私は、心理学の研究者であり、カウンセラーでもあるが、よく分かっていないことがある。
それは、「心とは何か」ということ。
カウンセリングでクライエントの話を聞いたり、自分の心の動きを観察していると、心って不思議だな〜とよく思う。心について探求することはとても面白い。
探検家は、地球の上を探検していて、多くの発見をしてきた。
もう新しく見つけることはなくなってきているとも言われる。
しかし、心はまだ未知の領域だ。探検のしがいがある。
これからは心の探検家が増えてくるだろう。
今日の朝、瞑想していて、ふと思ったことを書いてみようと思う。
それは、
①「心とは雲のようだ」
②「心とは壁のようだ」ということ。
今日は②「心とは壁のようだ」について書いてみよう。
「心とは、壁のようだ」
私は、ありのままの現実を捉え、その現実に対応して生きることが大切だと考えている。
目の前にある現実、それをちゃんと見ているかどうか。
考え事や、悩み事がある時、私たちは目の前にある現実を見ることができない。
ボーッと考え事をしている時は、私たちは現実が見えていない。聞こえていない。
現実と私たちの間に壁ができる。
薄い壁の場合もあれば、厚い壁の場合もある。
壁が厚くなればなるほど、周りが見えなくなり、悩みが深まる。
私たちの周りに、心という壁が立ち上がり、現実が見えなくなってしまう。
そういう時は、
こういう顔になる。
悩んでいる時、鏡で自分の顔を見てみよう。
こんな顔をしていたら、あなたの周りには心の壁がある。
壁の向こうにある、現実を見てみよう。
目を大きく開いてみよう。
鳥のさえずりに耳を澄ませてみよう。
風を感じてみよう。
きっと楽になるはず。