポンジでアッと言う間にきれいになりました。(←もちぱん氏がやってくれました)

底石は、バクテリアの住処なので、水道水で洗うとその多くが死滅するといわれています。半信半疑でしたが、やっぱりバクテリアが死んじゃうとなんとなく悲しいので、石は半分だけ、ざっと適当に洗い、きれいになった衣装ケースに敷き詰めました。

石の敷き詰め方はもちぱん氏がいつもこだわるポイントなので、今回も彼にまかせました。誰がやっても一緒だと思うのは内緒。

ほぼ完了

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水槽に、住人たちのお気に入りの家具を配置。エビの集合住宅であるパイプはそのままだと工事現場のような雰囲気になるので、流木の下に並べて置きます。メダカの隠れ家や、ハート形土偶などを配置して、カルキ抜きした水を静かに入れたら、ほぼ完了。

書くとアッサリですが、相当疲れました。

もちぱん氏が仕事を早く切り上げて手伝ってくれなかったら、夜通しエビを掬う作業を続けなければいけないところでした。あぶなかったぜ。

元の池の水をタライ一杯分くらいのこしておいて、その水と新しい水を合体させたほうが、水替えが原因の大量死を防げます。

あとは、頃合いを見計らってエビとメダカをもとの池に戻したら、ミッションコンプリート。

今年も元気に育ってくれるといいなあ。

https://cruisemans.com/b?extb=wai