ヒュッレムはいいおかあさん? オスマン帝国外伝シーズン3 51話ハイライト

兄弟げんかはどこのうちでも必ず起こる。
そんなとき親たちはどのように対応すればいいのだろう?
今回ヒュッレムがバヤズィト(バヤジト)に言いたことはとても素敵だなあと思った。
さっそく聞いてみよう

1歳年上のセリムとバヤズィトはよくケンカをする。
今回は遠征に参加する、しないで争った。バヤズィトだけ戦争に参加できなかったのだ。

最初ヒュッレムは

「何故兄を叩くのですか、へんじをしなさい」

ときつい調子で聞いた。

「先に彼がぶったのです」

というと、

何があっても、決して手をあげてはいけません。そのうえセリムにどんなひどいことをいったかもしってるわ。すぐに兄にあやまりなさい。」

「なぜ彼の肩ばかり持つのですか。なぜ私を誰も好きではないのですか?」

とバヤズィトは聞く。
だがヒュッレムは

「謝りなさいといったのよ」
と命じた。

ごめんなさいとバヤズィトは下をむきながらあやまった。

するとヒュッレムはきこえなかったわ

といいう。

するとバヤズィトは顔を真っ赤にして

「ごめんなさい」と言いいた。

すると今度はセリムに

「あなたも弟に誤りなさい」

と言った。セリムは

「わたしはなにもしていません」というが、
すぐに謝った。

「二度とけんかをしないようにもししたときいたらただではおきませんよ」

と低い声で脅かした。
それからセリムをメフメトに連れていかせてバヤズィトとふたりきりになった。

さてここからだ、ヒュッレムがかっこいいのは

「バヤズィト、私の獅子よ、あなたをお父様が遠征に連れていかないのは、
あなたにはもっと重要なにんむがあるからよ」

「任務ですか?」

と彼がきくと、ヒュッレムは大きくうなずく。

「みんながいってしまったら、私はどうすればいいの?
ミフリマーフもどうすればいいの?
誰が守るかを考えたことがあるかしら?
ジハンギルはとってもちいさいわ
私にはあなたのような良い皇子が必要なの」

と言うとバヤズィトは納得した。

ヒュレムは笑みを浮かべてもう一度

「あなたがひつようなの」

とかみしめるように言った。

バヤズィトも嬉しそうに微笑んだ。

それからヒュッレムは強くバヤズィトを抱きしめた。

親からしてみればどの子もみな同じくかわいいのだが、

子の立場かしてみると、平等に扱われていなと思うことがしばしばあるが、今回のバヤズィトもそういう気分だったのだろう。でもヒュッレムは彼の気持ちを和らげることに成功した。
すごい!
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