リィンカーネーション【加筆修正あり】 | Trijana ~shanti life~

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ヨーガのこと、読んだ本の感想、日常、いろいろつぶやいてみたりして。


子供の頃、太陽を直接見たら目がつぶれると教えられ笑。
まあ実際、肉眼で太陽を見ることは良くないのですが。
先日、スマホのカメラ越しなら大丈夫だろうと太陽を見、そのまま激写。

すんごいエネルギーだよね、太陽って。

さて。
毎朝バカヴァットギーターという聖典を勉強しております。
先日のクラスで、ちょっと鳥肌モノの経験をしたので、シェアします。

6章、瞑想の話題が終わった後、アルジュナはクリシュナに問いかけました。

ア「一般社会に留まって自分の行いを神様に捧げるという生き方も、いっそ出家しちゃって山にこもって神様のことだけを考えて過ごす生き方も、結局この人生の最後までどっちを選んでも救われなかったらどうしよう。
しかも死んでからもどうしていいか分かんなくて、さ迷っちゃう気がします。
この命が終わったら僕の魂は地獄でずっとモジモジしてるしかないのでしょうか」(6章37,38,39)

ク「全然心配しなくて大丈夫!
神様のことが大好きで、自分は神様に生かされてるかも?ってところまで気づいちゃった人は、いつか絶対に実は自分がすでに幸せであるということに気づくから。
今世でそれが間に合わなかったとしても、来世また絶対に自分の事を探求出来る環境に生まれるよ」(6章40,41)

さらにクリシュナは

ク「だいたいさ、人間に生まれといて次もまた人間に生まれるなんて贅沢な話、なかなかないよ?
でも神様の事をずっと好きで居続けてくれること、行動のひとつひとつが神様に捧げる気持ちで行きていくこと、その結果が良い行いに繋がり、そのご褒美としてヨーガを学ぶ環境とヨーガに興味を持つ知性を備えて、またここに戻って来られるんだよ」(6章42,43)

ここからですよ!!笑。

ク「前世で自分とは何かの探求をしていた人は、生まれ変わったあとにこの知識に全く興味を持たなくても、徐々に自然とそっちに引っ張られて、その知識を思い出してまた勉強するようになってるのだよ。
そうなるために周りの環境が全力でサポートする。
周りの個人個人は無意識だけど、そういう風に仕向けられ、結果的に本人はこの知識を完成させる満足な状態を得られ、勉強を続ける事が出来るんだよ」(6章44)

この状況はクリシュナからの、神様からのプレゼントだよね。
自分とは何かの探求は、聖典なくして気付けない。
聖典を読めば、神様なくして自分のルーツなど知り得ないことに気づく。
すると自然に、神様に感謝する気持ちが沸き上がる。

そして神様を思う気持ちで行いを捧げたそのお返し、つまり神様への愛のこもった行いの結果が、この状況(再びヨーガに生きることが出来る環境と、考えの成熟さ)になった。

私、若かりし頃、お芝居をやってましたの。
さかのぼれば高校演劇から。
同時に私、物書きでもありんしたの。
のちに、知る人ぞ知るケータイ小説にドハマリしていたオタク期もありんした。

高校演劇、初めての公演はオリジナル作品、私が脚本を書いたのでありんす。
いやもう昔の話でありんすよ、お恥ずかしい笑。

でね、そのあらすじが。
いじめられっ子の女子高生の自殺未遂シーンから始まり←暗い。
意識を失い、気づくと巨大な宇宙戦闘機の中!!ヤマトみたいな!!笑
そこの食料倉庫で、二人の女の子に出会います。

一人は勝ち気な女の子、もう一人は不治の病で余命いくばくもない女の子。
民間人の二人は宇宙戦闘機に忍び込み、捕虜として敵に連れ去られたお母さんを探し、助け出す旅をしてるわけ。
▩余談ですが、お母さんは実は敵の捕虜になった訳ではなく、意外な理由で連れ去られ、女の子達の旅は意外な展開に向かいます。
まぁ、こっちの話はどーでもーいー笑。 

もうすぐ死にゆく女の子が、死ぬ前に一目お母さんに会いたくて。
会いたくて、会いたくて、その強い思いが二人の女の子を危険な旅に駆り出した。

二人の話を聞くと、どうやらそこは地球が出来上がるずーっとずーっと昔の世界、宇宙戦争真っ只中。←松本零士先生のSF的世界観だよね。
・・・いや、松本零士先生に失礼だな、安いライトノベル以下のクオリティだわ笑。

懐かしいなァ、私の思春期。
別名、完全なるヲタク暗黒期、笑

辛くても苦しくてもくじけないで一生懸命に生きる二人の女の子に感化されて、主人公はその旅に同行するわけ。

ひたむきな二人に憧れるのと同時に、どうしてそんなに真っ直ぐになれるのか、目の前の辛い壁に絶望せず、何かをキラキラと信じる事のできる、その根拠を教えてくれ、私にも人を信じる方法を教えてくれ!と、すがる気持ちで。

で、旅の途中にすったもんだがありまして彼女達ははぐれてしまう。

はっと我に返ると主人公は現在でも過去でもない狭間の場所で、月の妖精さんに(妖精!!笑)真実を告げられる。

あの頑張って生きてる二人のうちの一人の生まれ変わりが君なんだよ、と。
生きたくても満足に生きられなかった彼女の思いを引き継いで、どんな絶望を前にしても君は生きるべきだよ、その方法はもうすでに君は知っているはず、みたいな説教をされるのだ笑。

このお話のタイトルが【REIN CARNATION】リィンカーネーションと読みます。

意味は、、、
な、な、なんと!!
驚くことなかれ!
【輪廻▪転生】生まれ変わりという意味。

キャーーーーーーーッ!!!!!!笑

鳥肌立ちませんか?!
このお話を書いたのはまだ小学生の頃でした。
勿論、ヨーガに出会ってもいなければヴェーダンタ自体がまだ日本に浸透すらしていなかった。
で、16歳で更にリメイクして脚本化したんです(爆裂ヲタク期)。

私は小学生の頃から生まれ変わりの価値観を持ってて因果応報の価値観も持ってて、それを物語にして書いてた。
その世界観は、私の育った環境から多大な影響を受けたことは明らかです。

私は、仏教系の教えがある環境で育ちました。

私がこの環境に生まれたこと自体、私の前世が現世の私に引き継いだ行いの結果であると考えると、非常に納得がいきます。

まあね、後付けって言われちゃそれまでなんですけどね笑。
でも実際こうやって、ヨーガに価値を持ち、ヨーガの生き方を選んでいる私の事実がここにある。

今年の夏に受けたインド占星術のカウンセリングでも、私は過去世でもヨーガに生きた人だと言われたし。
人間が到底かなうことのない、強力で絶対的で壮大な力によって私達は生かされてるんだなーなんて、改めて感じたのでした。


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