Inbetween the extremes

インド@デリー生活記

銀行はカオス:口座開設 其の1

先日、銀行口座を開けに、SBI(State Bank of India)へ行ってきました。

銀行も色々ありますが、SBIは国内で一番大きな政府系の商業銀行だそうで、グーグルでの評判だと、かなり仕事が遅い、態度が悪いなど色々ネガティブなことが書かれておりましたので、覚悟して行きました。ただ、SBIの口座を持っていれば住所証明にもなるらしく、メリットもあるそうです。

f:id:elbidercindia:20191105212405j:plain

入店するとすぐに日本の銀行にもあるような、番号札を取る機会が一応あるのですが、誰も利用しておらず、とりあえず、カウンターに押し掛ける、というのがインド式のようです。そのカウンターも常時3人~5人くらいが一斉に手続きをしようとしているので、担当の人たちは、まるで聖徳太子のようです。女性の行員さんはちゃんと仕事していますが、男性は?と思う人たちがほとんどでした。さすがに疲れるだろうな、と思っていたら、担当の女性行員さんはずーっと、ため息とあくびをしていました、笑。すべてに並行して対応しているので、私も否応なくほかの人の手続き中に割って入ることになりますし、他の人の手続き中は待ちます。よって、とてもシンプルな手続きでも銀行に1時間半くらいいることになります。

話はちょっと飛びますが、インドは、ブラックマネー撲滅のために、脱現金化とすべての人の銀行口座開設を目指しています。こういう背景もあって、銀行員は忙しくなったのでしょうか、それとも?

インド、銀行口座普及率が急増 貧困層向け政策奏功、99.7%に (1/2ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)

 

尚、口座開設には必要な書類に情報を記入し、追加の書類を提出しますが、逐一、別のカウンターで提出した書類を認証(Verify)してもらう必要があり、時間がただただかかります。なお、必要書類は、下記の通りでした。

  • パスポート・ビザ(日本の住所の記載が必要です)
  • PANカード
  • FRRO証明
  • 所属組織からのInvitation letterー雇用証明になるもの
  • パスポートサイズの写真2枚

通帳発行に時間がかかるため、2時間後に戻るように言われましたが、戻ってみたら、システムが動かないので、今日は発行は無理です、と。サーバーが落ちてしまうのでしょうか。アナログなのかデジタルなのか。

 

続きは、明日書きます。