この度の台風による災害で被害に遭われた方に、お見舞い申し上げます。
また、私たちの安全を守るために、尽力して下さった方々に感謝します。
私は、こんなに大きな台風に遭遇した記憶はありません。
不安と心配、緊張で、心にも体にも、負担がかかりましたね。
私も、寝ようとしてもなかなか寝付けない昨夜でした。
さて、今回は、台風の日の過ごし方、というテーマで書いてみようと思います。
今回のような大きな台風がやってくる時、どのように過ごしたら良いか?
第一は、安全を確保すること。これは選択の余地はありません。
安全な場所に避難すること、万が一に備えること。
「備えあれば憂いなし」です。
次にできることです。
なんだと思いますか?
それは、できるだけメディアから離れることです。
TVをつけると台風情報がえんえんと流れてきます。
ネットには、いろいろな人が、さまざまな情報を挙げています。
スマホを見ると最新情報や映像に満ち溢れています。
危険を避けるために得る情報はもちろん大切ですが、
ずっと見続ける必要はあるでしょうか?
不安が煽られることもあります。
このような情報にさらされると、私たちの神経はたかぶってしまいます。
そして、不安や心配、恐怖が心をしめてしまいます。
昔の人は「備えあれば憂いなし」と言いましたが、
現代人は、「備えても憂いてばかり」になっていますよね。
昔の人の知恵を思い出しましょう。
現代は危機管理が徹底しているので、自治体からも避難の方法が流れてきます。
また、動物を見習いましょう。
動物は、このような時どうしているか?
じっと身を潜めて、嵐が過ぎ去るのを待ちます。
危険は肌で感じ取り、必要があれば逃げます。
私たち人間にも本来できますよね。
私たちは自然には勝てません。
その大きな力に畏怖の念を抱きながら、
そのパワーを感じながら、
風と雨の音を聞きながら、
静かに、
過ぎ去るのを待つ。
朝日が出て、
いつもよりもたくさんの鳥のさえずりが聞こえてきます。
きっと嬉しいのでしょうね。
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