茨城県日立市で建築巡り!おススメの名建築8選を紹介

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今回は私が訪れた茨城県日立市にあるおススメの建築をピックアップしてまとめました。
日立市は世界的な建築家 妹島和世氏の生まれ故郷ということで妹島建築が初期のものから最新のものまでくまなく見れます。
また、妹島建築だけでなく白井晟一や坂倉建築研究所の作品をはじめ数々の名建築が見られるスーパー建築パワースポットでもあります。

都内からは2時間半と少し時間はかかりますが、日帰りでも十分でいけるくらいの距離ですので、気になる作品があれば是非チェックしてみて下さい。

【自己紹介】
・建築好きのやま菜と申します。
・今までに約5000件の建築を巡った建築トリッパー
・今日も素敵建築を求めて東奔西走

【この記事で分かること】
・日立市での建築巡りを写真と文字でレポート
・日立市の著名な建築家がデザインした建築や歴史のある近代建築をまとめ
・日立市の建築の見どころや注目ポイントを解説

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1.日立市民会館(久米建築事務所)

日立市民会館は、日立市の文化芸術の拠点として1965年に建てられ1309人収容可能な大ホール備えた市民会館です。
コンサートや演劇、映画上映会など地元で半世紀以上に渡って親しまれてきた施設です。
細かいルーバーやタイルの繊細さとコンクリートの力強さの対比が面白い建築です。

所在地:茨城県日立市若葉町1丁目5-8
アクセス:日立駅より徒歩約10分
竣工:1965年

2.茨城キリスト教学園 聖セバスチャン館(5号館)・聖キアラ館(白井晟一)

茨城キリスト教学園は日立駅から2駅東京側にある大甕駅からすぐの場所に建てられた礼拝堂をはじめとする学校施設で、聖セバスチャン館(5号館)・聖キアラ館は渋谷の松濤美術館やノアビルで知られる県建築家白井晟一が設計を手掛けました。

先だって完成した聖セバスチャン館は現在は現代英語学科の学生の為の施設。
向かいにある聖キアラ館が有名ですが、こちらの聖セバスチャン館も造形的な外観や正方形の大窓やなど白井晟一らしさを存分に感じる建物となっています。

聖キアラ館は赤い煉瓦壁に包まれた礼拝堂やセミナー室からなり、丸みを帯びた外観は同年東京飯倉に建てられたノアビルを思わせます。
私が訪れたのは約10年くらい前で、ちょうど改修工事を行って内部には入れませんでしたが、事前に予定を確認すれば見学も受け付けているそうです。

所在地:茨城県日立市大甕町6-11-1
アクセス:大甕駅より徒歩約5分
竣工:聖セバスチャン館:1972年、聖キアラ館:1974年

3.日立シビックセンター(坂倉建築研究所)

日立シビックセンターは日立駅前に建てられたホールや図書館、科学館、情報センターなどが一体となった市民施設です。
何といってもまずは空中に浮かぶ球体が目に入ってきますが、この球体は天球劇場というプラネタリウムとなっています。

都市の交差点と位置づけられた中央のアトリウムからそれぞれのセクションにアクセスできるようになっており、上部に浮かぶ円形劇場を含めたその姿は、日立のランドマークとして唯一無二の存在です。

所在地:茨城県日立市幸町1-21-1
アクセス:日立駅より徒歩約3分
竣工:1991年
公式HP:http://www.civic.jp/

4.パチンコパーラーI(妹島和世)

パチンコパーラーIは今や世界的な建築家として注目される妹島和世の最初期の作品の1つ。
装飾性を極限まで配した全面ガラス張りの外装によって、中の構成や人の動きがそのまま外に映し出され、建築自体がネオンサインの代わりでありこの建築の看板となるようにデザインされていました。
残念ながら内装は大幅に改修され、当時のコンセプトは見られなくなってしまっているようですが、外観に関しては完全とはいかないまでも当時の面影を感じられます。

所在地:茨城県日立市鹿島町1-13-3
アクセス:日立駅より徒歩約10分
竣工:1993年

5.K本社社屋(妹島和世)

K本社社屋はパチンコパーラーIから4年後に建てられたパチンコメーカー金馬車の本社ビルです。
現在は吸収合併されアンダーツリー東京となっていますが、建築はまだまだ健在です。
妹島氏らしいガラスとアルミパネルをシンプルに組み合わせたファサードは中の機能に合わせて東西南北で違っ た表情を生み出していて面白いです。
ちなみにコアは建物が隣接する東側、地下は駐車場となっています。

所在地:茨城県日立市幸町2-1-10
アクセス:日立駅より徒歩約7分
竣工:1997年

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6.日立市保健センター(日総建)

日立市保健センターは医療福祉系の設計を得意とする日総建の作品で、1階にギャラリー、2階にはホールを有して市民に活用されています。
ファサードはエントランスの広場を抱き込むようにガラス張りになっており、街と市民に開いた建築であることを体現するようなデザインとなっています。駅前には同じく日総建日立メディカルセンター新健診施設(2014年)もありますのでこちらも合わせて見ておきたい建築です。

所在地: 茨城県日立市助川町1-15-15
アクセス:日立駅より徒歩約15分
竣工:2000年

7.県営平和通りアパート・日立市子どもすくすくセンター(三上建築事務所)

日立市子どもすくすくセンターは、茨城県が日立市との共同事業として計画した子育ての支援施設併設の8階建て35戸から成る県営アパートです。
子育ての支援施設を併設した県営住宅は全国的にも例のないもので、住戸は全戸バリアフリー対応としており、定住化促進や少子・高齢化対策などの課題に対する住宅政策のモデル事業として注目された建築です。

所在地:茨城県日立市神峰町1-10-1
アクセス:日立駅より徒歩約10分
竣工:2006年

8.日立駅自由通路および橋上駅舎(妹島和世/SANAA+JR東日本建築設計)

日立駅自由通路および橋上駅舎は地元出身の建築家である妹島和世がデザイン監修を行った駅舎建築です。
建物全面は「開放的で透明な空間」をコンセプトにガラススクリーンに覆われ、線路によって分断されていた東西を明るく開放的に繋いでいます。
窓は前面が極限まで透明化が図られ、床と屋根によって挟まれた水平空間からは日立の海のや街のパノラマが体験できます。
2019年には老朽化と東日本大震災以降によって進んでいた仮設庁舎による分棟化を受けて 同じく妹島和世氏による新庁舎が設計・竣工されました。日立を訪れる際はこちらも必見ですね。

所在地:茨城県日立市幸町1
アクセス:日立駅より徒歩1分
竣工:2011年

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いかがでしたでしょうか。
日立の建築はどれも興味深いものばかりですが、比較的近い距離に密集しているので1日の中で合わせて十分見学できるのもポイントの一つです。
是非一度訪れて自身の目と体で体感してみて下さい。


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