依存

わたしと母は元々、馬が合わない性格だ。

 

一人っ子のため、小さい頃から少々、いや大分過保護だったと思う。

 

でも大人になるにつれて、母は自分の思うようにしたい。

そうならないと気ま済まなくなった。

 

小さい頃、母との思い出は、毎日喧嘩の嵐

いくら話をしても堂々巡り。

 

亡くなった父はいつもいっていた。

吠えてる方が悪くなる。

 

その通りだ。

いくら自分が正しくても、吠えてる方が負ける。

 

そしていつも学校から帰ると、居ない。

喧嘩をして、腹が立っても

やっぱり寂しかった。ひとりぼっちは嫌だった

でもその気持ちを分かってくれる人は誰一人いなかった

 

小学校、中学校、高校と進学しても

母との関係性は変わらなかった

 

むしろ酷くなるばかりだった

 

だから高校卒業後、家を出た。

 

ひとりの寂しさはあったが

初めて自分だけの安らぐ居場所が出来た。

同時に大変さも味わって、ありがたみも感じた。

 

でも仕事で心が壊れて、地元に舞ほどって

また一緒に暮らすようになって、

 

お互い歳をとっても、関係性は

変わらなかった。

 

 

母は昔から手癖が悪い。

当時、わたしの通帳から勝手にお金を下ろし

 

借金や遊びに使っていた

それもきっかけで、家を出たのもひとつだ。

また一緒に暮らすようになってから

生活費はわたしがほとんどだが、少しは助けて貰ってる部分もある

 

そんなときでも、また通帳から勝手にお金を下ろしている

 

問い詰めても、謝らない。むしろ悪い事だと思っていないから余計に腹が立つ

 

そして結局吠えてる方が負ける。

 

そこにわたしが摂食という問題も抱えてしまい

余計、生きずらい。

 

だからわたしは、自分の食べるものは、なるべく自分で作っている

 

作って貰うのはありがたいが

今のわたしにとっては、その行動が時にはありがた迷惑に感じる。

母は昔から、しなくていい事までする。

しなくていい。と何回も伝えているのに

何故だか、してしまってる。

多分、母の中でわたしはいつまで経っても、子供のままなのだ

 

自分では、何一つ出来ない、子供のまま

 

だから自分が手を焼かなくてはいけない。

わたしがしなくても良いといくら訴えても

子どもが駄々を捏ねてるしか見えない。

 

わたしがいくら歳をとっても、

立ち位置が母が上、わたしが下。

 

頭では分かっている。お互いのために、

またわたしが家を出ないと。離れないと。

 

いま摂食という問題も抱えているわたしとっても

最悪な環境だと言うこと。

また母にもそんな環境の中で一緒に生活することは良くない事も。

 

だけど、何故かその決断が出来ない。

 

そこには甘えがある。

クソな考えだが

 

実は家賃は折半している

 

また一人暮らしだと、当たり前だか

全部ひとりで賄わないといけない。

当時だってそおしてきたが、

地元に戻って、お金の援助をしてもらって、楽さを味わってしまい、ダラダラその

状態を続けてしまっている。

 

でも母だっていつまで一緒に入れるわけではない

もおひとつは、やっぱり孤独という思いがある

 

ひとりはさみしい。ひとりになりたくない

 

何言ってんだが、って自分でも思う

 

母から逃れたくて、家を出て

必死にひとりで生きてきて

 

でも仕事でドロップアウトして

また母の元へ帰ってきて、

 

子どもみたいに甘えて。

 

滑稽すぎる

 

結局、依存してるのはわたしのほうだ。

 

オマケに、食にも依存している。

 

どうしたもんだ。

 

わたしの人生。