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★ EXTREME(エクストリーム) ディスコグラフィー ★ このアルバムがスゴイ!?|鬼才ヌーノ・ベッテンコート在籍!ファンクメタルを標榜しグラムメタルシーンで異彩を放ったテクニカルな通好みバンド!!…必聴アルバムは?

free-vector-extreme_084660_extreme ◆ D, E, F, G
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80年代メインストリームのバブリーなファンク・ミュージックを取り入れた“ファンクメタル”と、テクニカル・ギターの鬼才ヌーノ・ベッテンコートの存在が、アイドル人気優先のグラムメタル・シーンで異彩を放っつ!!

EXTREMEのディスコグラフィ/レビュー、おすすめアルバムだけをチェックしたい方は【記事下部】か【目次】のリンクからも移動できます!!

EXTREME(エクストリーム)は、アメリカ合衆国のボストンを拠点とする、グラムメタル/ハードロック・グループ。

ヌーノ・ベッテンコート在籍のグラムメタル・ブーム末期の徒花!?

EXTREMEは、1980年代末期のグラムメタル・ムーヴメントの爛熟期にデビューしており、そのシーンの中ではかなりの後発組に属するグループです。

グラムメタルのトレンドが、ポップメタルからバッドボーイ系ロックンロールに移行して、全盛を迎えたシーンの中で、EXTREMEはファンク・ミュージックを取り入れた、ややテクニカルなポップメタルを展開。
自ら“ファンクメタル”を名乗った、グループとしても知られています。

またEXTREMEは、今日のメタル/ハード・シーンでも有数のテクニカル・ギタリストとして知られ、グラムメタル/ヘヴィメタルの枠を超えたオルタナティヴなシーンで活躍している、ヌーノ・ベッテンコート(Nuno Bettencourt)が在籍しているグループとしても有名です。

バブリーなポップメタルからファンキーな通好みサウンドへ!?

デビュー当初のEXTREMEは、メインストリームを意識した、やや類型的なポップメタル寄りのサウンドをからスタートしています。

しかし、作品を重ねるごとに、よりファンク色とテクニカルな要素を押し出した作風へと変化してゆき、自ら“ファンクメタル”を標榜するようになりました。

他のグラムメタルバンドと同様に、ポップなアイドル・バンド的なアプローチをとりつつも、職人的で堅実な作曲能力と演奏力を備えていたことで、通好みなリスナーやミュージシャンにも支持され、“ミュージシャンズ・ミュージシャン”としてポジションも確立しています。

オルタナティヴ・ロックに接近して新境地へ!?

90年代になると、グラムメタルのムーヴメントは収束して衰退。それに代わる、グランジやグルーヴメタルなどに代表されるオルタナティヴ・ロック/メタルの台頭による、ヘヴィメタル/ハードロック・シーンの大変革の波にのまれ、方向性の転換を余儀なくされます。

その中でEXTREMEは、グランジにも通じるような70年代ロックの再構築的なアプローチによる、レイドバックしたハードロック・サウンドを試みます。

しかし、オールドファンの不評を買ったことと、新規リスナーを獲得できなかったことから低迷、ベッテンコートの脱退を契機にEXTREMEは解散を決定します。

解散と再結成とソロ・プロジェクトの躍進!?

EXTREMEの解散後、ヴォーカリストのゲイリー・シェローンはVAN HALENに加入、ベッテンコートはいくつかのソロプロジェクトのほか、セッション・ギタリストとしても、ヘヴィメタルに限定されない様々なバンドやプロジェクトに参加し、確固たる評価を確立しています。

その後、2004年のリユニオンを経て、EXTREMEは2007年に再結成。翌年には新作スタジオアルバムもリリースしました。
2017年にリリースとアナウンスされていたニューアルバムは、いまだかたちとなっていませんが、現在もバンドはアクティヴな状態となっており、活動は継続されています。

次ページはEXTREMEのディスコグラフィ&レビューを紹介!!▼リンクはページ下!▼

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