大腸がんが見つかり、

 

手術をし、リンパ節に転移があり、

 

「ステージ3b」と診断されて、

 

抗がん剤治療を始めるところからのお話です。

 

 

 

2014年4月

 

抗がん剤の治療が始まりました。

 

アバスチンという点滴をし、

 

ゼローダ錠という飲み薬を2週間飲み、

 

1週間休薬をするという、

 

1クール3週間のサイクルの治療で

 

これを8クールの半年間です。

 

 

入院をする抗がん剤治療も選択肢にありましたが、僕は

 

仕事をしたいので、

 

日帰り通院で出来る治療を選択しました。

 

 

 

はじめての抗がん剤は、

 

副作用を見るために一泊二日の入院をしました。

 

 

 

2014年4月8日(抗がん剤初日)

 

朝ごはんになぜか「ブタメン」を食べたようです。

 

(食生活ひどい)

 

 

日記に当日の感想が書いてありました。

 

「夜少し熱が出た、身体がだるい感じ」

 

 

翌朝の感想は、

 

「身体がだるい。熱が出た後に治まったような感じ。水を触ると痛む」

 

と書いてありました。

 

 

 

4月10日(抗がん剤治療3日目)

 

仕事に行きました。

 

ずーっと気持ちが悪くて、昼過ぎにギブアップ。

 

早退しました。

 

家でゴロゴロしていて、

 

ミネストローネを食べて、

 

「濃い味付けが気持ち悪い」と書いてありました。

 

この日以降は、普通に仕事をしていました。

 

 

 

2014年4月14日(抗がん剤治療7日目)

 

日記に、

 

「豚汁を作った、食事で免疫アップだ」

 

と書いてありました。

 

おそらくこの時から、食事での免疫アップに興味を持ち始めたんだと思います。

 

思っていたより早かったです。

 

 

 

2014年4月19日(抗がん剤治療12日目)

 

ちなみに、この日の食事を見ると、

 

「マクドナルド、手作りチャーシュー、手作りハンバーグ」

 

今では考えられない食生活をしていました。

 

(料理は好きでした)

 

翌日は、ラーメンを食べていました。

 

 

 

こんな感じで1クール目の治療が終わりました。

 

 

 

日記を見る限り、あまりつらさはなく、

 

普通に仕事している毎日を過ごしていました。

 

仕事、酒、ゲーム。

 

 

 

次回の2クール目の抗がん剤は、

 

5月13日。

 

 

ゴールデンウィークもあり、

 

休薬期間が長く、

 

元気に過ごしていました。

 

 



【川口健太朗】
1987年生まれ。神奈川県出身。
26歳で大腸がんステージ3bになる。
手術、抗がん剤治療を受ける。抗がん剤の副作用を克服するために、食生活アドバイザー、フードコーディネーターの資格を取得。
がんに罹患した自身のストレスをコントロールするために、メンタルケア心理士(心理カウンセラー)の資格を取得。
自分ががんになった意味を考え、自分の体験を発信することで、少しでも心が軽くなる人がいるかもしれないという思いから、様々な患者会や、患者イベントに参加。
そして、2019年3月。5年間の経過観察が終了し、がんを克服。
テレビ東京、読売新聞、朝日新聞、専門誌等の取材も受けました。
がん啓発イベント、企業研修、医療者の勉強会などで、がん体験の講演を行なっています。
がんになり、健康的に生きると決めて、食事と運動で30kg健康的に減量して、健康になった。
だから「がんになって良かった」がんが生き方を教えてくれた、そんなスピーチをしています。
趣味:料理、ランニング、読書、登山、ヨガ、瞑想、ギター、お酒。
資格:メンタルケア心理士、フードコーディネーター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー、健康経営アドバイザー
好きな言葉:当たり前の反対の言葉は、有難い。感謝!

→【自己紹介】26歳で大腸がんステージ3bになって良かったこと
https://ameblo.jp/kentaro-mylife/entry-12364525537.html