時機を逸した話で本当にすみません。

例の女性自身の記事ですが、西村教授という方が羽生さんのすばらしさを力説してくださっていました。
羽生さんファンとしては嬉しいことです。ただ、この記事を読んだ後自分には若干違和感がありました。

まず、早稲田大学の教授ともあろう方が低俗週刊誌の取材を受けるのかどうか、それが第一の疑問。
そしてこの記事は教授の言葉を一字一句変えずに、或いは教授の意図を変えずに載せているのかそれが次の疑問。
この西村教授という方が羽生さんサイドに「女性週刊誌からこういうインタビューが来て、このように答えるつもりだけど良いですか」とOKをもらった内容なら、いちファンが疑問を持つなどおこがましいことです。

しかしこの記事には週刊誌側の別の意図がチラチラ見え隠れするのです。
羽生さんサイドが公にしていないプライベートなことも結構載っていますよね。教授とのやりとりをはじめ、「仙台まで行って手伝おうか?」と申し出たとか抑えめの課題を出したとか。タイトルにも悪意がありますが、かなりアンチが喰い付きそうなネタを巧妙に仕込ませているように感じます。
「ほらやっぱり羽生は特別扱いだった。」
「卒業も何か配慮があったに違いない。」とかね。今から目に見えるようです。

特にアイスショーのくだりでファンと写真を撮っていたというところ。つまりこの教授はわざわざアイスショーを見に行ったということになりますよね。それともアイスショーが終わった後、まだ客が完全に帰りきらないうちに中に入ったということですか?う~ん、あり得ますかね。

自分は羽生さんのことは、例え褒め記事であっても羽生さんが発した言葉、そして羽生さんサイドがOKしたものしか信用しないことにしています。ファンが求める記事と羽生さんサイドが良しとする記事とが一致すれば問題ありませんが、そうでない場合もあるからです。

先の記事で山口さんと小海途さんの対談に参加したと書きましたが、そこではお二方からは羽生さんの公開されていないプライベートの話は一切ありませんでした。そのくらい配慮されています。
多分教授側もそういった面で配慮したとは思いますが、もしかしたら週刊誌側に誘導された、或いは変えられた部分もあるのではないかと感じました。

 

褒め言葉を前面に出されると、人は他の部分に寛容になる傾向があります。今回この雑誌を良しとする意見もありますが、自分には簡単にこの雑誌の編集部を信じることはできません。このプライベートの部分が羽生さんサイドの望むものでないのなら、盗撮記事と根っこは同じなのですから。

 

山手線のラッピング電車とか銀座のメゾンコーセーでの衣装展示とか、東京は賑やかですね。このご時世なので地方民にはハードルが高いですが、皆様がSNSでアップして下さるのを楽しみにしております。

 

 


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