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『天才王子の赤字国家再生術3〜そうだ、売国しよう〜』レビュー

『天才王子の赤字国家再生術3〜そうだ、売国しよう〜』

のレビュー記事になります。

 

ネタバレ要素がありますのでお嫌いな方は回れ右です。

天才王子の赤字国家再生術3 ?そうだ、売国しよう? (GA文庫)

 

あらすじ

今回は大陸西側での話。

 

ウェインがカバリヌ王国で催されるレベティア教の聖霊祭に招待される。
この聖霊祭ではレベティア教の幹部(選聖候)が集う会議が行われるのだが、
ここでウェインがカバリヌ王国のオルドラッセ王から選聖候の推薦をされる。


現役の選聖候7人のうち過半数の推薦を得れば選聖候になれるため、
ウェインはオルドラッセ王以外の選聖候に面会に行く。

 

その最中事件が起こりウェインは選聖候を諦めナトラへ帰還しようとするのだが、
カバリヌからの追っ手とナトラの反乱軍により挟み撃ちを受ける。

 

マーデン国(カバリヌに占拠されている)の解放軍と手を結んだウェインは
カバリヌ軍とナトラの反乱軍を撃退。
更にカバリヌに占拠されていたマーデン国領土の一部を取り返し、
カバリヌとの和睦が成立する。

 

感想

今回は今まで以上に話が複雑に展開していました。

 

目まぐるしく敵味方が入れ替わったり、

主要人物があっさり死んだり。

まさかあの人が死ぬとは思いませんでした。

 

そして登場した選聖候全員キャラが濃いというか、個性が強いです。

そのうちの一人は今後も暗躍してくれそうです。

 

このシリーズ巻を重ねるごとに話の予測がつかないというか、

「えっこの後どうなっちゃうの?」という思いが強くなってる気がします。

今回も面白かったです。