『マティス展』を鑑賞してまいりました。




今回は、『マダムモネの肖像』の著者であり、AERAの中で「マティス84年の物語」を執筆されている美術ライターの松井亜希さんにナビゲートをして頂くという豪華美術展ツアーです!






実は松井さん、私の個展にもお運び下さり嬉しいやらお恥ずかしいやらでした(笑)。

そして、松井さんご自身も絵を描かれる方ということもあり、画家の心情に寄り添うようなお話がたくさん聞けました。

マティスは、対象を見たまま描くのではなく自分の中で変換されたものを描く画家とのこと、

自分の言葉に翻訳したものを出すような感じかなと思うのですが、彼の立体作品を見てもそれは顕著でした。

またマティスは、立体作品を作ってから平面を描く、というプロセスだったことを知りびっくり!マティスのすごさを実感しました!

さて、マティスが切り紙絵を始めたのは意外にも遅く70歳をすぎてから。その鮮やかな変化ときたら喜びと開放感に溢れています。






実はマティスは線と色彩に苦しんでいたそうなのです。


つまりこの開放感は、線と色彩からの開放だったのかも!?と思ったときやけに嬉しくなりました。























彼の人生は波乱に満ちているのですが、
自分の手法を見つけることができた彼はアーティストとしてとても幸せではなかろうかと思ったからです。

彼の幸せを感じつつ、美術展のあとはランチにて幸せタイム。

豪華アートツアーにお声がけくださった外山先生、ご案内くださった松井先生、ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。

今回ともよろしくお願い致します✨




個展の際に頂きましたお花たち、

元気なお花たちは、いつもできるだけお家に連れて帰っております♡


私をイメージしてアレンジしてくださったりととても嬉しく


こんな可憐なお花のような人でありたいと思いました♡





家の中のあちこちに飾っております。



ぺるもお花とおねんね^_^


持ち帰れないものは、お手伝いくださった方たちにお裾分けさせて頂いたりしています♪

五日間個展を華やかに彩ってくれたお花たちは、

日々、小さくなってゆくのですが、



それもまた可愛らしく



蝶のようだったり


舞うようだったり



日常を優しくアートにしてくれています。



なぜかぴんく系が多いのですが


大好きな色です♡



お花がそこにいるだけで、


そこだけほわんと明るくなります。


そういう感じがとても愛おしいのです。


みなさま、いつもありがとうございます^_^


感謝を込めて♡



ご案内が近々となりましたが、

ドラードギャラリーにて開催される【北見塾イースター展】に参加致します。

テーマはイースター。
キリストの復活を祝うお祭りです。

画塾生たちの様々なEasterを見にいらしてください♪








2024.4/19〜4/26
1200〜1900(最終日は1700まで)
ドラードギャラリーにて

なお私は、春の女神エオストレをイメージし描きました。

Easterはゲルマン神話の春の女神Eostre(エオストレ)が由来という説があるそうです。





春、冬の間、眠っていた植物たちが目を覚まし、
芽吹き、花々が咲き乱れる。

生命の営みが春の女神を目覚めさせるのか、
春の女神が生命を目覚めさせるのか、
どちらにせよ春の女神の目覚めは、木々を花々を生命たちを歓喜させるのではないだろうか。

キリストが甦るほどの復活の奇跡を、エオストレの強く優しい祈りにに重ねて描きました。

今回は額から制作!!素敵にできました✨




#art
#instart

#portraying
【個展終了のご報告と御礼】

この度は、ご高覧頂き有難うございました。
活動をおやすみすることもおおく、約2年ぶりとなる個展…、
お越しくださる方がいるのだろうかと思いながらの開催でした。




変わらず応援してくださる方々、新たにご高覧くださった皆様には心からのお礼を、
疎遠となってしまった方々には不義理のお詫びを申し上げます。




今回、最後までテーマが決まらず、
これまで展示することのなかった立体、抽象画、パステル画など新たな挑戦を、
またオブジェや立体、猫作品など
わたしが辿ってきた作品を展示させて頂きました。

描くことだけにとらわれることなく、
カタチにとらわれることなく、
表現の幅、創造の枠を広げる機会になったのかなと思っております。

また、miecoといえば「お花」「猫」「スウィーツ」に「ワイン」と
素敵で楽しいお祝いの品もまた会場を華やかにしてくれました。







春を感じた!パワーを貰った!華やかで日常を忘れる空間!
というお声を頂きましたが、
それはみなさまがともに作り上げてくださっている空気感だと思っております^_^

本当にありがとうございます^_^。

そして、なによりも

この度作品をお迎えくださった皆様、
わざわざお運びくださった皆様
ご紹介や応援をくださった皆様、
ギャラリー様とスタッフの皆様、
ご指導くださる先生や皆様、
搬入搬出を手伝ってくれた皆様、

活動を支えてくださる全ての皆様に心よりお礼申し上げます。

作品も私自身も至らない未熟なところばかりですが、
それさえも楽しんでくださる皆様に感謝しかありません。

亀のあゆみではありますが、精進してまいります。

引き続きよろしくお願い致します。

2024/04/10

mieco

追伸、ただいま幸せなことに
ギャラリーから連れて参りましたお花たちでお部屋がいっぱいです♡♪







素晴らしいアーティストさんから

私のリサイクルミラーを使った立体作品を

アトリエに飾ってるよとお写真を頂きました。



作品を入れていた手作りの巾着袋は、

アラバスターの卵入れになったそうです。




それにしても、なんてお洒落なアトリエなんでしょう!

とても光栄で恐縮しております。




作品はただの三角じゃーん?

と思われるかもしれないのですが、

私が絵を描けなかった時期、

決まっているグループ展のために

「何か」を生み出さなくては!

と模索してたどりついたのがガラスという素材でした。

私が習いに行ったのは、

日本では数少ない古いステンドグラスの修復ができるステンドグラスの本格的な工房でしたので、

素晴らしいアンティークガラスや、

もう作られていない貴重なガラスなどがたくさんあり、

そこから選んで作ったものがほとんどなのですが、

これは昭和のガラスや木材など

古いものを扱っているリサイクルショップで見つけた古い鏡で作ったもので、

若干錆びて黒い部分があったりするのです。

ですが、その方がそれを迷わず選ばれてらしたのが印象的でした。

私は描けなかったあの時期、ガラスという素材で

小さな小さな創作の灯火を灯し続けていたのだと思います。

そんな自分を今ちょっとだけ誇りに思えるのは、

これらを手にとってくださる方々がいたからです。




これらの作品は私の知る限りでは、

絵を描く人、ものを作る人など、文化やアートを愛する方たちのもとへ旅立っていっております。

もちろんただの三角なのですが、

三角の子たちが、

アーティストの方々のお家のどこかにちょこんと鎮座しているのを想像して

わたしはふふってなっております。


感謝を込めて