パブロフの亀
ぼんやりと水槽を眺めているとあまり動かない亀（かまた嬢は近寄ると餌がもらえると思って大暴れですが…）でもそれなりに法則性というか「おや？」と思うことも出てくるもので、今回はそんなお話。
かまた嬢は食べるのが大好き。ってか亀というか動物全て、知能のある人間ですら食事をすることに抗うことはできない本能の行為。
かまた嬢には、毎朝決まった時間（朝５時～６時の間）に餌をあげている。しばらく続けていると朝、私が起きる前にゴトゴトと水槽内を暴れまわる。これは餌がもらえる時間を頭なのか本能なのかわからないが憶えているんじゃないかと感じた。
まあ、危険な場所や敵を察知しないと野生では生きていけないからそういった憶える行為はある程度本能？的に使えるってのはわかる気がする。野生は即死イベントもかなり多いと思うけどある程度成長してしまえば、亀って割と生き延びることができるイメージがある。危機回避能力＝危険だったことを憶える力が強ければやられにくいって考えられそうだ。
そこで次はこんなことをしてみた。（意図したわけじゃないけど）
ある程度、水槽内でも運動して欲しかったから前回記事で紹介した、浮島の上にも餌を置くようにしてみた。最初は餌に気づかず、仕事から帰ってきても島の上の餌が残っていることも多かった。でも何日か続けているとしっかり浮島の餌にもすぐに対応するようになった。
kametanbo.hateblo.jpここで今回の実験の着想を得る。
ではフェイントで浮島の餌を置かなかった場合どうなるか？（騙し討ちしてかまたちゃんゴメンネ。）これを試しにやってみた。
すると餌もないのに浮島に登るではないか！
これは浮島に餌が置かれることを憶えているんじゃないかと考えることができる。そのあと、置いたり置かなかったり色々やってみたけど例外なく一旦浮島に餌を探しに行く。
かまた嬢には申し訳ない実験をしてしまったが、亀にも憶えると言う知能があることがわかった。まあ調べたのはかまた嬢だけだから全ての亀に言えるかどうかはわからないけどちょっとマヌケぽいかまた嬢でもこれだけ憶えられるんだから他の聡明な亀様達ならもっと凄い知能を持っていてもおかしく無いと思う。
もう新しいこともないかなと思っていたけどまだまだ亀って隠された才能？がありそうで目が離せませんね。
※今週の体重測定
飼い主「測り始めてから半年以上たつけど殆ど変わらないね」
かまた嬢「実は私標準体重だったの？」
飼い主「おかしいなぁ…見た目はムッチリなんだけどなぁ…」
かまた嬢「失礼な！もともとダイナマイトボディだったのよ！」
飼い主「自分の勘違いでもともとムッチリだったのかな…」
かまた嬢「あなたぽっちゃりとデブを履き違えてるタイプね」
飼い主「その辺って難しいじゃん。」
かまた嬢「だからあなたモテないのよ」
飼い主「ぐぬぬ…反論できん…」
というわけでしばらく体重測定を続けていたのですが、餌を半年減らしても大して体重が変わらないのでもしかしたらこの体重が適正なんじゃないかって思うようになってきました。
そんな訳で次回がまた楽しみです。
といったところで今回はここまで。
ここまで読んでいただきまして
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